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60)期待が発生してしまったぞ
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提出した武器は全て、余すことなく見せるべきなのだと思う。
いきなりどうした? と思われるかもしれないが、つまりこういうことです。
例えば二刀流の剣士が出てきて、しかも背中にライフルを背負っていたとする。
しかしその剣士が一本の剣でしか戦わなければ、観客をがっかりさせると思うのである。
おい、背中に背負っているライフルをなぜ使わないんだ? もう一本の剣も使えよ! ってなるのは当然のこと。
これでは不完全燃焼だ。
観客はそう思うに違いない。
イメージビデオだって同じだろう。提出した武器は出来るだけ全て披露しなければいけないのである。
この場合、提出しているのは・・・。
こんなことを言うと、世のフェミニストどころか全女性を敵に回しかねないのだけど、しかし思い切って言ってしまうと、つまり、胸とお尻である。バストとヒップ。
脚とかも、脇とかも、まあ、そういう部類に入るかもしれないけど、まあ、それを列挙していくとキリがないのだけど、とにかくドメジャーな女子の武器は先ほどの二つでしょう。
怒られるだろうな。嫌われるだろうな。
でも、僕はそんなことを気にしない。どうせ女性たちから好かれていないから好き勝手に言うさ。
で、さっきの武器の話題の続きである。
それなのに、その武器をカメラに映さないというのは大変に怠慢。
とても観客をがっかりさせると思うのです。
とにかく視聴者をがっかりさせてはいけない。ストレスを感じさせてはいけないと思うのだ。
この水着で出てきたのであるから、こういうカットを見せてくれよ。
観客は思うはずである。
つまり、さっきのスクール水着のゆかりちゃんの場合ならばバックショット。
ゆかりちゃんのスクール水着で登場してきたのだから、我らのお客さんたちはスクール水着のお尻の映像を期待するのだ。
それに応えるだけの簡単な仕事ではないか。「ゆかりちゃん、後ろを向いて」と、監督が指示を出すだけ。
簡単なんだ。みんな、それが簡単だってわかっている。
だからこそ、それを怠ったとき怒られて当然で。
お客さんたちは勝手に期待しているわけではない。
別に無理な要求をしているわけではないんだ。
まず、こちらがメニュー表をお見せしたのである。それを見て彼らは、「ああ、このようなシーンを見ることが出来るんだろうな」って緩やかなイメージを抱く。
それに応えるのが僕たちの仕事なのである。
すなわち、期待を抱かせたのはこちらの責任なのである。
相手に期待をさせてしまったら、もうそれに応える以外に選択肢は存在しなくなると思う。
だってそれに応えなかったら、相手を落胆させてしまう。すなわち、こちらの評価が下がってしまうわけだ。
「お前たちが勝手に期待したんだろ? はあ?」では済まない。
「別にそんな気はなかったんだけどね」では許されない。
「どうやら期待が発生してしまったぞ。それは確かに意図していなかった。しかしそれに応えなければいけない! それが我々の使命なのだ!」
町内で火事が起きたようなものだ。それを消しに向かわなければいけない。それは義務だよ。
「観客はどういう期待を抱いてしまったのだろうか?」
そのことを神経を集中させて、淡々とそれに応える。
いや、まあさ、僕だって全部それが出来ているのかわからないけど。
何せ時間内にこの作品を撮り終えるという、担当者さんが抱いていた当たり前の期待すら裏切ってしまったのである。
期待に応えるということ、観客たちのそれとない要望に応答すること、それは難しいことなのだろう。
僕は様々な工夫を施しているつもりでいたけど、この作品の内容だって実はピント外れで、買ってくれた人の心を満たすことは出来ていない可能性はある。
だからこの監督さんを責めるのもどうかと思うけど、しかしね。
いきなりどうした? と思われるかもしれないが、つまりこういうことです。
例えば二刀流の剣士が出てきて、しかも背中にライフルを背負っていたとする。
しかしその剣士が一本の剣でしか戦わなければ、観客をがっかりさせると思うのである。
おい、背中に背負っているライフルをなぜ使わないんだ? もう一本の剣も使えよ! ってなるのは当然のこと。
これでは不完全燃焼だ。
観客はそう思うに違いない。
イメージビデオだって同じだろう。提出した武器は出来るだけ全て披露しなければいけないのである。
この場合、提出しているのは・・・。
こんなことを言うと、世のフェミニストどころか全女性を敵に回しかねないのだけど、しかし思い切って言ってしまうと、つまり、胸とお尻である。バストとヒップ。
脚とかも、脇とかも、まあ、そういう部類に入るかもしれないけど、まあ、それを列挙していくとキリがないのだけど、とにかくドメジャーな女子の武器は先ほどの二つでしょう。
怒られるだろうな。嫌われるだろうな。
でも、僕はそんなことを気にしない。どうせ女性たちから好かれていないから好き勝手に言うさ。
で、さっきの武器の話題の続きである。
それなのに、その武器をカメラに映さないというのは大変に怠慢。
とても観客をがっかりさせると思うのです。
とにかく視聴者をがっかりさせてはいけない。ストレスを感じさせてはいけないと思うのだ。
この水着で出てきたのであるから、こういうカットを見せてくれよ。
観客は思うはずである。
つまり、さっきのスクール水着のゆかりちゃんの場合ならばバックショット。
ゆかりちゃんのスクール水着で登場してきたのだから、我らのお客さんたちはスクール水着のお尻の映像を期待するのだ。
それに応えるだけの簡単な仕事ではないか。「ゆかりちゃん、後ろを向いて」と、監督が指示を出すだけ。
簡単なんだ。みんな、それが簡単だってわかっている。
だからこそ、それを怠ったとき怒られて当然で。
お客さんたちは勝手に期待しているわけではない。
別に無理な要求をしているわけではないんだ。
まず、こちらがメニュー表をお見せしたのである。それを見て彼らは、「ああ、このようなシーンを見ることが出来るんだろうな」って緩やかなイメージを抱く。
それに応えるのが僕たちの仕事なのである。
すなわち、期待を抱かせたのはこちらの責任なのである。
相手に期待をさせてしまったら、もうそれに応える以外に選択肢は存在しなくなると思う。
だってそれに応えなかったら、相手を落胆させてしまう。すなわち、こちらの評価が下がってしまうわけだ。
「お前たちが勝手に期待したんだろ? はあ?」では済まない。
「別にそんな気はなかったんだけどね」では許されない。
「どうやら期待が発生してしまったぞ。それは確かに意図していなかった。しかしそれに応えなければいけない! それが我々の使命なのだ!」
町内で火事が起きたようなものだ。それを消しに向かわなければいけない。それは義務だよ。
「観客はどういう期待を抱いてしまったのだろうか?」
そのことを神経を集中させて、淡々とそれに応える。
いや、まあさ、僕だって全部それが出来ているのかわからないけど。
何せ時間内にこの作品を撮り終えるという、担当者さんが抱いていた当たり前の期待すら裏切ってしまったのである。
期待に応えるということ、観客たちのそれとない要望に応答すること、それは難しいことなのだろう。
僕は様々な工夫を施しているつもりでいたけど、この作品の内容だって実はピント外れで、買ってくれた人の心を満たすことは出来ていない可能性はある。
だからこの監督さんを責めるのもどうかと思うけど、しかしね。
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