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special love『運命の恋人』
6:初めての触れあい【微R】
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****♡Side・久隆
──触りたい。咲夜に、触りたいの。
いつも一緒に風呂に入り、その身体を視界の端っこで眺める。色白な体に小さくて柔らかそうなピンクの突起。ずっと触れたいと思っていた。彼のシャツの上から胸をまさぐる。
「んッ」
直ぐに目的のものが見つかり、指先でぐりぐりと刺激した。
「舐めてもいい?」
欲望のまま問えば、こくりと彼が頷く。久隆は興奮していた。震える指先で、彼のシャツのボタンを外していく。露わになった彼の肌に、厭らしくちょこんと咲く可愛らしい薄ピンク色の突起。
「んんッ」
久隆は彼の背中に手を回すと、引き寄せその突起に舌を這わせた。
──咲夜、可愛い。
まだ柔らかい突起を舌先でぐるりと舐めまわす。気持ちよさに身を捩ろうとするその身体を押さえつけて。
「久隆……」
「向こう行く?」
リクライニングチェアの上では態勢がきつそうだと考えた久隆は、彼の手を取って。ベッドルームのサイドテーブルの引き出しには、準備がなされていた。それは父から渡されたものだ。
『もし、そういう事になったら使うんだよ? 咲夜を傷つけないようにね』
どれほど”運命の恋人”と言う関係が一族同士の間で祝福されており、守られているのかを知った。
「どうして、そこばっかり」
しつこく咲夜の胸の突起を舐めていたら、彼に笑われる。ずっと舐めたかったのと言えば彼はフフッと笑う。とても可愛らしい。ふと彼の立てた膝の方に目をやると、中心部が膨らんでいる。風呂場で盗み見た彼のそこを思い出し、久隆は思わず自分自身を服の上から抑えた。みっともないくらいに、余裕のない自分。
「咲夜、こっちもいいよね?」
久隆は彼の膝を割り、彼の中心部を優しく撫でた。ずっと触れたかったものが、そこにはある。
「うん」
ズボンを下着ごと慎重に引き抜くと彼自身の先端が濡れていた。
───ああ、堪らない。俺で感じてくれてるんだ。
「咲夜、大好き」
むぎゅっと抱きしめ、頬にちゅっと口づける。
「僕も大好きだよ」
彼の笑顔は、簡単に久隆の理性を奪う。
「ずっとこうしたかった」
彼の足元へ移動すると、両ひざに手をかける。可愛い彼の膝を割ると身体を滑り込ませ、彼自身をまず指先で撫で上げた。初めての他人からの刺激に彼は吐息を漏らす。
「あ……」
彼が驚いたのは久隆が彼自身を握りこみ躊躇いもなく鈴口に舌を這わせたからだ。
「んん…」
柔らかく濡れた感触が気持ちいいのか咲夜はシーツを掴み、身を捩る。
「いっぱい、してあげる」
久隆はうっとりとしながら、彼を見つめていたのだった。
──触りたい。咲夜に、触りたいの。
いつも一緒に風呂に入り、その身体を視界の端っこで眺める。色白な体に小さくて柔らかそうなピンクの突起。ずっと触れたいと思っていた。彼のシャツの上から胸をまさぐる。
「んッ」
直ぐに目的のものが見つかり、指先でぐりぐりと刺激した。
「舐めてもいい?」
欲望のまま問えば、こくりと彼が頷く。久隆は興奮していた。震える指先で、彼のシャツのボタンを外していく。露わになった彼の肌に、厭らしくちょこんと咲く可愛らしい薄ピンク色の突起。
「んんッ」
久隆は彼の背中に手を回すと、引き寄せその突起に舌を這わせた。
──咲夜、可愛い。
まだ柔らかい突起を舌先でぐるりと舐めまわす。気持ちよさに身を捩ろうとするその身体を押さえつけて。
「久隆……」
「向こう行く?」
リクライニングチェアの上では態勢がきつそうだと考えた久隆は、彼の手を取って。ベッドルームのサイドテーブルの引き出しには、準備がなされていた。それは父から渡されたものだ。
『もし、そういう事になったら使うんだよ? 咲夜を傷つけないようにね』
どれほど”運命の恋人”と言う関係が一族同士の間で祝福されており、守られているのかを知った。
「どうして、そこばっかり」
しつこく咲夜の胸の突起を舐めていたら、彼に笑われる。ずっと舐めたかったのと言えば彼はフフッと笑う。とても可愛らしい。ふと彼の立てた膝の方に目をやると、中心部が膨らんでいる。風呂場で盗み見た彼のそこを思い出し、久隆は思わず自分自身を服の上から抑えた。みっともないくらいに、余裕のない自分。
「咲夜、こっちもいいよね?」
久隆は彼の膝を割り、彼の中心部を優しく撫でた。ずっと触れたかったものが、そこにはある。
「うん」
ズボンを下着ごと慎重に引き抜くと彼自身の先端が濡れていた。
───ああ、堪らない。俺で感じてくれてるんだ。
「咲夜、大好き」
むぎゅっと抱きしめ、頬にちゅっと口づける。
「僕も大好きだよ」
彼の笑顔は、簡単に久隆の理性を奪う。
「ずっとこうしたかった」
彼の足元へ移動すると、両ひざに手をかける。可愛い彼の膝を割ると身体を滑り込ませ、彼自身をまず指先で撫で上げた。初めての他人からの刺激に彼は吐息を漏らす。
「あ……」
彼が驚いたのは久隆が彼自身を握りこみ躊躇いもなく鈴口に舌を這わせたからだ。
「んん…」
柔らかく濡れた感触が気持ちいいのか咲夜はシーツを掴み、身を捩る。
「いっぱい、してあげる」
久隆はうっとりとしながら、彼を見つめていたのだった。
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