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三章 ━━━━【君と紡ぐ永遠の愛】
1♡大好きな彼
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****♡side・都筑
『引っ越しについては、後でゆっくり話そう』
圭一からそう提案され、同棲の話は一旦落ち着く。
マンションに着くと、圭一が朝食を作ってくれた。都筑は、リビングのテーブルでそれを頂きつつ、チラと圭一を見上げる。
圭一はソファーに腰掛け、旅行雑誌を眺めていた。
よく考えれば、こんな風に二人きりでのんびり過ごすのは初めてで、都筑はなんだか落ち着かなかった。
やっぱりカッコいい。
仕事がなくなったため、私服の圭一はシンプルながらお洒落な雰囲気をまとっている。
「ご馳走さまです」
「お皿、流しに入れといていいから」
言われた通り流しに入れ水につけると、再び圭一の元に戻り隣に腰掛けた。
イチャイチャしたい。
都筑はそう思うのだが口にすることは出来なかった。ぽっかり空いた圭一の、三日間の休日。
デートしたいけど、何て言って誘えばいい?
うーん。
都筑は困り果て、スマホを取り出すと圭一の弟である久隆に連絡を取ることにした。
こういうのは身内に聞くのが一番だろう。
久隆にメールを送信するとすぐに返事が返ってきた。
“兄さんを?誘い辛いの?ちょっと待ってて”
待つ?
忙しいのかと思って待っていると、圭一がスマホを取り出す。それに気付きそちらに目を向けると、圭一は何故か画面を見て笑っていた。
『引っ越しについては、後でゆっくり話そう』
圭一からそう提案され、同棲の話は一旦落ち着く。
マンションに着くと、圭一が朝食を作ってくれた。都筑は、リビングのテーブルでそれを頂きつつ、チラと圭一を見上げる。
圭一はソファーに腰掛け、旅行雑誌を眺めていた。
よく考えれば、こんな風に二人きりでのんびり過ごすのは初めてで、都筑はなんだか落ち着かなかった。
やっぱりカッコいい。
仕事がなくなったため、私服の圭一はシンプルながらお洒落な雰囲気をまとっている。
「ご馳走さまです」
「お皿、流しに入れといていいから」
言われた通り流しに入れ水につけると、再び圭一の元に戻り隣に腰掛けた。
イチャイチャしたい。
都筑はそう思うのだが口にすることは出来なかった。ぽっかり空いた圭一の、三日間の休日。
デートしたいけど、何て言って誘えばいい?
うーん。
都筑は困り果て、スマホを取り出すと圭一の弟である久隆に連絡を取ることにした。
こういうのは身内に聞くのが一番だろう。
久隆にメールを送信するとすぐに返事が返ってきた。
“兄さんを?誘い辛いの?ちょっと待ってて”
待つ?
忙しいのかと思って待っていると、圭一がスマホを取り出す。それに気付きそちらに目を向けると、圭一は何故か画面を見て笑っていた。
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