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三章 ━━━━【君と紡ぐ永遠の愛】
4♡不安
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****♡side・都筑
キスくらいしてくれてもいいのに
しかし、なんでいつもスーツなんだろ?
カッコいいけど..
都筑はチラッと圭一を見上げた。
「ん?」
手を繋ぎ、土産物屋を物色していた圭一が都筑の視線に気付き不思議そうな顔した。恋人繋ぎは嬉しいが、都筑としては別なとこも繋ぎたいわけで。それは無理だとしても。せめてキスくらいしたい。
「なんでため息つくかな」
圭一は、眉を寄せ寂しそうな表情をする。
「俺とじゃ楽しくない?」
「違います」
周りの迷惑になると思ったのか、圭一は都筑の手を引き古びた鳥居のある場所まで連れていくと立ち止まった。辺りには背の高い針葉樹とベンチがチラホラ。
「嫌なことあったら、言って欲しい」
圭一は都筑を見つめそう切り出した。
「そんなのありません」
「二人きりの時はさ、その話し方止めようよ」
都筑は唇を噛み締めた。
圭一の前ではいつだって
子供みたいになってしまう自分が嫌だ
嫌われたくないのに
わかって欲しいだけなのに
ふと指先が離れてゆき、都筑は不安になり顔をあげると、圭一に抱き締められた。
「都筑、好きだよ」
「..ッ」
「愛してるよ。ねえ、不安になるからちゃんと話してよ、都筑」
「好き。圭一さんが好き」
「うん」
「なんで、キスもしてくれないの?」
その瞬間、圭一は固まった。
若干青ざめているようにも思えて、都筑は何か自分が言ってはいけないことを言ってしまったのだろうか?と不安になった。
キスくらいしてくれてもいいのに
しかし、なんでいつもスーツなんだろ?
カッコいいけど..
都筑はチラッと圭一を見上げた。
「ん?」
手を繋ぎ、土産物屋を物色していた圭一が都筑の視線に気付き不思議そうな顔した。恋人繋ぎは嬉しいが、都筑としては別なとこも繋ぎたいわけで。それは無理だとしても。せめてキスくらいしたい。
「なんでため息つくかな」
圭一は、眉を寄せ寂しそうな表情をする。
「俺とじゃ楽しくない?」
「違います」
周りの迷惑になると思ったのか、圭一は都筑の手を引き古びた鳥居のある場所まで連れていくと立ち止まった。辺りには背の高い針葉樹とベンチがチラホラ。
「嫌なことあったら、言って欲しい」
圭一は都筑を見つめそう切り出した。
「そんなのありません」
「二人きりの時はさ、その話し方止めようよ」
都筑は唇を噛み締めた。
圭一の前ではいつだって
子供みたいになってしまう自分が嫌だ
嫌われたくないのに
わかって欲しいだけなのに
ふと指先が離れてゆき、都筑は不安になり顔をあげると、圭一に抱き締められた。
「都筑、好きだよ」
「..ッ」
「愛してるよ。ねえ、不安になるからちゃんと話してよ、都筑」
「好き。圭一さんが好き」
「うん」
「なんで、キスもしてくれないの?」
その瞬間、圭一は固まった。
若干青ざめているようにも思えて、都筑は何か自分が言ってはいけないことを言ってしまったのだろうか?と不安になった。
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