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━━━━3章:優しい愛
3「聖」
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“大崎 久隆”彼は何も知らないから、僕らを引き離そうとする。
彩都はしゃがみ込んだ。
『彩都、会いたい』
聖が他のセフレと性行為を行った後は必ず連絡が来た。
『彩都..』
強く抱き締められ、彩都は聖の背中をなでる。
聖だって望んでやっているわけではない。
ただ、“大崎 久隆”に憎しみを向けられない為、彼を守るためだけにやっていること。“久隆”は何も知らない、分かってない。何も知らないくせに!彩都はダメだと思いつつも、久隆へ対する憎しみが沸き始めていた。
**
「彩都、もっと求めてよがって」
「聖くんッ」
聖の言葉で現実に引き戻される。
「ああああッ」
僕は、聖を癒せているのかな?
必要とされてるのかな?
「んんッ」
深く口付けられ、呼吸を忘れる。
「息、しろよ彩都」
「はぁッ..聖くぅん」
「可愛いよ」
聖はどんな想いで自分を抱くのだろう?
自分との行為もまた、彼の心を蝕むのだろうか?
『誰も誰の代わりにもならないんだよ』
久隆の代わりでいいからと懇願する彩都に聖は言った。
『もちろん、彩都の代わりも誰にも出来ない』
「やぁッん」
「彩都、ここ突かれるの好きだもんな」
「そこばっか、やぁッ」
「ほら、先端から何か出てきちゃってる」
彩都自身を厭らしく眺める聖の目に、恥ずかしくなって彩都は両腕を延ばすと聖にしがみついたのだった。
彩都はしゃがみ込んだ。
『彩都、会いたい』
聖が他のセフレと性行為を行った後は必ず連絡が来た。
『彩都..』
強く抱き締められ、彩都は聖の背中をなでる。
聖だって望んでやっているわけではない。
ただ、“大崎 久隆”に憎しみを向けられない為、彼を守るためだけにやっていること。“久隆”は何も知らない、分かってない。何も知らないくせに!彩都はダメだと思いつつも、久隆へ対する憎しみが沸き始めていた。
**
「彩都、もっと求めてよがって」
「聖くんッ」
聖の言葉で現実に引き戻される。
「ああああッ」
僕は、聖を癒せているのかな?
必要とされてるのかな?
「んんッ」
深く口付けられ、呼吸を忘れる。
「息、しろよ彩都」
「はぁッ..聖くぅん」
「可愛いよ」
聖はどんな想いで自分を抱くのだろう?
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『もちろん、彩都の代わりも誰にも出来ない』
「やぁッん」
「彩都、ここ突かれるの好きだもんな」
「そこばっか、やぁッ」
「ほら、先端から何か出てきちゃってる」
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