少女風呂(童話風)

アッシュ出版

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13)ホットドッグのソーセージのような状態

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 はい、そうです。そうなんですよ。もうとっくに、少女風呂の官能体験はスタートしているのです。
 ダイゴ君の小柄な身体は、女の子たちに埋もれています。彼は女の子たちの柔らかさに、四方八方取り囲まれています。
 その一方で、彼の一部は硬くなっています。
 その硬くなった部分が前の女の子のお尻に触れていました。
 触れているというよりも、ほとんどそれは、お尻の肉に挟まっているも同然でした。
 いわば、ホットドッグのような状態です。ソーセージがダイゴ君のおちんちんで、コッペパンがその前の女の子のお尻。

 ダイゴ君のおちんちんをお尻で挟んでいる女の子は、まなみちゃんでした。あの恥ずかしがり屋のまなみちゃんです。
 この作品の最初のシーンで、我々の前で赤面ヌードを披露してくれたあのキュートな女の子です。
 当然、彼女はダイゴ君のおちんちんが自分のお尻に挟まっていることに気づいています。

 その妙な感触に気づかないわけがありません。
 それは本当にカチカチに硬くて、異様に熱くて、ドクンドクンと脈打っています。まるでダイゴ君の心臓の一部のよう。

 (ヤダ、どうしてこの子、よりによって私の傍に来ちゃったの・・・)

 恥ずかしがり屋のまなみちゃんはそんなことを考えていました。

 (こんなに女の子がたくさんいるのに、どうして)

 そうです。女の子がたくさんいるのに、ダイゴ君のカチカチになった一部と触れ合っているのはまなみちゃんだけでした。

 (この子、あえて、この場所を選んだのかなあ。私のこと、気に入っちゃったの?)

 恥ずかしがり屋のまなみちゃんは、恥ずかしがり屋さん特有の自意識過剰な性格の持ち主です。
 そんなことを考えるだけで、まなみちゃんはダイゴ君が好きになっちゃいそうでした。

 (ううん、違うかもしれない。隣のちかちゃんのことを気に入ったから、このポジションを選んだのかもしれない。ちかちゃんって、おっぱい大きいからなあ)

 男の人がおっぱいの大きさによって、女の子を好きになったりするという噂をまなみちゃんは知っています。確かにちかちゃんのは凄く立派です。

 (でもちかちゃんは私よりもお姉さんだもん。私だって、ちかちゃんくらいの年齢になったら・・・)

 まなみちゃんは自分のおっぱいを見降ろします。そしてそのおっぱいを、自分の手でぎゅっと揉んでみました。

 (大きくなあれ、大きくなあれ)

 そんなことを心の中で唱えながら、自分の乳房をもみもみします。

 (やだ、何だか変な気持ち・・・)

 ダイゴ君の男性的な一部がお尻に押し当てられているせいか、まなみちゃんは凄く敏感な身体になっていました。

 (駄目だ、私、スゴクいけないことをしてるんだ・・・)

 まなみちゃんは思いました。
 そのとき、「何してるの、この子」そんな表情で隣の女の子が見てきていることに気づきました。
 まなみちゃんは慌ててその手を止めます。そして心臓が痛い振りをして、おっぱいを揉んでいた自分を誤魔化してみます。
 もちろん、そんなことで誤魔化せるわけはありません。
 隣の女の子とはそれほど仲良くありませんので、まなみちゃんに言葉を掛けてはいきませんが、きっと変な子だと思われているでしょう。

 (嫌だ、恥ずかしい・・・早くもうここから出たいな)

 しかしまなみちゃんはダイゴ君の熱い存在をお尻に感じているのが気持ち良かったりもします。
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