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三章 ━━━━【君と紡ぐ永遠の愛】
6♡交わらない熱
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****♡side・都筑
圭一は片ひざをつき、前髪をかきあげしばらくそこに顔を埋めていたが、立ち上がり上着を掴むと部屋を出ていった。
行かないで
置いていかないで
涙で視界が歪む。自分はなにか圭一を怒こらせるようなことをしてしまったのだろうか?
都筑はどうしたらいいのかわからず膝を抱えていた。
でも、あの顔は怒っているわけではなく、後悔だった。追いかけなきゃいけない。都筑は身支度を整えると、鍵を手に部屋を飛び出した。
そして見てしまった。ロビーの自動販売機前で圭一が元彼女である、大里 実と一緒にいるところを。
「別に無視しているわけじゃない。ちょっと考えごとをしたいだけだよ」
圭一は自動販売機のボタンを押すと、出てきたペットボトルを彼女に渡す。
「これやるから、一人にしてくれないか?」
都筑はあまりにも自然な二人に胸が締め付けられる思いがした。彼女はまだ話したそうにしていたが離れていく。圭一は溜め息をつくと二つ飲み物を購入した。
「ん?」
二本目を取り出していた圭一が顔をあげる。
「なんで彼女がここに?」
「見てたんだ?なんか、会合だってよ」
圭一はどうでもいいと言うようにペットボトルの一つを都筑に渡してくる。
「都筑、俺..」
「聞きたくない」
嫌なことを言われるのだと思い、都筑は目に涙を溜め俯いた。
「別れたくない」
圭一の腕に手を置いて。
「俺もだよ。そうじゃなくて、精神科行った方がいいかもしれない」
「え?」
圭一は思い詰めた顔をして飲み物を一口含んだ。
****
「なぜ?」
「何故って..」
圭一は言葉を飲み込むと、都筑を抱き寄せた。
「ダメなんだよ、都筑とあいつのことがちらついて」
佐倉..
それは都筑にとって忘れたい相手でしかなかった。二人にとっての汚点。自分のせいで、最愛の圭一を苦しめることしかできない。それでも..
「圭一さんから離れたくない」
ぎゅっとしがみつくと圭一が驚いた顔をした。
「社長に知られたら、引き離されてしまうかもしれない。そんなの..嫌です」
側にいたい
身勝手なのはわかってる
でも、嫌だ
「病院にはいくな、と?」
「それは..」
「わかったよ。自力で治すしかない」
圭一は都筑の手を掴むと部屋に向かって歩き出した。
「圭一さん..」
「心配するな」
しかしそれは、地獄の始まりに過ぎなかった。
圭一にとって、都筑にとっても。
それでも、圭一の家族に知られたくなかったのだ。
****
「んんんッ」
下腹部で先ほどから卑猥な音が響いている。圭一の指と舌が都筑自身をむさぼってゆく。
『繋がれなくても、都筑が欲しい』
抱けないと、彼は言った。擬似的なものでもいいから都筑が欲しいと。強く吸い上げられ、胸をつき出すように仰け反った。後ろがひくつきはじめる。
たった二度の性交しか経験がないものの、どちらも相手は圭一ではなかった。そのことが更に都筑を追い詰め悲しくさせた。
全て自分のせいなのに
圭一さんに抱かれたい
繋がりたい..
本来なら圭一の胸に抱かれ、その体温に身を任せ甘い言葉に酔っていたかもしれないのに。都筑はそう思うと辛くなって自分を呪った。
「あああッ」
熱を放出してしまえば、今度は奥の蕾を圭一の舌がつつく。その先なんてないのに。そう思うと、都筑の頬を涙が伝った。
****
都筑はハラハラと涙を溢しながら、与えられるがまま快楽に身を投じる。
「..?」
蕾をつついていたはずの感覚が突然消えた。都筑は不思議に思い、圭一に方に目を向ける。
「俺に触られるの、イヤ?」
圭一は身を起こし俯いていた。
「圭一さ..」
「都筑は俺のもの..」
不穏な空気に都筑は怯え、じっとしていた。
「なのに、どうして泣くの?」
落ちる涙を止めなければいけないのに、恐怖で余計に涙が落ちて行く。
「やっぱりあいつがいい?」
違うと言いたいのに声にならない。
「都筑っ!」
違う!そうじゃない
圭一さん..違う
ただふるふると首を横に振る。
圭一はゆっくりと立ち上がると都筑の傍に立つ。
殴られるのだろうか?と怯えながら圭一を見上げた。圭一はただ悲しげに都筑を見下ろしている。
全裸でいることが、こんなに怖いだなんて思いもしなかった。
圭一は力なく膝をつくと、躊躇いがちに都筑を抱き締める。都筑は息を呑んだ。
「お願いだから、俺を拒まないで..」
苦しそうに吐き出す圭一に、都筑はまた涙を溢す。
「愛してるんだ、都筑」
自分だってどうしようもなく圭一が好きなのに、声がでない。
「十年..長かったよ」
都筑は目を閉じる。涙は止めどなく頬を伝って圭一の肩を濡らした。
「やっぱり、佐倉がいいの?」
都筑は首を横に振る。そして、絞り出すように
「圭一さんじゃなきゃ、ダメ..」
と、なんとか言葉にしたのだった。
****
「ふ..ぅんッ」
圭一に横抱きにされ、都筑自身に愛撫をうける。先ほどとは違い、腕の中なのが心地よい。
彼の胸に頬を寄せれば鼓動が耳を打つ。それは安心の音である。
「指、入れていい?」
圭一はジェルのボトルに手を伸ばしながら都筑に問う。彼のその行動の意味がいまいちわからないでいた。しかし、都筑はコクりと頷く。
圭一さんを傷つけたくない
ガッカリさせたくない
好きって信じてほしい
「あッ..んんんッ」
ゆっくりと潤いと共に指が挿入されてゆく。力を抜くがなにせ経験の浅い都筑だ。上手に力を抜けない。
「辛い?」
「ふ..ぅうんッ」
一所懸命息を吐こうとするがうまくいかない。圭一は一度ギリギリまで指を抜いていく。
「あッ!やぁんッ」
入ってくるのと違い、出てゆく時には勝手に力が抜ける。そこで都筑は快感が身体を駆け抜けるのを感じていた。
「気持ちいいんだね」
圭一が優しい笑みを浮かべ、都筑に口づけた。都筑はそんな圭一を見上げ少しだけホッとしていた。
「大丈夫、慣れる」
彼はそう言うと再び指を差し込んでゆく。都筑は胸を突き出し仰け反った。抜き差しされるうちに段々変な気分になってく。
初めてではないが、一度目は酒の力で麻痺していた。二度目には嫌悪しかなかった。
「愛してるよ」
圭一が何度も耳元で愛を囁く。何かもかも塗り替えようとするかのように。
「圭一さんッ」
「俺のために感じて。俺だけのために」
それは、切ない懇願であった。
****
「ひぁッ..」
抜き差しされていた指が一ヶ所を撫でるように、押すようにグリグリしはじめる。
「圭一さんッ..やッ」
「ここだろ?ほんとは前から刺激した方がいいみたいだけど、都筑怖がるから」
彼が以前使おうとした道具のことを思い浮かべ、恐怖を覚えた。そこまでして快楽に浸りたいわけではない。ただ、圭一と一つになりたいだけ。
その為には彼の心の傷を取り払わなければならない。わかっているのにどうすればいいのか、わからないでいる。
兄さん、こんな時兄さんがいたら..
都筑が頼りに出来るのは圭一をおいて他に、亡き兄の真咲しかいなかった。
圭一の父には絶対に言えない。
彼がどれほど息子達を愛しているのか知っているから。
真咲の後を追いたいのを耐えるのは、二人の息子のため。その息子である圭一を傷つけて病ませていると知られたら引き裂かれるかもしれない。
嫌だ..
圭一さんと一緒に居られなくなるなんて
絶対に嫌..
「圭一さんッ」
自分の妄想に怖くなり圭一にしがみついた。まるで、もう会えなくなるような錯覚に陥る。
「都筑?イキそうなの?」
片腕で抱き締められ、更に刺激を加えられるとなんとも言いがたい快感に襲われ一瞬頭が真っ白になった。
「やああああッ」
ポタタッと愛液が飛び散り、圭一の衣服を汚した。力が抜けぐったりとする都筑を彼は愛しそうに見つめていたのだった。
圭一は片ひざをつき、前髪をかきあげしばらくそこに顔を埋めていたが、立ち上がり上着を掴むと部屋を出ていった。
行かないで
置いていかないで
涙で視界が歪む。自分はなにか圭一を怒こらせるようなことをしてしまったのだろうか?
都筑はどうしたらいいのかわからず膝を抱えていた。
でも、あの顔は怒っているわけではなく、後悔だった。追いかけなきゃいけない。都筑は身支度を整えると、鍵を手に部屋を飛び出した。
そして見てしまった。ロビーの自動販売機前で圭一が元彼女である、大里 実と一緒にいるところを。
「別に無視しているわけじゃない。ちょっと考えごとをしたいだけだよ」
圭一は自動販売機のボタンを押すと、出てきたペットボトルを彼女に渡す。
「これやるから、一人にしてくれないか?」
都筑はあまりにも自然な二人に胸が締め付けられる思いがした。彼女はまだ話したそうにしていたが離れていく。圭一は溜め息をつくと二つ飲み物を購入した。
「ん?」
二本目を取り出していた圭一が顔をあげる。
「なんで彼女がここに?」
「見てたんだ?なんか、会合だってよ」
圭一はどうでもいいと言うようにペットボトルの一つを都筑に渡してくる。
「都筑、俺..」
「聞きたくない」
嫌なことを言われるのだと思い、都筑は目に涙を溜め俯いた。
「別れたくない」
圭一の腕に手を置いて。
「俺もだよ。そうじゃなくて、精神科行った方がいいかもしれない」
「え?」
圭一は思い詰めた顔をして飲み物を一口含んだ。
****
「なぜ?」
「何故って..」
圭一は言葉を飲み込むと、都筑を抱き寄せた。
「ダメなんだよ、都筑とあいつのことがちらついて」
佐倉..
それは都筑にとって忘れたい相手でしかなかった。二人にとっての汚点。自分のせいで、最愛の圭一を苦しめることしかできない。それでも..
「圭一さんから離れたくない」
ぎゅっとしがみつくと圭一が驚いた顔をした。
「社長に知られたら、引き離されてしまうかもしれない。そんなの..嫌です」
側にいたい
身勝手なのはわかってる
でも、嫌だ
「病院にはいくな、と?」
「それは..」
「わかったよ。自力で治すしかない」
圭一は都筑の手を掴むと部屋に向かって歩き出した。
「圭一さん..」
「心配するな」
しかしそれは、地獄の始まりに過ぎなかった。
圭一にとって、都筑にとっても。
それでも、圭一の家族に知られたくなかったのだ。
****
「んんんッ」
下腹部で先ほどから卑猥な音が響いている。圭一の指と舌が都筑自身をむさぼってゆく。
『繋がれなくても、都筑が欲しい』
抱けないと、彼は言った。擬似的なものでもいいから都筑が欲しいと。強く吸い上げられ、胸をつき出すように仰け反った。後ろがひくつきはじめる。
たった二度の性交しか経験がないものの、どちらも相手は圭一ではなかった。そのことが更に都筑を追い詰め悲しくさせた。
全て自分のせいなのに
圭一さんに抱かれたい
繋がりたい..
本来なら圭一の胸に抱かれ、その体温に身を任せ甘い言葉に酔っていたかもしれないのに。都筑はそう思うと辛くなって自分を呪った。
「あああッ」
熱を放出してしまえば、今度は奥の蕾を圭一の舌がつつく。その先なんてないのに。そう思うと、都筑の頬を涙が伝った。
****
都筑はハラハラと涙を溢しながら、与えられるがまま快楽に身を投じる。
「..?」
蕾をつついていたはずの感覚が突然消えた。都筑は不思議に思い、圭一に方に目を向ける。
「俺に触られるの、イヤ?」
圭一は身を起こし俯いていた。
「圭一さ..」
「都筑は俺のもの..」
不穏な空気に都筑は怯え、じっとしていた。
「なのに、どうして泣くの?」
落ちる涙を止めなければいけないのに、恐怖で余計に涙が落ちて行く。
「やっぱりあいつがいい?」
違うと言いたいのに声にならない。
「都筑っ!」
違う!そうじゃない
圭一さん..違う
ただふるふると首を横に振る。
圭一はゆっくりと立ち上がると都筑の傍に立つ。
殴られるのだろうか?と怯えながら圭一を見上げた。圭一はただ悲しげに都筑を見下ろしている。
全裸でいることが、こんなに怖いだなんて思いもしなかった。
圭一は力なく膝をつくと、躊躇いがちに都筑を抱き締める。都筑は息を呑んだ。
「お願いだから、俺を拒まないで..」
苦しそうに吐き出す圭一に、都筑はまた涙を溢す。
「愛してるんだ、都筑」
自分だってどうしようもなく圭一が好きなのに、声がでない。
「十年..長かったよ」
都筑は目を閉じる。涙は止めどなく頬を伝って圭一の肩を濡らした。
「やっぱり、佐倉がいいの?」
都筑は首を横に振る。そして、絞り出すように
「圭一さんじゃなきゃ、ダメ..」
と、なんとか言葉にしたのだった。
****
「ふ..ぅんッ」
圭一に横抱きにされ、都筑自身に愛撫をうける。先ほどとは違い、腕の中なのが心地よい。
彼の胸に頬を寄せれば鼓動が耳を打つ。それは安心の音である。
「指、入れていい?」
圭一はジェルのボトルに手を伸ばしながら都筑に問う。彼のその行動の意味がいまいちわからないでいた。しかし、都筑はコクりと頷く。
圭一さんを傷つけたくない
ガッカリさせたくない
好きって信じてほしい
「あッ..んんんッ」
ゆっくりと潤いと共に指が挿入されてゆく。力を抜くがなにせ経験の浅い都筑だ。上手に力を抜けない。
「辛い?」
「ふ..ぅうんッ」
一所懸命息を吐こうとするがうまくいかない。圭一は一度ギリギリまで指を抜いていく。
「あッ!やぁんッ」
入ってくるのと違い、出てゆく時には勝手に力が抜ける。そこで都筑は快感が身体を駆け抜けるのを感じていた。
「気持ちいいんだね」
圭一が優しい笑みを浮かべ、都筑に口づけた。都筑はそんな圭一を見上げ少しだけホッとしていた。
「大丈夫、慣れる」
彼はそう言うと再び指を差し込んでゆく。都筑は胸を突き出し仰け反った。抜き差しされるうちに段々変な気分になってく。
初めてではないが、一度目は酒の力で麻痺していた。二度目には嫌悪しかなかった。
「愛してるよ」
圭一が何度も耳元で愛を囁く。何かもかも塗り替えようとするかのように。
「圭一さんッ」
「俺のために感じて。俺だけのために」
それは、切ない懇願であった。
****
「ひぁッ..」
抜き差しされていた指が一ヶ所を撫でるように、押すようにグリグリしはじめる。
「圭一さんッ..やッ」
「ここだろ?ほんとは前から刺激した方がいいみたいだけど、都筑怖がるから」
彼が以前使おうとした道具のことを思い浮かべ、恐怖を覚えた。そこまでして快楽に浸りたいわけではない。ただ、圭一と一つになりたいだけ。
その為には彼の心の傷を取り払わなければならない。わかっているのにどうすればいいのか、わからないでいる。
兄さん、こんな時兄さんがいたら..
都筑が頼りに出来るのは圭一をおいて他に、亡き兄の真咲しかいなかった。
圭一の父には絶対に言えない。
彼がどれほど息子達を愛しているのか知っているから。
真咲の後を追いたいのを耐えるのは、二人の息子のため。その息子である圭一を傷つけて病ませていると知られたら引き裂かれるかもしれない。
嫌だ..
圭一さんと一緒に居られなくなるなんて
絶対に嫌..
「圭一さんッ」
自分の妄想に怖くなり圭一にしがみついた。まるで、もう会えなくなるような錯覚に陥る。
「都筑?イキそうなの?」
片腕で抱き締められ、更に刺激を加えられるとなんとも言いがたい快感に襲われ一瞬頭が真っ白になった。
「やああああッ」
ポタタッと愛液が飛び散り、圭一の衣服を汚した。力が抜けぐったりとする都筑を彼は愛しそうに見つめていたのだった。
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