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五章 ━━━━【触れたいな】未来編
『可愛い人』5
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****♡side・圭一
そんな顔、しないで都筑
圭一は、都筑の背中に腕を回すと引き寄せ、首筋に唇を寄せ吸い上げる。都筑の肌が色づき始め、圭一は腕の中のその姿に興奮した。
「ん..やぁんッ」
一糸纏わぬ姿で甘い声をあげる愛しい彼。
圭一は彼の鎖骨を舐め上げ、もう片方の手で都筑自身を握り込んだ。まだ硬さを持ち始めたばかりのそれはピンク色で、手のなかでゆっくりと変化してゆく。
「んんんんッ」
都筑の鈴口が濡れていた。圭一はそれに気づくとごくりと喉をならす。最近どうにも、都筑の愛液が恋しい。
「圭一?」
圭一は腕からそっと都筑を下ろすと、身体を移動させ都筑自身に舌を這わせ始めた。
「やッ..んんッ」
思わず口元を覆う都筑の足を大きく左右に開いた。恥ずかしさで真っ赤に染まる都筑の頬、色白できめ細かく滑らかな肌。全てが愛しい。
「ふぅッんん」
吸い上げれば、気持ちよさに身を捩り足を閉じようとする。しかし、圭一はそれを許さなかった。
「ダメだよ、都筑」
「あああッ」
睾丸を揉みしだき、更に吸い上げると、都筑は切なく甘い声を上げた。
「出してもいいよ、都筑」
優しくつげ、わざと音をだす。卑猥な音、月明かり。全て妖艶な演出にさえ感じてしまう。
しかし、それだけでは足りないのか?
圭一は、都筑自身を手で扱きながら、都筑の奥の蕾へと舌を這わせ始めていた。
**
何度都筑を抱いても飽きることはなかった。もっともっと欲しくなる。圭一は昨日より今日と、日に日に都筑に溺れてゆくことを自覚していた。
ほんの少し誰かが都筑に触れることすら、嫌になり始めていた。
自分はおかしい
束縛し過ぎだ
「あああッ..んッ」
蕾を拡げるとわざと音をたて舐めあげる。
都筑が快感に胸を突き出し仰け反るのが色っぽくてその胸の飾りに手を滑らせた。
「圭一..ッ」
かわいい
もっとよがって
おかしくなるくらい
「やぁんッ」
嫌?
良いの間違いだろ?
圭一は傍らのオレンジ色のボトルを取り上げた。
都筑の顔が歪む。
「大丈夫だよ、都筑」
「嫌だ、怖い」
怯える都筑の膝を撫で、宥めようとした。彼は先日のピンクの媚薬入りジェルのことを思いだし怯えているのだ。
「ただの、温感ジェルだよ」
暖かい方が早く解れるだろうと手にとろとろと垂らしてゆく。
怖がる都筑のそこはきゅっと絞まっていた。
「都筑、力を抜いて」
「怖い」
彼は完全に怯えてしまってる。さすがに無理強いをするつもりはなかった。彼を傷つけることは不本意である。仕方なく、ティッシュでジェルを拭うと都筑の横に寝転がり、彼を胸に抱きしめた。
「圭一」
かわいそうなくらい心細そうな声で圭一の名を呼ぶ都筑が、圭一にとっては愛しくてたまらなかった。
「怒ってないよ。ちゃんと表記も見せるから安心したら続きしよう?」
都筑は返事の代わりに圭一にすり寄る。
なんて可愛い人なんだろう
圭一は都筑をぎゅっと抱きしめた。
そんな顔、しないで都筑
圭一は、都筑の背中に腕を回すと引き寄せ、首筋に唇を寄せ吸い上げる。都筑の肌が色づき始め、圭一は腕の中のその姿に興奮した。
「ん..やぁんッ」
一糸纏わぬ姿で甘い声をあげる愛しい彼。
圭一は彼の鎖骨を舐め上げ、もう片方の手で都筑自身を握り込んだ。まだ硬さを持ち始めたばかりのそれはピンク色で、手のなかでゆっくりと変化してゆく。
「んんんんッ」
都筑の鈴口が濡れていた。圭一はそれに気づくとごくりと喉をならす。最近どうにも、都筑の愛液が恋しい。
「圭一?」
圭一は腕からそっと都筑を下ろすと、身体を移動させ都筑自身に舌を這わせ始めた。
「やッ..んんッ」
思わず口元を覆う都筑の足を大きく左右に開いた。恥ずかしさで真っ赤に染まる都筑の頬、色白できめ細かく滑らかな肌。全てが愛しい。
「ふぅッんん」
吸い上げれば、気持ちよさに身を捩り足を閉じようとする。しかし、圭一はそれを許さなかった。
「ダメだよ、都筑」
「あああッ」
睾丸を揉みしだき、更に吸い上げると、都筑は切なく甘い声を上げた。
「出してもいいよ、都筑」
優しくつげ、わざと音をだす。卑猥な音、月明かり。全て妖艶な演出にさえ感じてしまう。
しかし、それだけでは足りないのか?
圭一は、都筑自身を手で扱きながら、都筑の奥の蕾へと舌を這わせ始めていた。
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何度都筑を抱いても飽きることはなかった。もっともっと欲しくなる。圭一は昨日より今日と、日に日に都筑に溺れてゆくことを自覚していた。
ほんの少し誰かが都筑に触れることすら、嫌になり始めていた。
自分はおかしい
束縛し過ぎだ
「あああッ..んッ」
蕾を拡げるとわざと音をたて舐めあげる。
都筑が快感に胸を突き出し仰け反るのが色っぽくてその胸の飾りに手を滑らせた。
「圭一..ッ」
かわいい
もっとよがって
おかしくなるくらい
「やぁんッ」
嫌?
良いの間違いだろ?
圭一は傍らのオレンジ色のボトルを取り上げた。
都筑の顔が歪む。
「大丈夫だよ、都筑」
「嫌だ、怖い」
怯える都筑の膝を撫で、宥めようとした。彼は先日のピンクの媚薬入りジェルのことを思いだし怯えているのだ。
「ただの、温感ジェルだよ」
暖かい方が早く解れるだろうと手にとろとろと垂らしてゆく。
怖がる都筑のそこはきゅっと絞まっていた。
「都筑、力を抜いて」
「怖い」
彼は完全に怯えてしまってる。さすがに無理強いをするつもりはなかった。彼を傷つけることは不本意である。仕方なく、ティッシュでジェルを拭うと都筑の横に寝転がり、彼を胸に抱きしめた。
「圭一」
かわいそうなくらい心細そうな声で圭一の名を呼ぶ都筑が、圭一にとっては愛しくてたまらなかった。
「怒ってないよ。ちゃんと表記も見せるから安心したら続きしよう?」
都筑は返事の代わりに圭一にすり寄る。
なんて可愛い人なんだろう
圭一は都筑をぎゅっと抱きしめた。
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