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━1章【HAPPY ENDには程遠い】━
5.5 だから愛しい【R】
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****♡side・鶴城
『安心させてやれ』
圭一の言葉を思い出した鶴城は、それは難しいかもしれないと思った。
きっと今だって仕方なく応じてくれたのだろうと感じる。だからと言って我慢したら、美崎は一時的な感情で自分に迫った、弄んだのだと思うだろう。
──そもそも美崎は何故、自分の想いを受け取ってはくれないのだろうか。
「好きだよ」
「んんッ」
「美崎、好きだ」
鶴城は充分に潤わせた美崎の秘部に指を差し入れる。美崎はどうも鶴城の節ばった指が好きらしく、指がゆっくりと入ってくるのに合わせ甘ったるい喘ぎ声を漏らす。
「んーッ……ああッ」
──美崎の恋人の席が欲しい。
美崎を愛する権利が欲しい。
「ここがいいのか?」
「そこっ……ああ……んッ」
──俺しか知らない美崎にどんどんハマってく。
愛しい、愛しいんだよ。
「んっ……あッ……はぁッ」
──こんなによがって欲しがってくれるのに。
なんでダメなんだろう。
「いやぁッ……吸うなっ」
彼の秘部に中指を抜き差ししながら、美崎自身を咥え吸い上げる。
甘い声が腰に響いてどうにかなってしまいそうだ。
「ダメだっ……やぁんッ」
美崎の中は少し熱くてトロトロ。仰け反る胸の飾りがピンと立っているのを見ながら、さらに強く美崎自身を吸い上げる。
「やぁッ……あああ……んッ」
涙目で鶴城の口内に愛液を迸らせる美崎を可愛いと思っていた。
ごくりと口内に放たれた愛液を飲み込めば、
「変態! なんでそんなもん飲むんだよッ」
と抗議される。
「んー? 美崎が好きだから」
──文句ばかりだな。
でも、そんなところも好きだし可愛い。
きっと自分がどう思われているかなんて分かっていないんだろう。美崎は自分自身がモテることにもまったく気付いていない。こんな姿、誰にも見せたくない。見せないで欲しい。羞恥に瞳を潤ませ、じっと鶴城を見つめる彼が愛しい。
そっと髪を撫で、唇に人差し指の間接を押し当てた。柔らかい唇の感触。上目遣いで見つめる彼の不満そうな表情。もっとよがらせたいと思った。
──今は無理でも、自分から俺を求める美崎を見たい。
彼の滑らかな肌を撫で、首筋に吸い付きながら指を抜き差しする。
鶴城はここに自分自身を穿ち、快楽に身を投じる彼を想像した。
プライドを打ち砕かれ、気持ちよさに抗えない美崎の『屈辱だ』というような表情が好きだ。嫌がりながらも腰を揺らし、すがり付いてくるのが可愛くて堪らない。
──俺はバカだ。
鶴城は美崎の秘部を指で拡げると、自分自身を押し当てる。
「あっ……鶴城ぃッ」
くぷぷッと美崎の秘部に飲み込まれてゆく自分自身を見つめながら鶴城はさらに興奮を覚えていた。
『安心させてやれ』
圭一の言葉を思い出した鶴城は、それは難しいかもしれないと思った。
きっと今だって仕方なく応じてくれたのだろうと感じる。だからと言って我慢したら、美崎は一時的な感情で自分に迫った、弄んだのだと思うだろう。
──そもそも美崎は何故、自分の想いを受け取ってはくれないのだろうか。
「好きだよ」
「んんッ」
「美崎、好きだ」
鶴城は充分に潤わせた美崎の秘部に指を差し入れる。美崎はどうも鶴城の節ばった指が好きらしく、指がゆっくりと入ってくるのに合わせ甘ったるい喘ぎ声を漏らす。
「んーッ……ああッ」
──美崎の恋人の席が欲しい。
美崎を愛する権利が欲しい。
「ここがいいのか?」
「そこっ……ああ……んッ」
──俺しか知らない美崎にどんどんハマってく。
愛しい、愛しいんだよ。
「んっ……あッ……はぁッ」
──こんなによがって欲しがってくれるのに。
なんでダメなんだろう。
「いやぁッ……吸うなっ」
彼の秘部に中指を抜き差ししながら、美崎自身を咥え吸い上げる。
甘い声が腰に響いてどうにかなってしまいそうだ。
「ダメだっ……やぁんッ」
美崎の中は少し熱くてトロトロ。仰け反る胸の飾りがピンと立っているのを見ながら、さらに強く美崎自身を吸い上げる。
「やぁッ……あああ……んッ」
涙目で鶴城の口内に愛液を迸らせる美崎を可愛いと思っていた。
ごくりと口内に放たれた愛液を飲み込めば、
「変態! なんでそんなもん飲むんだよッ」
と抗議される。
「んー? 美崎が好きだから」
──文句ばかりだな。
でも、そんなところも好きだし可愛い。
きっと自分がどう思われているかなんて分かっていないんだろう。美崎は自分自身がモテることにもまったく気付いていない。こんな姿、誰にも見せたくない。見せないで欲しい。羞恥に瞳を潤ませ、じっと鶴城を見つめる彼が愛しい。
そっと髪を撫で、唇に人差し指の間接を押し当てた。柔らかい唇の感触。上目遣いで見つめる彼の不満そうな表情。もっとよがらせたいと思った。
──今は無理でも、自分から俺を求める美崎を見たい。
彼の滑らかな肌を撫で、首筋に吸い付きながら指を抜き差しする。
鶴城はここに自分自身を穿ち、快楽に身を投じる彼を想像した。
プライドを打ち砕かれ、気持ちよさに抗えない美崎の『屈辱だ』というような表情が好きだ。嫌がりながらも腰を揺らし、すがり付いてくるのが可愛くて堪らない。
──俺はバカだ。
鶴城は美崎の秘部を指で拡げると、自分自身を押し当てる。
「あっ……鶴城ぃッ」
くぷぷッと美崎の秘部に飲み込まれてゆく自分自身を見つめながら鶴城はさらに興奮を覚えていた。
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