【トチ狂った下ネタコメディ】全米が悶絶⁈カオスな職場とリーマン物語

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リーマン物語1.5

2話*塩田の嫁になろうとした件

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「塩田!」
「なんだよ!」
なんだかカオスで忙しそうな塩田の袖を掴んで自分へ向かせるあなた。
「恋人は諦めるから、嫁にして」
「は?」 

勝つには恋人より上位職でなければならない。
つまりこういうことだ。
他人<知り合い<職場の人<客<友人<恋人<嫁
(間の客はいらないのでは?)

つまり、嫁最強!
メラゾーマもいけちゃうもんね。ってことで嫁になろう、そうしよう。
(塩田の許可は、どうなんだ?)

「挙式いつにする?」
「いや、そんな予定はない」
「運命感じたし、大丈夫だって」
「何も大丈夫じゃない」

完全に断られるも、あなたはめげなかった。めげていてはやってられない。この争奪戦に生き残らねば!あなたは固く誓ったのだった。

「で、いつにする?」
「何時にもしない」
「えー」

****

「子供は何人にする?」
あなたはあまり塩田の返事を気にしないことにした。押せばきっとそのうち「うん」って言うはず。
「は?」
「こ・ど・も♡」
「作らない」
塩田は頑なだった。しかし、あなたはそれを違う意味に受け取った。
「やだ!ずっと二人きりがいいってこと?ダーリンったら♡」
「誰がダーリンだ」

まったく照れちゃって!可愛いんだから。

妄想は暴走し、飛躍した。塩田が眉を寄せ“何を言っているんだ”という顔をしていたが、そんなこと知ったこっちゃない。塩田は今日付けで愛し、恥ずかし、Myダーリンに決定である。誰がなんと言おうとも、そう決めた。ええ!決めましたとも。文句があるならかかって来やがれ!あ、やぱ来ないで。

「今夜何処に呑みに行く?」
「行かない」
「シシャモが美味しいお店があるんだー」
「行きません」

むむ!手強い。

「じゃあ、ダーリンの家にシシャモ持って遊びに…」
「俺も行く!」
いきなりライバルの電車が会話に割り込んだ。

ちょっとなんなの?!
二人のシシャモタイムを。
(それを言うならラブラブタイムだろ)

****

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