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十話・体だけが目当ての恋愛とセックス(後編)
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(この物語はフィクションであり、実在する人物ㆍ団体とは関係ありません)
十話・体だけが目当ての恋愛とセックス(後編)
昼下がりのとある喫茶店にて、深田美紀は友人と向かい合って軽い昼ご飯をとっていた。だがスパゲッティーを食べ終え、後は運ばれてきたコーヒーだけとなったとき、やっと聞いて欲しい話というのを切り出す。それは昨日の出来事、夫が自宅に職場の女を連れ込みセックスしていたこと、妻をマジブスだのゲロブスだのガマガエル爆乳だのと罵ったことなどを泣きながら報告する。
「ふぇ……信じられんねぇ、あの浩人が実はそんな意識を持っていたとは」
相談された美紀の友人こと真名実はびっくり仰天。そして白いハンカチを顔に当てながら泣いている美紀を見て残念そうにつぶやく。
「美紀みたいな爆乳だったら、絶対浮気されないと思っていたよ……」
そう言ってから当然の事として、浩人という下種な男に腹を立てていく。浩人は男のクズだ、なんとかせねばなるまいと腕組みをつくる。そうして10秒くらいして急にテンションの高い声を出す。
「そうだ、これで行こう、これで浩人のバカに復讐しよう」
身を乗り出した真名実、クイクイっと右の人差し指を動かすと、近づいていた美紀の耳元で何やらゴニョゴニョっとやる。そしてにんまり笑顔をひとつ見せてから、ポンと肩を叩いていった。
「がんばって!」
そして同日の夜、晩ごはんを食べるというところまではいつもと同じだった。ところがそのあと、美紀がちょっと体操するとか言い出した。いっしょにビデオでも見ないか? という夫の誘いを断ったのだ。
「体操ってなんだよ」
「うん? ちょっと体を引き締めようと思って」
「引き締める?」
浩人、慌てて美紀に近寄りちょっと待て! と言わずにいられない。なんせ妻の存在意義はふっくらな輪郭と豊満でやわらかい乳房ってふくらみ。それが修正されたりしぼんだりするというのは、浩人にとって耐えられるモノではない。
「おれ、美紀の魅力的な爆乳が消えるなんてイヤだ……」
心配そうに言うと妻は太陽みたいにほほ笑んで返す。そんな事はしないよとか、そうならない程度に締めるだけだよと。
「そうか、それならいいけど……」
ひとまずは安心する夫だった。しかし問題は体を引き締めるとか言い出した妻が、疲れたとか言うようになり夜の営みに応じなくなったこと。たとえ美人と浮気セックスしていたとしても、美紀の豊かな乳房に顔をうずめ甘えるのが大好きっていうのは止められない。それが出来なくなると切ないフラストレーションが燃えるように溜まる。
「美紀!」
数日後の夜、浩人はこらえきれなくなり妻をベッドに押し倒した。
「我慢出来ない、もう我慢できないぞ!」
先に寝ようとしていた妻を押し倒すと、ハァハァ息を切らしながらパジャマのボタンを外す。そうしてふっくらな谷間が見えたら破裂しそうになり、すべてのボタンを外したら勢いよくパジャマをグッと左右に開ける。ボワン! と大きく波打つようにして妻の豊満すぎる乳房が揺れ動く。それを見た浩人、すぐさま豊かな谷間に顔をうずめ、背中に手をまわし妻に抱き着く。
「ぁんぅ……」
妻が声を出して身悶えすると、夫は大きく顔を動かす。するとふっくらな爆乳が揺れてやわらかい弾力で彼の顔面を愛撫。こうなるともう誰も浩人を止められない。妻の爆乳って乳房に甘える以外何もできなくなる。
妻の事をマジブスだのゲロブスだのガマガエル爆乳だの罵っておきながら、その乳房に甘える度合いはすさまじい。実に1時間ぶっ通しで甘え続け、もう限界だとばかりペニスを右手に掴んで挿入しようとする。
「いいよ……入れても」
妻がオーケーすると同時に、駄々っ子みたいな夫は勃起物を前に進めた。それは女体にあるぬくもりへの到達だった。が、しかし! ここで男の脳はエラーを起こす。いつものぬくもりとちがう。なぜか今日はびっくりするくらいキュゥっと締め付けられるのだ。いたって普通のホールと思っていた妻の膣が、今日は極上の名器ホールになっているではないか。
「あぅ……」
挿入してすぐイキそうになってしまった。これにはほんとうにおどろき全身を震わせる浩人だった。
「イッちゃったの?」
妻に言われるとプライドによって持ち直す。
「まだまだ、これからだ!」
浩人、のっけから高性能マシンガンとばかりピストンを開始。妻の乳房が大きく弾ほどにピストンをかましまくる。
「な、なんだ、なんだこのキモチよさは……」
しばらく妻の爆乳に甘えられなかったさみしさと同時に、突然名器になったとしか思えないぬくもり。これほどの快感を味わうと人は天国を連想するが、逆にいえば大変に危険でもある。実際に浩人の心拍数は異常な高ぶりに突入。
「ハァハァ……み、美紀……美紀」
「出していいよ」
「い、言われなくても……」
ここで浩人がグッと体を前につよく進める。それはペニスが絶頂に達した瞬間であったが、彼から出る声はいつもと違っていた。
「うあぁぁぁぁおぅう……」
突然天井を見上げてビクン! となった浩人、グッと左手を自分の心臓に当てると前のめりになっていく。
―腹上死―
そう、浩人は久しぶりに妻の乳に甘えた事に加え、脳内情報にない名器に接したことで自分をコントロールできなかったのだ。だから射精すると同時に彼はほんとうの天国に旅立ってしまったのである。
「ハァハァ……」
汗びっしょりの美紀、死んでしまった浩人を見ながらベッドから立ち上がる。膣を名器に進化させる体操へ取り組んだ結果に満足。これで復讐は成し遂げられたと、一応に満足してタバコを一本口にする。
「復讐できた……できた……できたけど……」
もはや動くことのない男の死体に目をやると、自分をバカにした男へ復讐したのに悲しさが湧いてきた。
「浩人……浩人……」
こうして美紀は復讐の愚かさと、夫を死なせてしまった後悔を一生を背負う事になってしまったのである。
十話・体だけが目当ての恋愛とセックス(後編)
昼下がりのとある喫茶店にて、深田美紀は友人と向かい合って軽い昼ご飯をとっていた。だがスパゲッティーを食べ終え、後は運ばれてきたコーヒーだけとなったとき、やっと聞いて欲しい話というのを切り出す。それは昨日の出来事、夫が自宅に職場の女を連れ込みセックスしていたこと、妻をマジブスだのゲロブスだのガマガエル爆乳だのと罵ったことなどを泣きながら報告する。
「ふぇ……信じられんねぇ、あの浩人が実はそんな意識を持っていたとは」
相談された美紀の友人こと真名実はびっくり仰天。そして白いハンカチを顔に当てながら泣いている美紀を見て残念そうにつぶやく。
「美紀みたいな爆乳だったら、絶対浮気されないと思っていたよ……」
そう言ってから当然の事として、浩人という下種な男に腹を立てていく。浩人は男のクズだ、なんとかせねばなるまいと腕組みをつくる。そうして10秒くらいして急にテンションの高い声を出す。
「そうだ、これで行こう、これで浩人のバカに復讐しよう」
身を乗り出した真名実、クイクイっと右の人差し指を動かすと、近づいていた美紀の耳元で何やらゴニョゴニョっとやる。そしてにんまり笑顔をひとつ見せてから、ポンと肩を叩いていった。
「がんばって!」
そして同日の夜、晩ごはんを食べるというところまではいつもと同じだった。ところがそのあと、美紀がちょっと体操するとか言い出した。いっしょにビデオでも見ないか? という夫の誘いを断ったのだ。
「体操ってなんだよ」
「うん? ちょっと体を引き締めようと思って」
「引き締める?」
浩人、慌てて美紀に近寄りちょっと待て! と言わずにいられない。なんせ妻の存在意義はふっくらな輪郭と豊満でやわらかい乳房ってふくらみ。それが修正されたりしぼんだりするというのは、浩人にとって耐えられるモノではない。
「おれ、美紀の魅力的な爆乳が消えるなんてイヤだ……」
心配そうに言うと妻は太陽みたいにほほ笑んで返す。そんな事はしないよとか、そうならない程度に締めるだけだよと。
「そうか、それならいいけど……」
ひとまずは安心する夫だった。しかし問題は体を引き締めるとか言い出した妻が、疲れたとか言うようになり夜の営みに応じなくなったこと。たとえ美人と浮気セックスしていたとしても、美紀の豊かな乳房に顔をうずめ甘えるのが大好きっていうのは止められない。それが出来なくなると切ないフラストレーションが燃えるように溜まる。
「美紀!」
数日後の夜、浩人はこらえきれなくなり妻をベッドに押し倒した。
「我慢出来ない、もう我慢できないぞ!」
先に寝ようとしていた妻を押し倒すと、ハァハァ息を切らしながらパジャマのボタンを外す。そうしてふっくらな谷間が見えたら破裂しそうになり、すべてのボタンを外したら勢いよくパジャマをグッと左右に開ける。ボワン! と大きく波打つようにして妻の豊満すぎる乳房が揺れ動く。それを見た浩人、すぐさま豊かな谷間に顔をうずめ、背中に手をまわし妻に抱き着く。
「ぁんぅ……」
妻が声を出して身悶えすると、夫は大きく顔を動かす。するとふっくらな爆乳が揺れてやわらかい弾力で彼の顔面を愛撫。こうなるともう誰も浩人を止められない。妻の爆乳って乳房に甘える以外何もできなくなる。
妻の事をマジブスだのゲロブスだのガマガエル爆乳だの罵っておきながら、その乳房に甘える度合いはすさまじい。実に1時間ぶっ通しで甘え続け、もう限界だとばかりペニスを右手に掴んで挿入しようとする。
「いいよ……入れても」
妻がオーケーすると同時に、駄々っ子みたいな夫は勃起物を前に進めた。それは女体にあるぬくもりへの到達だった。が、しかし! ここで男の脳はエラーを起こす。いつものぬくもりとちがう。なぜか今日はびっくりするくらいキュゥっと締め付けられるのだ。いたって普通のホールと思っていた妻の膣が、今日は極上の名器ホールになっているではないか。
「あぅ……」
挿入してすぐイキそうになってしまった。これにはほんとうにおどろき全身を震わせる浩人だった。
「イッちゃったの?」
妻に言われるとプライドによって持ち直す。
「まだまだ、これからだ!」
浩人、のっけから高性能マシンガンとばかりピストンを開始。妻の乳房が大きく弾ほどにピストンをかましまくる。
「な、なんだ、なんだこのキモチよさは……」
しばらく妻の爆乳に甘えられなかったさみしさと同時に、突然名器になったとしか思えないぬくもり。これほどの快感を味わうと人は天国を連想するが、逆にいえば大変に危険でもある。実際に浩人の心拍数は異常な高ぶりに突入。
「ハァハァ……み、美紀……美紀」
「出していいよ」
「い、言われなくても……」
ここで浩人がグッと体を前につよく進める。それはペニスが絶頂に達した瞬間であったが、彼から出る声はいつもと違っていた。
「うあぁぁぁぁおぅう……」
突然天井を見上げてビクン! となった浩人、グッと左手を自分の心臓に当てると前のめりになっていく。
―腹上死―
そう、浩人は久しぶりに妻の乳に甘えた事に加え、脳内情報にない名器に接したことで自分をコントロールできなかったのだ。だから射精すると同時に彼はほんとうの天国に旅立ってしまったのである。
「ハァハァ……」
汗びっしょりの美紀、死んでしまった浩人を見ながらベッドから立ち上がる。膣を名器に進化させる体操へ取り組んだ結果に満足。これで復讐は成し遂げられたと、一応に満足してタバコを一本口にする。
「復讐できた……できた……できたけど……」
もはや動くことのない男の死体に目をやると、自分をバカにした男へ復讐したのに悲しさが湧いてきた。
「浩人……浩人……」
こうして美紀は復讐の愚かさと、夫を死なせてしまった後悔を一生を背負う事になってしまったのである。
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