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二章 ━━━━【その恋のゆくえ】
▲7*試練
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****♡side・都筑
「脱げ、全部だよ」
都筑は佐倉に逆らうことが出来なかった。
『圭一は、都筑が社長とセックスしてること知ってるのか?』
佐倉に自分の気持ちを話し、圭一と恋人になりたいと告げると佐倉にそう問われた。
『言ってないんだ?圭一が知ったらどんな顔するんだろうな』
『やめて!言わないで..』
さすがの圭一だって、自分の父親と身体の関係があると知れば軽蔑するはずだ。知られるわけにはいかなかった。
『圭一なんかに渡さない。やっと手に入れたのに』
佐倉の言葉を聞き、都筑は絶望した。やはり自分など、圭一の側には居られないのだと。
「何、する気なんですか?」
「圭一に送ってやるんだよ。ほら、足開けよ」
佐倉は自分との性交の様子を録画して圭一に送りつけるつもりなのだ。都筑は慌てる。
「逃げられると思うなよ」
「嫌ッ!」
「それとも、今すぐ圭一に社長とのこと話そうか?」
「うぅ..ッ..いやだッ」
「ほら、いい子にしてたらすぐに終わる」
なんでここまでするの?
もう、圭一以外となんてしたくないのに。
「いやだああああッ」
「すぐ良くなる」
「圭一さんッ..助けて..」
「あいつは都筑を信じて一人でここに送り出したんだろ?」
だから来ない。
彼は助けになんて来ない。
もう、嫌だ。
嫌だよ…。
****
「もう、許してッ」
どんなに懇願しても、明け方になっても佐倉は解放してくれなかった。何度も無理にイかされ、都筑自身がじんじんと痛い。奥も、痛くてたまらなかった。
「痛いッ」
涙を溢し、悲鳴をあげながら暴力に近い性交に耐え続けるしかなかった。
心の中で何度も圭一の名を呼んだ。
何度も助けてと叫んだ。
しかし、想いは届くことはなかった。
佐倉の狙いがなんなのか都筑にはわからない。
日の光が完全に窓を包み、見上げた時計を見て更なる絶望を覚えた。今からではどんなに急いでも間に合うことなんてない。もう、圭一の側には行けないのだと気づくとまた涙が溢れた。
やっとのことで、都筑の奥から佐倉自身が引き抜かれ摩擦の痛みにまたうめき声を漏らす。そして、何故突然解放されたのかその理由を知った。
「今頃、動画を見ている頃だろうよ」
佐倉の言葉はまるで死の宣告のようだった。
都筑は上着だけ羽織ると膝を抱えた。
本気で佐倉が憎かった。
絶対に好きにはならないと思った。
「こんなことして、何がしたいんですか?」
「圭一に都筑を諦めさせたいだけだ」
「そんなことして何になるんです?」
都筑は佐倉を睨み付けた。
「脱げ、全部だよ」
都筑は佐倉に逆らうことが出来なかった。
『圭一は、都筑が社長とセックスしてること知ってるのか?』
佐倉に自分の気持ちを話し、圭一と恋人になりたいと告げると佐倉にそう問われた。
『言ってないんだ?圭一が知ったらどんな顔するんだろうな』
『やめて!言わないで..』
さすがの圭一だって、自分の父親と身体の関係があると知れば軽蔑するはずだ。知られるわけにはいかなかった。
『圭一なんかに渡さない。やっと手に入れたのに』
佐倉の言葉を聞き、都筑は絶望した。やはり自分など、圭一の側には居られないのだと。
「何、する気なんですか?」
「圭一に送ってやるんだよ。ほら、足開けよ」
佐倉は自分との性交の様子を録画して圭一に送りつけるつもりなのだ。都筑は慌てる。
「逃げられると思うなよ」
「嫌ッ!」
「それとも、今すぐ圭一に社長とのこと話そうか?」
「うぅ..ッ..いやだッ」
「ほら、いい子にしてたらすぐに終わる」
なんでここまでするの?
もう、圭一以外となんてしたくないのに。
「いやだああああッ」
「すぐ良くなる」
「圭一さんッ..助けて..」
「あいつは都筑を信じて一人でここに送り出したんだろ?」
だから来ない。
彼は助けになんて来ない。
もう、嫌だ。
嫌だよ…。
****
「もう、許してッ」
どんなに懇願しても、明け方になっても佐倉は解放してくれなかった。何度も無理にイかされ、都筑自身がじんじんと痛い。奥も、痛くてたまらなかった。
「痛いッ」
涙を溢し、悲鳴をあげながら暴力に近い性交に耐え続けるしかなかった。
心の中で何度も圭一の名を呼んだ。
何度も助けてと叫んだ。
しかし、想いは届くことはなかった。
佐倉の狙いがなんなのか都筑にはわからない。
日の光が完全に窓を包み、見上げた時計を見て更なる絶望を覚えた。今からではどんなに急いでも間に合うことなんてない。もう、圭一の側には行けないのだと気づくとまた涙が溢れた。
やっとのことで、都筑の奥から佐倉自身が引き抜かれ摩擦の痛みにまたうめき声を漏らす。そして、何故突然解放されたのかその理由を知った。
「今頃、動画を見ている頃だろうよ」
佐倉の言葉はまるで死の宣告のようだった。
都筑は上着だけ羽織ると膝を抱えた。
本気で佐倉が憎かった。
絶対に好きにはならないと思った。
「こんなことして、何がしたいんですか?」
「圭一に都筑を諦めさせたいだけだ」
「そんなことして何になるんです?」
都筑は佐倉を睨み付けた。
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