124 / 305
【突発企画】短編読ませてください企画用
山に人魚 葛城天智様作
しおりを挟む
【あらすじ引用】
この辺で1番高い山には人魚が祀られた社があるという。
誰も見た事がないそれは、誰もが知っている噂だった。
何故山に人魚がいるのか。
1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと)
表紙がとっても素敵。貼り絵のような水彩画のような。
人魚と言えば海というイメージだけれど、この物語では何故か山の、しかも高いところに祀られているらしい。
それは、山に居たからなのか? それとも何かわけがあってのことなのか。もしくは、ただの噂なのか?
それがこれから分かっていくのではないかと思われる。
2 物語は(どのように始まっていくのか?)
主人公は、ある噂の真相を確かめるべく滋賀県のとある山へやってきた。その噂は良くないものが多く、迷信なのではないか? 偶然なのではないか? と思われるものも含まれる。科学技術の発展や医学の進歩により今まで謎とされてきたものが解明されてはいる。しかし、解明されておらず不可思議なままのモノも多い。そう考えると、この噂が単なる偶然や迷信だとは言い切れないのではないだろうか?
主人公もきっとそんなことを思ったからこそ、この山へ真実を確かめに来たのかも知れない。主人公はまるで導かれるかのように、ある場所へとたどり着くのであった。
3 世界観について
現代ファンタジーもしくはあやかしものの様な世界観。舞台は実在する県であり、現実と空想の狭間の様な雰囲気をもつ。
主人公がある場所へたどり着くと、確信へと入っていく。果たして真相は⁈
4 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。
・構成がとても良い。
・現在から過去への流れがとても自然であり、物語に入りやすい。
・現実と幻想の区別がつき辛いため、実際にあったことなのでは? と錯覚してしまう。
・ユーモアのセンスが凄すぎる
「ここの海って~遠のいたのだ。」までのやり取りなどがとても面白い。
・二人の心の距離が近づいていく様子がとても丁寧に描かれており、読んでいて癒される。
・「私だったら~とてもいいと思うわ」までのセリフがとても好きである。
・惹かれ合う二人と、彼の人生を通した理想と現実、ヒューマンドラマ部分がとても好きである。
5 お奨めしたい部分
すこしネタバレになってしまうかも知れないが、この物語は噂の真相を確かめようとした人物がその場所へたどり着き、ある人間と人魚の人生について語られていく。種族の違う二人は惹かれ合うが、子を成すことはもちろんできない。それでも寄り添い、ある秘密を抱えていた人間はこの人魚と日々を共にすることで、心が癒されていく。とても優しい純愛であり、憧れさえ抱いてしまうほどに二人の絆は強いものだ。
そして、人間の職を通して語られていく理想と現実。人のはどんなに才能があろうとも、他者の手によって違う部分を売りとされることがある。それは自分たちにとって身近なことだと思う。共感できる部分が多く、理不尽さも感じてしまうがそれが社会であり、人間の求めているものなのかもしれない。凄く考えさせられる物語である。
愛とは何か? について今一度深く考えさせられる。
6 物語のその先を想像して
人魚には極楽浄土のような概念はないかも知れない。しかし三人はあの世で仲良く暮らしているのではないかと想像する。
あなたもお手にてられてみてはいかがでしょうか?
愛する人のいる方には特に心を打つ作品であり、まだ恋をしたことのない人にとっては憧れを抱く物語だと感じました。
おススメです。
この辺で1番高い山には人魚が祀られた社があるという。
誰も見た事がないそれは、誰もが知っている噂だった。
何故山に人魚がいるのか。
1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと)
表紙がとっても素敵。貼り絵のような水彩画のような。
人魚と言えば海というイメージだけれど、この物語では何故か山の、しかも高いところに祀られているらしい。
それは、山に居たからなのか? それとも何かわけがあってのことなのか。もしくは、ただの噂なのか?
それがこれから分かっていくのではないかと思われる。
2 物語は(どのように始まっていくのか?)
主人公は、ある噂の真相を確かめるべく滋賀県のとある山へやってきた。その噂は良くないものが多く、迷信なのではないか? 偶然なのではないか? と思われるものも含まれる。科学技術の発展や医学の進歩により今まで謎とされてきたものが解明されてはいる。しかし、解明されておらず不可思議なままのモノも多い。そう考えると、この噂が単なる偶然や迷信だとは言い切れないのではないだろうか?
主人公もきっとそんなことを思ったからこそ、この山へ真実を確かめに来たのかも知れない。主人公はまるで導かれるかのように、ある場所へとたどり着くのであった。
3 世界観について
現代ファンタジーもしくはあやかしものの様な世界観。舞台は実在する県であり、現実と空想の狭間の様な雰囲気をもつ。
主人公がある場所へたどり着くと、確信へと入っていく。果たして真相は⁈
4 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。
・構成がとても良い。
・現在から過去への流れがとても自然であり、物語に入りやすい。
・現実と幻想の区別がつき辛いため、実際にあったことなのでは? と錯覚してしまう。
・ユーモアのセンスが凄すぎる
「ここの海って~遠のいたのだ。」までのやり取りなどがとても面白い。
・二人の心の距離が近づいていく様子がとても丁寧に描かれており、読んでいて癒される。
・「私だったら~とてもいいと思うわ」までのセリフがとても好きである。
・惹かれ合う二人と、彼の人生を通した理想と現実、ヒューマンドラマ部分がとても好きである。
5 お奨めしたい部分
すこしネタバレになってしまうかも知れないが、この物語は噂の真相を確かめようとした人物がその場所へたどり着き、ある人間と人魚の人生について語られていく。種族の違う二人は惹かれ合うが、子を成すことはもちろんできない。それでも寄り添い、ある秘密を抱えていた人間はこの人魚と日々を共にすることで、心が癒されていく。とても優しい純愛であり、憧れさえ抱いてしまうほどに二人の絆は強いものだ。
そして、人間の職を通して語られていく理想と現実。人のはどんなに才能があろうとも、他者の手によって違う部分を売りとされることがある。それは自分たちにとって身近なことだと思う。共感できる部分が多く、理不尽さも感じてしまうがそれが社会であり、人間の求めているものなのかもしれない。凄く考えさせられる物語である。
愛とは何か? について今一度深く考えさせられる。
6 物語のその先を想像して
人魚には極楽浄土のような概念はないかも知れない。しかし三人はあの世で仲良く暮らしているのではないかと想像する。
あなたもお手にてられてみてはいかがでしょうか?
愛する人のいる方には特に心を打つ作品であり、まだ恋をしたことのない人にとっては憧れを抱く物語だと感じました。
おススメです。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる