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━━━━6章:その愛の形
3「呪縛」
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ねえ、ほんのちょっとだけ
僕にも聖くんの心頂戴?
ほんの一口でいいんだ
君に愛されたいよ
僕を見えない鎖で繋いで
ずっと繋がっていたいよ
その温もりを分けて
愛だと言ってよ
偽りでもいいから
君がいつか壊れてしまっても
僕は側にいると誓うから
「んッ..はぁッ」
「彩都っ」
ぬるりと、奥から聖は指を引き抜くと、自分自身を彩都の蕾に押し充てる。上気した顔で聖を見上げれば切羽詰まった顔をしていて、それがとても意外だった。
「久しぶりだから、痛かったらいうんだよ?」
「大丈夫だよ」
たっぷりとジェルを塗り込め、ゆっくりと時間をかけて拡げる。くぷぷッと聖自身が彩都の蕾に飲み込まれていくと彩都は胸をのけ反らせた。胸の飾りが食べてくれと言わんばかりにツンと上を向いて聖が啄むのを待ち構えている。彩都の滑らかな白肌には既に無数の紅い痕が浮かび上がって聖の所有物である証であるかのようだった。
「うぅんッ」
「ほら、もっとしがみついて」
温もりを分け合おうとでもいうように。
「彩都」
「うん?」
身体を引き起こされ対面座位にされ戸惑う。久々の行為に激しさを求められると怖いが違った。繋がったまま、しばらく抱き締められる。
「聖くん?」
聖は小さく震えていた。
「彩都はいつまで俺を好きでいてくれる?」
彩都には質問の意図がわからなかった。
「ずっとだよ」
「ずっと?」
どうしたの?
僕にも聖くんの心頂戴?
ほんの一口でいいんだ
君に愛されたいよ
僕を見えない鎖で繋いで
ずっと繋がっていたいよ
その温もりを分けて
愛だと言ってよ
偽りでもいいから
君がいつか壊れてしまっても
僕は側にいると誓うから
「んッ..はぁッ」
「彩都っ」
ぬるりと、奥から聖は指を引き抜くと、自分自身を彩都の蕾に押し充てる。上気した顔で聖を見上げれば切羽詰まった顔をしていて、それがとても意外だった。
「久しぶりだから、痛かったらいうんだよ?」
「大丈夫だよ」
たっぷりとジェルを塗り込め、ゆっくりと時間をかけて拡げる。くぷぷッと聖自身が彩都の蕾に飲み込まれていくと彩都は胸をのけ反らせた。胸の飾りが食べてくれと言わんばかりにツンと上を向いて聖が啄むのを待ち構えている。彩都の滑らかな白肌には既に無数の紅い痕が浮かび上がって聖の所有物である証であるかのようだった。
「うぅんッ」
「ほら、もっとしがみついて」
温もりを分け合おうとでもいうように。
「彩都」
「うん?」
身体を引き起こされ対面座位にされ戸惑う。久々の行為に激しさを求められると怖いが違った。繋がったまま、しばらく抱き締められる。
「聖くん?」
聖は小さく震えていた。
「彩都はいつまで俺を好きでいてくれる?」
彩都には質問の意図がわからなかった。
「ずっとだよ」
「ずっと?」
どうしたの?
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