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────0話*出会いと恋
11・強引なキラキラ男と同僚【R】
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****side■塩田(平社員)
「はあッ……」
電車の舌が塩田の鈴口を這う。皇は塩田の首筋に舌を這わせながら、胸の飾りをクニクニと指の腹で弄っていた。
──なんでこんな目に……。
ちくしょう、覚えてろよ電車。
「なあ。気持ちいいだろ、塩田。俺の愛撫でえっちい声、あげてよ」
「断る」
「ふうん」
「おい! 何処触ってる」
電車は塩田自身を吸い上げながら、最奥の蕾を指の腹で優しく撫ではじめた。
「ジェルあるぞ」
と、皇。
しかし電車は、
「俺、舐めたいんだよね」
とじっと蕾に目を向ける。
「好きモノだな、腰持ち上げてやる。舐めろよ」
「言われなくても、そのつもり」
皇と電車の会話にさすがの塩田も慌てる。
「バカッ……やめ……んんッ」
抗議しようとしたら、皇に手で口を塞がれた。
「ちょっと大人しくしてろよ、塩田」
「はあッ……。やめろ……そんなとこッ」
電車が蕾を舐め始めると、皇が塩田自身に指を絡める。前も後ろも攻められて、理性が飛びそうになった。
「挿れるのは俺様が先だぞ」
「ん? はいはい。しょうがないから譲ってやるよ。ド下手そうだしね」
と、電車。
「誰が下手だって?」
「塩田をよがらせんのは、俺だから」
「はっ。笑わせるな」
──どっちもイヤだ!
クソどもが。
「やッ……なんで拡げ……」
電車が徐に、塩田の蕾をくぱっと拡げる。塩田は屈辱的な行為に真っ赤になった。
「拡げないと中舐められないじゃん」
「やめろ……」
中まで舌を這わされ、悔しさに涙が浮かぶ。背中には皇の股間が当たる。痛いほどに立ち上がったその感触に、悪寒がした。
「ッ!」
蕾を執拗に舐めていた電車が顔を上げる。やっと開放されると思ったのも、つかの間。電車はジェルにまみれた指を、塩田の蕾にくぷッと差し込む。反対側の指で拡げながら。
「やめ……」
青ざめた顔で彼を見つめていると、耳元でそっと『大丈夫、痛くしないから』と囁かれる。
「抜け」
手を拘束されているため抵抗できず短く彼に発するが、電車は聞かないどころか塩田に優しく口づけた。舌で下唇をなぞり、歯を割って塩田の舌を求める。後ろはがっちりと皇に押さえられている為、逃れられない。
蕾からはくちゅくちゅと卑猥な音がし、さすがの塩田も泣きたくなる。
──なにするんだ、バカやろう……。
「塩田、キス下手」
「なんだと」
電車は塩田の扱いに長けていた。
「もう一回してみろよ」
「下手なのは、何回したって同じでしょ?」
「言ったな」
塩田は挑発に乗り、自分から彼に口づける。どうだと言わんばかりに舌を絡め。
「ラブラブなところ済まないが、そろそろ俺様にも楽しませてくれよ」
「誰が、ラブラブだ!」
塩田の抗議に皇が、
「なんだ、無自覚か」
と肩を竦めた。
──何を言ってるんだ、この副社長は。
「指、抜けよ。そろそろいいだろ?」
「ダメだ、もっと慣らさなきゃ」
皇の言葉に電車がダメ出しをするが強引に指を引き抜かれる。塩田は腹ばいにさせられ、そこから腰を高く持ち上げられた。手首が拘束されているためかなり無理な体勢であり、床に顔をつくしかない。
「おい、副社長! 塩田を乱暴に扱うなッ」
電車は本気で怒っているが、お構いなし。
皇は塩田の蕾に自分自身をあてると、そのまま無理矢理腰を進めた。ジェルで滑るものの、せっかち過ぎて痛い。
「……ッ」
塩田は唇を噛み締め耐えた。
「はあッ……」
電車の舌が塩田の鈴口を這う。皇は塩田の首筋に舌を這わせながら、胸の飾りをクニクニと指の腹で弄っていた。
──なんでこんな目に……。
ちくしょう、覚えてろよ電車。
「なあ。気持ちいいだろ、塩田。俺の愛撫でえっちい声、あげてよ」
「断る」
「ふうん」
「おい! 何処触ってる」
電車は塩田自身を吸い上げながら、最奥の蕾を指の腹で優しく撫ではじめた。
「ジェルあるぞ」
と、皇。
しかし電車は、
「俺、舐めたいんだよね」
とじっと蕾に目を向ける。
「好きモノだな、腰持ち上げてやる。舐めろよ」
「言われなくても、そのつもり」
皇と電車の会話にさすがの塩田も慌てる。
「バカッ……やめ……んんッ」
抗議しようとしたら、皇に手で口を塞がれた。
「ちょっと大人しくしてろよ、塩田」
「はあッ……。やめろ……そんなとこッ」
電車が蕾を舐め始めると、皇が塩田自身に指を絡める。前も後ろも攻められて、理性が飛びそうになった。
「挿れるのは俺様が先だぞ」
「ん? はいはい。しょうがないから譲ってやるよ。ド下手そうだしね」
と、電車。
「誰が下手だって?」
「塩田をよがらせんのは、俺だから」
「はっ。笑わせるな」
──どっちもイヤだ!
クソどもが。
「やッ……なんで拡げ……」
電車が徐に、塩田の蕾をくぱっと拡げる。塩田は屈辱的な行為に真っ赤になった。
「拡げないと中舐められないじゃん」
「やめろ……」
中まで舌を這わされ、悔しさに涙が浮かぶ。背中には皇の股間が当たる。痛いほどに立ち上がったその感触に、悪寒がした。
「ッ!」
蕾を執拗に舐めていた電車が顔を上げる。やっと開放されると思ったのも、つかの間。電車はジェルにまみれた指を、塩田の蕾にくぷッと差し込む。反対側の指で拡げながら。
「やめ……」
青ざめた顔で彼を見つめていると、耳元でそっと『大丈夫、痛くしないから』と囁かれる。
「抜け」
手を拘束されているため抵抗できず短く彼に発するが、電車は聞かないどころか塩田に優しく口づけた。舌で下唇をなぞり、歯を割って塩田の舌を求める。後ろはがっちりと皇に押さえられている為、逃れられない。
蕾からはくちゅくちゅと卑猥な音がし、さすがの塩田も泣きたくなる。
──なにするんだ、バカやろう……。
「塩田、キス下手」
「なんだと」
電車は塩田の扱いに長けていた。
「もう一回してみろよ」
「下手なのは、何回したって同じでしょ?」
「言ったな」
塩田は挑発に乗り、自分から彼に口づける。どうだと言わんばかりに舌を絡め。
「ラブラブなところ済まないが、そろそろ俺様にも楽しませてくれよ」
「誰が、ラブラブだ!」
塩田の抗議に皇が、
「なんだ、無自覚か」
と肩を竦めた。
──何を言ってるんだ、この副社長は。
「指、抜けよ。そろそろいいだろ?」
「ダメだ、もっと慣らさなきゃ」
皇の言葉に電車がダメ出しをするが強引に指を引き抜かれる。塩田は腹ばいにさせられ、そこから腰を高く持ち上げられた。手首が拘束されているためかなり無理な体勢であり、床に顔をつくしかない。
「おい、副社長! 塩田を乱暴に扱うなッ」
電車は本気で怒っているが、お構いなし。
皇は塩田の蕾に自分自身をあてると、そのまま無理矢理腰を進めた。ジェルで滑るものの、せっかち過ぎて痛い。
「……ッ」
塩田は唇を噛み締め耐えた。
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