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一章 ━━━━【咎人を愛した漆黒の天使】
2*愛しいあなたに悲しい嘘【微R】
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****♡Side・都筑
****REAL1
やっと手に入れた。
“大崎 圭一”
手に入ることはないと思い、一度は諦めた。
もう、誰にも渡さない。
「都筑、一つ質問があるんだ」
圭一は、そっと涙を拭うと都筑を見つめた。
都筑は、圭一の全てが好きだった。
匂い、造形、温もり、紡がれる言葉。
怒ると怖いけれど、いつだって最後は優しい。
「何故、久隆の秘書になりたいんだ?」
都筑は圭一の弟である久隆が社長になった折には社長第一秘書になりたいと進言していた。
「それは、久隆さんが大崎グループで一番権力を持っているから」
「ん?」
「久隆さんなら、私を解雇しないでしょう?」
つい仕事モードの話し方になってしまい、都筑は肩を竦めた。圭一は、それだけでは納得しないという顔をしている。
「あなたの……傍に居たかったから……」
秘書になりたいと久隆に進言した時まだ自分はどうしようもなく圭一が好きだったので、せめて傍に居たかった。フラれてしまったけれど、好きで好きでたまらなかったのだ。
「都筑、傷つけてごめん」
「もう、いい……圭一さんは俺のものだから」
“可愛い”といって圭一は口づけをくれる。
「触っていいよね?」
圭一の手が内腿を撫でる。いつになく優しく問いかけられるが、撫でる場所は可愛くはない。
「んんッ」
「今日こそ、俺のものにしてあげるよ」
「圭一さんッ」
圭一の手は遠慮などせず、都筑の中心部をなで始めていた。
****回想1
思い出す……──……
──あなたはよく、自販機の前で項垂れていた。
「どうか、なさったのですか?」
休憩になると、社長室がある下のフロアの自動販売機の前によく圭一はいた。
秘書室のある階ではあるが、第一秘書から第三秘書までの俺たちにはあまり関係のない場所である。
何故なら、この第一秘書から第三者秘書はほぼ身内だからだ。第三者秘書は、”栗原 夏海なつみ”といい、社長の妹。
その為もあり、社長室の隣に自分たちのデスクと休憩室があった。特別扱いというわけではない、他の秘書たちが居心地の悪さを感じないための配慮である。
「敬語止めろって言ってるのに..」
圭一は眉を寄せ、悲しそうな表情(かお)をした。自動販売機の前のベンチに腰掛け考え事をしている圭一に都筑はわざと近寄るのだ。何故なら、そうでもしないと雑談すらできないから。
「仮にも先輩です。そういうわけには..」
「融通の利かないヤツ」
さすがにそんな風に言われてしまっては、都筑もしょんぼりとしてしまう。
好きだから傍にいたい。
休憩時間だって..。
「座ったら?」
「上、行きませんか?栗原さんお出掛けになられましたし」
「そっか、じゃあ行く」
圭一は叔母にあたる彼女が苦手なのだろうか?と、不思議そうにしていたら圭一は自動販売機で飲み物を一つ買うと俺にくれた。
「飲みなよ、先輩からのおごり」
”行こう”と圭一の手が背中に触れると、そこから身体中が熱を帯びたようになる。日々重ねられてゆく圭一の小さな優しさと言葉に、自分は完全に虜になって、いつしかどっぷりと甘えていた。
「苦手というわけじゃないけど」
後で聞いた話だが、叔母である栗原が“圭一と都筑”をネタに同人誌を描いているのを知り、居たたまれなくなったらしい。
恋人同士になってからの話ではあるが、
『よく描けてるよ』
圭一は、そういって笑った。
『俺もやろうかな、これみたいに』
見せて貰ったページの生々しさに、身体が熱くなったのを覚えている。
「圭一さん」
「ん?」
圭一は休憩室の三人掛けのソファーに座っていた。他にも二人掛け、一人掛け、マッサージ機などが置かれている。
「隣に座わっても?」
「え?ああ..」
都筑は圭一が困った表情(かお)をしたことに気づいたが、気づかないふりをして隣に腰掛けたのだった。
****回想2
「兄が居なくなってから人恋しくて」
都筑がそういうと、圭一は一瞬驚いた顔を向けたが何故か優しく微笑んで、
「抱っこしてやろうか?」
と口にした。今度は都筑が驚く番であった。
「前はよく、弟を抱っこしてあげていたんだけれど最近嫌がるんだよ」
都筑は、圭一の弟である久隆の年齢について考えた。確か、中学二年生のはず。
「都筑、おいで」
「!」
いやいや、待って
おかしい...
でも
「ん?どうした?お兄ちゃんが恋しいんだろ?」
圭一は首を傾げ、ポンポンと膝を軽く叩く。都筑はおずおずと圭一の膝に腰掛けた。
「なんだよ、そんな固まって」
圭一はクスクスと笑いながら、都筑を横抱きにしてぎゅっと抱き締める。都筑は、彼の香水の香りに酔いそうになった。
「昼寝してもいいよ。まだ時間あるから」
都筑は優しく微笑む彼をじっと見上げていたが、彼はそれに気づくとふっと表情を曇らせた。
「真咲さんは、どんな人だった?」
「え?」
「久隆はさ、三つの時に母を亡くしたんだ。それからずっとお兄ちゃん子で、可愛くてたまらなかった。都筑は真咲さんとすごく離れてたんだろ?」
「はい..」
「真咲さん、辛かったろうなって思って」
『ねえ、都筑。君は、圭一のこと支えてくれる?』
社長からの質問を思い出す。
『あの子はこれから大崎グループを背負っていかなきゃならない。都筑はあの子の心の支えになれる?』
自分は、その時まだ何も理解していなかった。
圭一は、いつ社長である奏が真咲の元へ旅立ってもいいように一人で頑張ってたことを。
知っていれば、過ちなんて犯さずずっと圭一の傍に居たのに。
自分は、なんてバカなことをしたのだろう?
後悔しかなかった。
気づけば、圭一が穏やかな声で歌を口ずさんでいた。それはまるで、子守唄のようで。
「なんて曲なんですか?」
「I´ll be there 久隆が好きなんだ」
都筑は圭一の歌声にいつしか眠りについていた。
****回想3
夢を見た。
そう、幼い頃の遠い夢。
『お兄ちゃんッ』
『都筑、おいで』
真咲は優しい兄だった。15も上の兄に都筑はベッタリだった。学校から帰ってくるのを待ちわびていつも玄関にしゃがんでいた。すると、帰って来た兄がいつでも抱き上げてくれた。
『大好きッ』
『いい子だね。都筑』
『ふふふッ』
『お兄ちゃんも都筑が大好きだよ』
優しい笑み、柔らかい声、暖かい胸の中。
兄は、この会社に転職する約束をしていた。営業で外回りの兄を奏は心配しているようだった。そんな矢先の交通事故。社長は、どんなにか悔やんだだろう?すぐにでも転職させていれば..。
どうして兄を連れて逝ってしまったの?あの日から社長も自分も悲しみでいっぱいだ。
「お兄ちゃん..」
夢と現実の狭間で涙が溢れた。
「都筑?」
親指の腹で涙をぬぐう感触に瞳をあげれば、圭一が心配そうに見つめていた。
「兄の夢を..」
また涙がころげおち、圭一にぎゅっと抱き締められる。
「兄に逢いたい」
「俺が代わりに傍にいるよ、都筑」
「圭一さん..うぅぅ..」
よしよしと髪や背中を撫でる手が温かかった。
大好きだった兄。
大好きな圭一。
どうして、自分は急いでしまったのだろう。どうしてあの時『ごめんね』の意味がわからなかったのだろう。それくらいいつでも圭一は大人びていて、それほど年齢差を感じさせなかったのだ。
****REAL2
「んん..はぁッ..やッ」
圭一に都筑自身を直に握り込まれ、身を捩った。
「都筑、きもちい?」
「んッ..きもちッ..あああッ」
今日こそ繋がれるのだと思ったら、どうしようもなく興奮してしまい困る。また「淫乱」だなんて言われてしまわないか、びくびくしながら、圭一の方を伺った。
今度言われてしまったら流石に立ち直れない。
「どうしたの?」
「うん?」
圭一にそう問われドキドキしながら首を傾げる。
「我慢しなくていいんだよ?」
優しい瞳に射抜かれて都筑は困ってしまう。
「でも..」
「大丈夫。もう、都筑を傷つけたりしない。誓うから、感じて?」
「ひあッ..」
傷つけはしなかったが、意地悪をされた。
「やぁッ..いきなりはッ..んんッ」
「予告したって、しなくたってどのみち舐めるんだからいいだろ」
都筑が我慢しているのが気に入らなかったのか、圭一はいきなり都筑の鈴口に舌を這わせ始める。
「ふぁッ..んッ..あんッ」
「可愛い。俺だけに甘い甘い声で鳴いてすがればいい」
圭一は病んでる。
都筑はそう感じていた。
病まないはずがないのだ。父は死を心待にしており、父亡き後にのし掛かる大崎グループを、これから担っていかなければならないという重み。
たった19歳の青年が一人でそれを担ごうと言うのだ。
自分は彼を支えてあげられるのだろうか?
いや、支えてあげなければいけない。
「都筑、俺が二十歳になったらさ」
ずっと側で。
****REAL1
やっと手に入れた。
“大崎 圭一”
手に入ることはないと思い、一度は諦めた。
もう、誰にも渡さない。
「都筑、一つ質問があるんだ」
圭一は、そっと涙を拭うと都筑を見つめた。
都筑は、圭一の全てが好きだった。
匂い、造形、温もり、紡がれる言葉。
怒ると怖いけれど、いつだって最後は優しい。
「何故、久隆の秘書になりたいんだ?」
都筑は圭一の弟である久隆が社長になった折には社長第一秘書になりたいと進言していた。
「それは、久隆さんが大崎グループで一番権力を持っているから」
「ん?」
「久隆さんなら、私を解雇しないでしょう?」
つい仕事モードの話し方になってしまい、都筑は肩を竦めた。圭一は、それだけでは納得しないという顔をしている。
「あなたの……傍に居たかったから……」
秘書になりたいと久隆に進言した時まだ自分はどうしようもなく圭一が好きだったので、せめて傍に居たかった。フラれてしまったけれど、好きで好きでたまらなかったのだ。
「都筑、傷つけてごめん」
「もう、いい……圭一さんは俺のものだから」
“可愛い”といって圭一は口づけをくれる。
「触っていいよね?」
圭一の手が内腿を撫でる。いつになく優しく問いかけられるが、撫でる場所は可愛くはない。
「んんッ」
「今日こそ、俺のものにしてあげるよ」
「圭一さんッ」
圭一の手は遠慮などせず、都筑の中心部をなで始めていた。
****回想1
思い出す……──……
──あなたはよく、自販機の前で項垂れていた。
「どうか、なさったのですか?」
休憩になると、社長室がある下のフロアの自動販売機の前によく圭一はいた。
秘書室のある階ではあるが、第一秘書から第三秘書までの俺たちにはあまり関係のない場所である。
何故なら、この第一秘書から第三者秘書はほぼ身内だからだ。第三者秘書は、”栗原 夏海なつみ”といい、社長の妹。
その為もあり、社長室の隣に自分たちのデスクと休憩室があった。特別扱いというわけではない、他の秘書たちが居心地の悪さを感じないための配慮である。
「敬語止めろって言ってるのに..」
圭一は眉を寄せ、悲しそうな表情(かお)をした。自動販売機の前のベンチに腰掛け考え事をしている圭一に都筑はわざと近寄るのだ。何故なら、そうでもしないと雑談すらできないから。
「仮にも先輩です。そういうわけには..」
「融通の利かないヤツ」
さすがにそんな風に言われてしまっては、都筑もしょんぼりとしてしまう。
好きだから傍にいたい。
休憩時間だって..。
「座ったら?」
「上、行きませんか?栗原さんお出掛けになられましたし」
「そっか、じゃあ行く」
圭一は叔母にあたる彼女が苦手なのだろうか?と、不思議そうにしていたら圭一は自動販売機で飲み物を一つ買うと俺にくれた。
「飲みなよ、先輩からのおごり」
”行こう”と圭一の手が背中に触れると、そこから身体中が熱を帯びたようになる。日々重ねられてゆく圭一の小さな優しさと言葉に、自分は完全に虜になって、いつしかどっぷりと甘えていた。
「苦手というわけじゃないけど」
後で聞いた話だが、叔母である栗原が“圭一と都筑”をネタに同人誌を描いているのを知り、居たたまれなくなったらしい。
恋人同士になってからの話ではあるが、
『よく描けてるよ』
圭一は、そういって笑った。
『俺もやろうかな、これみたいに』
見せて貰ったページの生々しさに、身体が熱くなったのを覚えている。
「圭一さん」
「ん?」
圭一は休憩室の三人掛けのソファーに座っていた。他にも二人掛け、一人掛け、マッサージ機などが置かれている。
「隣に座わっても?」
「え?ああ..」
都筑は圭一が困った表情(かお)をしたことに気づいたが、気づかないふりをして隣に腰掛けたのだった。
****回想2
「兄が居なくなってから人恋しくて」
都筑がそういうと、圭一は一瞬驚いた顔を向けたが何故か優しく微笑んで、
「抱っこしてやろうか?」
と口にした。今度は都筑が驚く番であった。
「前はよく、弟を抱っこしてあげていたんだけれど最近嫌がるんだよ」
都筑は、圭一の弟である久隆の年齢について考えた。確か、中学二年生のはず。
「都筑、おいで」
「!」
いやいや、待って
おかしい...
でも
「ん?どうした?お兄ちゃんが恋しいんだろ?」
圭一は首を傾げ、ポンポンと膝を軽く叩く。都筑はおずおずと圭一の膝に腰掛けた。
「なんだよ、そんな固まって」
圭一はクスクスと笑いながら、都筑を横抱きにしてぎゅっと抱き締める。都筑は、彼の香水の香りに酔いそうになった。
「昼寝してもいいよ。まだ時間あるから」
都筑は優しく微笑む彼をじっと見上げていたが、彼はそれに気づくとふっと表情を曇らせた。
「真咲さんは、どんな人だった?」
「え?」
「久隆はさ、三つの時に母を亡くしたんだ。それからずっとお兄ちゃん子で、可愛くてたまらなかった。都筑は真咲さんとすごく離れてたんだろ?」
「はい..」
「真咲さん、辛かったろうなって思って」
『ねえ、都筑。君は、圭一のこと支えてくれる?』
社長からの質問を思い出す。
『あの子はこれから大崎グループを背負っていかなきゃならない。都筑はあの子の心の支えになれる?』
自分は、その時まだ何も理解していなかった。
圭一は、いつ社長である奏が真咲の元へ旅立ってもいいように一人で頑張ってたことを。
知っていれば、過ちなんて犯さずずっと圭一の傍に居たのに。
自分は、なんてバカなことをしたのだろう?
後悔しかなかった。
気づけば、圭一が穏やかな声で歌を口ずさんでいた。それはまるで、子守唄のようで。
「なんて曲なんですか?」
「I´ll be there 久隆が好きなんだ」
都筑は圭一の歌声にいつしか眠りについていた。
****回想3
夢を見た。
そう、幼い頃の遠い夢。
『お兄ちゃんッ』
『都筑、おいで』
真咲は優しい兄だった。15も上の兄に都筑はベッタリだった。学校から帰ってくるのを待ちわびていつも玄関にしゃがんでいた。すると、帰って来た兄がいつでも抱き上げてくれた。
『大好きッ』
『いい子だね。都筑』
『ふふふッ』
『お兄ちゃんも都筑が大好きだよ』
優しい笑み、柔らかい声、暖かい胸の中。
兄は、この会社に転職する約束をしていた。営業で外回りの兄を奏は心配しているようだった。そんな矢先の交通事故。社長は、どんなにか悔やんだだろう?すぐにでも転職させていれば..。
どうして兄を連れて逝ってしまったの?あの日から社長も自分も悲しみでいっぱいだ。
「お兄ちゃん..」
夢と現実の狭間で涙が溢れた。
「都筑?」
親指の腹で涙をぬぐう感触に瞳をあげれば、圭一が心配そうに見つめていた。
「兄の夢を..」
また涙がころげおち、圭一にぎゅっと抱き締められる。
「兄に逢いたい」
「俺が代わりに傍にいるよ、都筑」
「圭一さん..うぅぅ..」
よしよしと髪や背中を撫でる手が温かかった。
大好きだった兄。
大好きな圭一。
どうして、自分は急いでしまったのだろう。どうしてあの時『ごめんね』の意味がわからなかったのだろう。それくらいいつでも圭一は大人びていて、それほど年齢差を感じさせなかったのだ。
****REAL2
「んん..はぁッ..やッ」
圭一に都筑自身を直に握り込まれ、身を捩った。
「都筑、きもちい?」
「んッ..きもちッ..あああッ」
今日こそ繋がれるのだと思ったら、どうしようもなく興奮してしまい困る。また「淫乱」だなんて言われてしまわないか、びくびくしながら、圭一の方を伺った。
今度言われてしまったら流石に立ち直れない。
「どうしたの?」
「うん?」
圭一にそう問われドキドキしながら首を傾げる。
「我慢しなくていいんだよ?」
優しい瞳に射抜かれて都筑は困ってしまう。
「でも..」
「大丈夫。もう、都筑を傷つけたりしない。誓うから、感じて?」
「ひあッ..」
傷つけはしなかったが、意地悪をされた。
「やぁッ..いきなりはッ..んんッ」
「予告したって、しなくたってどのみち舐めるんだからいいだろ」
都筑が我慢しているのが気に入らなかったのか、圭一はいきなり都筑の鈴口に舌を這わせ始める。
「ふぁッ..んッ..あんッ」
「可愛い。俺だけに甘い甘い声で鳴いてすがればいい」
圭一は病んでる。
都筑はそう感じていた。
病まないはずがないのだ。父は死を心待にしており、父亡き後にのし掛かる大崎グループを、これから担っていかなければならないという重み。
たった19歳の青年が一人でそれを担ごうと言うのだ。
自分は彼を支えてあげられるのだろうか?
いや、支えてあげなければいけない。
「都筑、俺が二十歳になったらさ」
ずっと側で。
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