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59・翠名と椎名のビキニ時間9
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はじける青春、まぶしい透明、光が温かさとハッピーライフをバックアップ、そんな表現がリニューアル後の温水プール場ってデカい空間には満ち溢れていた。
「ぷふぁ……」
いま、ロイヤルブルーって三角ビキニの巨乳女子こと佐藤翠名が足を底につけて立ち上がった。ザバーっと重たい水が跳ね上がって、そこから出現する色白むっちりグラマー女子のビキニ姿、勢いよく揺れ動く豊満なふくらみ、それはもう誰の目から見ても輝度が高すぎな存在。
「ふぅ……」
翠名、プクッとやわらかい谷間に左手を当て正面で自分を真っ赤な顔で見ている望と目が合う。
(う、うわ……)
望、とてつもなくたまらない振動をハートに与えられる。翠名のすごい美巨乳ってふくらみは言うに及ばずだが、水着姿で濡れているというのがすごい。特に前髪が濡れてすだれになっている顔というのは、普段のかわいい翠名にほんのりセクシーって表現がまとわりついており、彼氏である望から見れば……きみは神が地上に降ろしたエンジェルだ! と言いたくてたまらなくなる。
一方こちら、燃得と椎名の2人はドデカい温水プールの中でビーチボールを使ってバレー遊びをしていた。
「ん!」
椎名がアンダーハンドパスの構えを取る。するとどうだ! 緋色の三角ビキニ包まれた、もうすぐEカップになる? ってボリュームのふくらみがクゥっとやわらかく寄せ合わされる。それを見落としてなるものか! とがっちり見入る燃得、やっぱりお姉さんも美巨乳でいいなぁ、一回でいいから揉んでみたいなぁと男子らしい思いに浸る。
「ういっす!」
飛んでボールを返す、そんな燃得は温かいお湯と明るい空間の中でホクホクだった。このまったりヌルっとした幸福感、いつまでもいつまでもお姉さんの豊かな谷間やユッサユッサを見続けたいと願える状況など、幸せエネルギーを使い過ぎているのではないか? というくらいうれしくなる。
(で、でもなぁ……)
燃得、ここで当然の事としてぜいたくなキモチを抱いた。ちょっと離れたところにいる椎名の妹ことすごい巨乳が髪の毛をしっかり濡らしたことだ。それにより前髪がすだれになって、ほんのりいろっぽい巨乳に変身したのをしっかり見た!
(お姉さんも濡れたらいいのに……ずぶ濡れになればいいのに。よし……こうなったら、巨乳ひっくり返し作戦を発動するしかない)
うひひと悪い心を動かした燃得、水泳パンツの中から必殺アイテムを取り出す。それは冗談抜きで本物にしか見えない、まともな人間なら泣きだしかねないおもちゃのゴキブリだった。しかもこれ、放り投げると自動でブワーっと羽ばたくのである。言うなれば悪趣味の芸術品だった。
「あいあいさー」
言いながら飛んできたボールを返す姿勢に入った燃得、えい! とボールを両手開きで押し返したのだが、そのとき抜群のタイミングでおもちゃのゴキブリも投げ飛ばしたのである。
「え……」
椎名、ボールと同時におぞましいモノが向かってくると見た。触覚、平べったいボディ、つややかな汚い黒、細くうにょーっと地面に張り付く足、退化しているはずなのに思いっきり動かしている羽、それらを見ればそれが何か分からないはずもない。
「ご、ご、ゴキ……」
椎名、デカい黒ゴキブリの襲来! と目にすれば当然の動きに出る。それはたまらず後ろに下がろうというモノ。だが水の重たさと同時に足が滑るという二重奏において、慌てながらバックはとても危険なのだ。
「はんぅ!!」
ずるっと滑った翠名、一瞬だが天井というのをまっすぐに見た。そしてざっぱーん! と仰向けにして水中へと沈む。
(やった!)
燃得、お姉さんは大丈夫か! とか、やり過ぎたかな……とか、そういう事よりも、これでお姉さんの色っぽい顔や姿が拝めるぜ! という喜びの方を先に取ってしまう。それは女子からすればゲスであるが、男子の避けて通れない哀しいサダメだった。
「んぅふぅ……」
椎名、慌てて立ち上がった。するとどうだ、ザバっと水を押しのけ濡れた巨乳ビキニが出現。濡れるとはセクシー直行便であり、ビキニのふくらみや谷間が絵心を倍増させる。そしてたっぷり濡れてた椎名の顔は、前髪がすだれになったことで普段のかわいさにほんのり色っぽさが混じる。
(うぉ、お、お姉さん……めっちゃ最高!)
お姉さんに悪い事しちゃった……ではなく、お姉さんの普段見れない顔やフンイキを拝めてラッキーと、男はどこまでも素直によろこぶ生き物。
「あ、あれ……こ、これって……」
椎名、水中にプカプカと生命力を感じさせずに浮かぶオモチャを見て、何がどういう事だったのかを飲み込む。
「燃得ぅ!!」
怒り心頭となった椎名、緋色ビキニのふくらみを揺らしながらグイグイと水中を前進。その勢い、燃得がビンタされて水中に沈められるという予感でしかない。
「天誅!」
椎名の右腕がグワっと振り上げられる。あと2秒以内に燃得は激烈なビンタを食らって水中に沈められてしまうだろう。
「見たかったんです!」
燃得が言うから椎名の手が途中で止まる。野球で言えば、振ったよな? え、振っていないのか! というファインプレー的な停止。
「見たかったって何が?」
「お、お姉さんの水に濡れた顔とかです。だ、だって、前髪がすだれになったりしたら、ちょっと色っぽくなるから、お姉さんだったらすごい魅力的になると思って、どうしても見たくなって」
燃得、大真面目な顔を赤らめ正面にいる椎名の谷間やビキニのふくらみを見ながら、これはピュアな心が引き起こした避けられないハプニングだったんですと主張。
「ん……前髪が濡れたくらいでそんな……」
椎名、左手でたっぷり濡れている前髪を触るが、その顔は少し照れ色になっている。燃得の言ったちょっと色っぽくなるとか、すごい魅力的とか、そういうところが脳内でリピートされているのかもしれない。
「かわいいに少し色っぽさが混じってたまらない、それがいまのお姉さん!」
燃得、椎名の濡れた顔はすごい魅力的と絶賛しながら、抜け目なくビキニの胸もたっぷりガン見する。
「ったく……燃得は底なしのバカだから……」
椎名、どうやら燃得にビンタして水中に沈めてやる! という怒りは鎮火させられてしまったらしい。ただし、いつまでもふくらみ部分ばっかり見つめられるから、左手の人差し指を燃得の額に向けて言ってやる。
「燃得」
「は、はい……」
「今度こういう事をしたら……」
「し、しません。愛しのお姉さんに対して悪さなんてしません」
「ん……ならいいけど……」
言った椎名がクルっと回れ右した。それを見た燃得、ホッ……助かったと少し緊張を和らげる。するとそこで椎名が振り返って……あ! とか言って燃得が持ってきたゴキブリのおもちゃを放り投げる。
「う、うわ!」
燃得、自分が持ってきたモノだというのにリアル過ぎるオモチャに仰天、そのまま勢いよくザッパーンとひっくり返ってしまう。
「バーカ」
ざまーみろ! という顔をする椎名だったが、このやり取りを少し離れたところから見ていた翠名は思わずにいられなかった、お姉ちゃんと火高はマジでお似合いだなぁと。
「ぷふぁ……」
いま、ロイヤルブルーって三角ビキニの巨乳女子こと佐藤翠名が足を底につけて立ち上がった。ザバーっと重たい水が跳ね上がって、そこから出現する色白むっちりグラマー女子のビキニ姿、勢いよく揺れ動く豊満なふくらみ、それはもう誰の目から見ても輝度が高すぎな存在。
「ふぅ……」
翠名、プクッとやわらかい谷間に左手を当て正面で自分を真っ赤な顔で見ている望と目が合う。
(う、うわ……)
望、とてつもなくたまらない振動をハートに与えられる。翠名のすごい美巨乳ってふくらみは言うに及ばずだが、水着姿で濡れているというのがすごい。特に前髪が濡れてすだれになっている顔というのは、普段のかわいい翠名にほんのりセクシーって表現がまとわりついており、彼氏である望から見れば……きみは神が地上に降ろしたエンジェルだ! と言いたくてたまらなくなる。
一方こちら、燃得と椎名の2人はドデカい温水プールの中でビーチボールを使ってバレー遊びをしていた。
「ん!」
椎名がアンダーハンドパスの構えを取る。するとどうだ! 緋色の三角ビキニ包まれた、もうすぐEカップになる? ってボリュームのふくらみがクゥっとやわらかく寄せ合わされる。それを見落としてなるものか! とがっちり見入る燃得、やっぱりお姉さんも美巨乳でいいなぁ、一回でいいから揉んでみたいなぁと男子らしい思いに浸る。
「ういっす!」
飛んでボールを返す、そんな燃得は温かいお湯と明るい空間の中でホクホクだった。このまったりヌルっとした幸福感、いつまでもいつまでもお姉さんの豊かな谷間やユッサユッサを見続けたいと願える状況など、幸せエネルギーを使い過ぎているのではないか? というくらいうれしくなる。
(で、でもなぁ……)
燃得、ここで当然の事としてぜいたくなキモチを抱いた。ちょっと離れたところにいる椎名の妹ことすごい巨乳が髪の毛をしっかり濡らしたことだ。それにより前髪がすだれになって、ほんのりいろっぽい巨乳に変身したのをしっかり見た!
(お姉さんも濡れたらいいのに……ずぶ濡れになればいいのに。よし……こうなったら、巨乳ひっくり返し作戦を発動するしかない)
うひひと悪い心を動かした燃得、水泳パンツの中から必殺アイテムを取り出す。それは冗談抜きで本物にしか見えない、まともな人間なら泣きだしかねないおもちゃのゴキブリだった。しかもこれ、放り投げると自動でブワーっと羽ばたくのである。言うなれば悪趣味の芸術品だった。
「あいあいさー」
言いながら飛んできたボールを返す姿勢に入った燃得、えい! とボールを両手開きで押し返したのだが、そのとき抜群のタイミングでおもちゃのゴキブリも投げ飛ばしたのである。
「え……」
椎名、ボールと同時におぞましいモノが向かってくると見た。触覚、平べったいボディ、つややかな汚い黒、細くうにょーっと地面に張り付く足、退化しているはずなのに思いっきり動かしている羽、それらを見ればそれが何か分からないはずもない。
「ご、ご、ゴキ……」
椎名、デカい黒ゴキブリの襲来! と目にすれば当然の動きに出る。それはたまらず後ろに下がろうというモノ。だが水の重たさと同時に足が滑るという二重奏において、慌てながらバックはとても危険なのだ。
「はんぅ!!」
ずるっと滑った翠名、一瞬だが天井というのをまっすぐに見た。そしてざっぱーん! と仰向けにして水中へと沈む。
(やった!)
燃得、お姉さんは大丈夫か! とか、やり過ぎたかな……とか、そういう事よりも、これでお姉さんの色っぽい顔や姿が拝めるぜ! という喜びの方を先に取ってしまう。それは女子からすればゲスであるが、男子の避けて通れない哀しいサダメだった。
「んぅふぅ……」
椎名、慌てて立ち上がった。するとどうだ、ザバっと水を押しのけ濡れた巨乳ビキニが出現。濡れるとはセクシー直行便であり、ビキニのふくらみや谷間が絵心を倍増させる。そしてたっぷり濡れてた椎名の顔は、前髪がすだれになったことで普段のかわいさにほんのり色っぽさが混じる。
(うぉ、お、お姉さん……めっちゃ最高!)
お姉さんに悪い事しちゃった……ではなく、お姉さんの普段見れない顔やフンイキを拝めてラッキーと、男はどこまでも素直によろこぶ生き物。
「あ、あれ……こ、これって……」
椎名、水中にプカプカと生命力を感じさせずに浮かぶオモチャを見て、何がどういう事だったのかを飲み込む。
「燃得ぅ!!」
怒り心頭となった椎名、緋色ビキニのふくらみを揺らしながらグイグイと水中を前進。その勢い、燃得がビンタされて水中に沈められるという予感でしかない。
「天誅!」
椎名の右腕がグワっと振り上げられる。あと2秒以内に燃得は激烈なビンタを食らって水中に沈められてしまうだろう。
「見たかったんです!」
燃得が言うから椎名の手が途中で止まる。野球で言えば、振ったよな? え、振っていないのか! というファインプレー的な停止。
「見たかったって何が?」
「お、お姉さんの水に濡れた顔とかです。だ、だって、前髪がすだれになったりしたら、ちょっと色っぽくなるから、お姉さんだったらすごい魅力的になると思って、どうしても見たくなって」
燃得、大真面目な顔を赤らめ正面にいる椎名の谷間やビキニのふくらみを見ながら、これはピュアな心が引き起こした避けられないハプニングだったんですと主張。
「ん……前髪が濡れたくらいでそんな……」
椎名、左手でたっぷり濡れている前髪を触るが、その顔は少し照れ色になっている。燃得の言ったちょっと色っぽくなるとか、すごい魅力的とか、そういうところが脳内でリピートされているのかもしれない。
「かわいいに少し色っぽさが混じってたまらない、それがいまのお姉さん!」
燃得、椎名の濡れた顔はすごい魅力的と絶賛しながら、抜け目なくビキニの胸もたっぷりガン見する。
「ったく……燃得は底なしのバカだから……」
椎名、どうやら燃得にビンタして水中に沈めてやる! という怒りは鎮火させられてしまったらしい。ただし、いつまでもふくらみ部分ばっかり見つめられるから、左手の人差し指を燃得の額に向けて言ってやる。
「燃得」
「は、はい……」
「今度こういう事をしたら……」
「し、しません。愛しのお姉さんに対して悪さなんてしません」
「ん……ならいいけど……」
言った椎名がクルっと回れ右した。それを見た燃得、ホッ……助かったと少し緊張を和らげる。するとそこで椎名が振り返って……あ! とか言って燃得が持ってきたゴキブリのおもちゃを放り投げる。
「う、うわ!」
燃得、自分が持ってきたモノだというのにリアル過ぎるオモチャに仰天、そのまま勢いよくザッパーンとひっくり返ってしまう。
「バーカ」
ざまーみろ! という顔をする椎名だったが、このやり取りを少し離れたところから見ていた翠名は思わずにいられなかった、お姉ちゃんと火高はマジでお似合いだなぁと。
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