177 / 305
2021’11
君に会いたい
しおりを挟む
天野蒼空 様作
あらすじ引用
遠くに行っている「君」とそんな君に会いたい「私」の、リアルな遠距離恋愛を描いた作品。
★どんなことをテーマにした作品なのか?
リアルな遠距離恋愛を描いた短編集。
【遠距離恋愛とは?】
恋人同士の居住地の物理的距離が離れた状態での恋愛関係をいう。どの程度の距離が「遠距離」にあたるかという具体的な定義は存在しない。(Wikipedia調べ)日本では、12月21日を「遠距離恋愛の日」としている。
ボッサードの法則というのがあり、男女間の物理的な距離が近いほど心理的な距離は狭まる時うものであり、物理的な距離が遠いほど結婚に至る可能性は低くなるらしい。この物語では、会いたくても会えない切なさを描いた作品なのだろうと想像する。
【どんな物語なのか?】
旅が好きだと言って彼が、一年前にここではない何処かに行ってしまい主人公は彼のことを思い出していた。写真やメッセージや彼の好きだった歌などを聴きながら。主人公は彼とは恋人同士であり、ある約束を信じ彼を待っているようだ。春から始まっていくようだが、果たして彼とどんなラストを迎えるのだろうか?
【好きな所や印象に残ったところなど】
・主人公が今の関係が変わらないものであるのか? 相手の気持ちが変わらないものであるのか不安に感じているところ。遠距離恋愛の続くタイプと続かないタイプは、信頼関係ではなくマメな連絡なのだろうなと感じる。マメな連絡があるからこそ、安心していられるのだろう。
・募っていく想いに切なさを感じる。脳に男女の差はないとは言うが、やはり男女では考え方が違うのだろうか? 単に性格の違いなのだろうか。あたらめて恋愛について考えさせられる。
・離れていると、いろんな出来事を見て思い出してしまうというのが切ないし、共感が持てる。
・季節ごとに紡がれていくエピソード。まるで気持ちが雪のように積もっているように感じた。
*9話完結
【全体の見どころ】
7000強ほどの短編集。一年前に旅に出てしまった恋人に会いたい気持ちを募らせていく主人公の物語。自分も遠距離恋愛をしたことはあるので気持ちが分かる。何かを見た時にふと思い出が過る。あの時こうだったなと。
遠距離恋愛は確かに切ない。しかし相手のことを想う時間は増えるとも思う。一緒に居るうちは何ということもない毎日だが、離れてみるといかに一緒に居られることが幸せなのか気づくことができる。
この物語では、主人公がいろんなものを見たりして、彼のことを思い出していく。彼との時間は宝物の時間に違いない。
あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?
普段何気なく一緒に居る相手との時間がどれだけ幸せなのか、改めて気づかされる物語だと思います。是非読まれてみてくださいね。おススメです。
あらすじ引用
遠くに行っている「君」とそんな君に会いたい「私」の、リアルな遠距離恋愛を描いた作品。
★どんなことをテーマにした作品なのか?
リアルな遠距離恋愛を描いた短編集。
【遠距離恋愛とは?】
恋人同士の居住地の物理的距離が離れた状態での恋愛関係をいう。どの程度の距離が「遠距離」にあたるかという具体的な定義は存在しない。(Wikipedia調べ)日本では、12月21日を「遠距離恋愛の日」としている。
ボッサードの法則というのがあり、男女間の物理的な距離が近いほど心理的な距離は狭まる時うものであり、物理的な距離が遠いほど結婚に至る可能性は低くなるらしい。この物語では、会いたくても会えない切なさを描いた作品なのだろうと想像する。
【どんな物語なのか?】
旅が好きだと言って彼が、一年前にここではない何処かに行ってしまい主人公は彼のことを思い出していた。写真やメッセージや彼の好きだった歌などを聴きながら。主人公は彼とは恋人同士であり、ある約束を信じ彼を待っているようだ。春から始まっていくようだが、果たして彼とどんなラストを迎えるのだろうか?
【好きな所や印象に残ったところなど】
・主人公が今の関係が変わらないものであるのか? 相手の気持ちが変わらないものであるのか不安に感じているところ。遠距離恋愛の続くタイプと続かないタイプは、信頼関係ではなくマメな連絡なのだろうなと感じる。マメな連絡があるからこそ、安心していられるのだろう。
・募っていく想いに切なさを感じる。脳に男女の差はないとは言うが、やはり男女では考え方が違うのだろうか? 単に性格の違いなのだろうか。あたらめて恋愛について考えさせられる。
・離れていると、いろんな出来事を見て思い出してしまうというのが切ないし、共感が持てる。
・季節ごとに紡がれていくエピソード。まるで気持ちが雪のように積もっているように感じた。
*9話完結
【全体の見どころ】
7000強ほどの短編集。一年前に旅に出てしまった恋人に会いたい気持ちを募らせていく主人公の物語。自分も遠距離恋愛をしたことはあるので気持ちが分かる。何かを見た時にふと思い出が過る。あの時こうだったなと。
遠距離恋愛は確かに切ない。しかし相手のことを想う時間は増えるとも思う。一緒に居るうちは何ということもない毎日だが、離れてみるといかに一緒に居られることが幸せなのか気づくことができる。
この物語では、主人公がいろんなものを見たりして、彼のことを思い出していく。彼との時間は宝物の時間に違いない。
あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?
普段何気なく一緒に居る相手との時間がどれだけ幸せなのか、改めて気づかされる物語だと思います。是非読まれてみてくださいね。おススメです。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる