16 / 27
-はじまりの陰謀-編
ここはどこ? お前はだれ?
しおりを挟む
まずい、まずい、まずい。
せっかくこの世界でも生活基盤を整えて、いい感じにうまく進んでいたのに世界が滅びるだって? 冗談じゃないぞ。
いや待て。ボロスはなぜすぐに滅ぼさなかったんだ。
「ボロスが力を失っているのはわかりました。ただ、それなら今まで滅ぼさなかった理由があるはずです」
「創造神メディア様がおられるからでしょう。彼女が均衡を保っていました」
おおかた、二人の仲が悪いとかそういう話だろうな。
「それなら心配ないのでは?」
「いいえ、近い将来必ず滅びます。メディア様が夢という形で私に神託をくださったんです」
俺もなんか夢みたような。
「彼女はボロスを止める手段がないのでしょうか」
「ボロスを倒すために強大な力を使ったそうで、メディア様自身がかなり弱っておられるようなのです」
強大な力か......なにか策がありそうだ。
聞いてみたはいいけど、話が壮大すぎて俺にどうこうできるとは思えん。うん、ここは丁寧にお断りしよう。
「実は俺にそこまでの力はありません、申し訳ないですがお断りーー」
ーーピカァァッ!
突然、辺りが白い光に包まれて、俺は目をギュッと瞑った。
とっさに覆った手をゆっくり退けると、そこはさっきまでいた神殿らしき場所ではなく、エリシアもいない。
真っ白で何もない空間がただ広がっているだけ。果ては見えない。
ただ、とても温かい感覚に包まれている。例えるなら、お風呂に浸かっているような。
「一体何が......さっきの一瞬で爆発でも起きて死んでしまったのだろうか......まさかボロスの仕業!?」
「いいえ、違います」
ゆっくりとした優しい女性の話し方。キョロキョロと周りを見渡しても誰もいなーーあ、いた。
視線を下に向けると、そこには純白の薄いワンピースを着た金髪女性が深々と土下座していた。
「何をしているんですか?」
なぜ土下座しているんだ、なんなんだ。新手の罠か?
「これは当たり前の行いなのです」
どういうことか全然わからん。
「とにかく頭をあげてください」
「ありがとうございます。では、お言葉に甘えて」
スッと顔を上げた女性は少女のようにも大人のようにも見えた。
よく見ると髪はブロンズに近い金髪で身体の線は細く、手首には彫刻の入った黄金の腕輪をしている。
「あなたはどちら様でしょうか」
「私は創造神メディアです」
......!?
見た感じ神様っぽいなーって思ってたけど本物だったか。
ハッ、すぐにゴマスリ笑顔に切り替えなければ。だって消される可能性とかあるからね!
「これはこれは、メディア様でしたか。なぜ俺に土下座なんか」
メディアは立ち上がって、申し訳なさそうに頭を下げた。
「あなたに謝罪しなければならないからです」
ふむ、いきなりこんなところに呼び出したからかな。
「いえいえ、メディア様が謝ることなんてないですよ。大したことないですし」
俺は寛容な人間だ。そのくらいのことで怒るわけがない。
というか何をされてもさすがに神様相手に怒れるやつなんていないだろう。
メディアはおずおずと衝撃の発言を口にする。
「この世界にあなたを転移させたのは私です」
......
数秒の沈黙。
「お前かあぁぁぁ!!! 俺をこのクソみたいな世界に呼んだのはあああ!!」
「ひっ......!」
「何度、死にかけたと思ってるんだ!! スポーン地点くらいちゃんとしろ!! あのクソみたいなスキルはなんだ!?? なあに頭上げてんだ、土下座しろ!! バカなのか?!」
はあっ、はあっ、怒りが爆発してしまった。
「ほんっっとぉぉに申し訳ございません!」
「ちゃんと説明しろ、まずあのスポーン地点はなんだ。殺す気か?」
一度、落ち着こう。まずは冷静に話を聞くんだ。
「強力なスキルを与えたことにより私の力が弱くなってしまい、あのような場所になってしまいました。ですが幸運も一緒に与えたので、大丈夫かと......」
じゃあ何か? 幸運のおかげで洞窟の行き止まりにスポーンしたって? だからゴブリンに見つからずに済んだと。ふーん。
「幸運の効果が小さすぎんだろ!! ダイエットしてるやつでも喜ばねえミニサイズだな!? ええ!?」
「申し訳ございません......」
「じゃあハッパの毒で死なないように耐性リンゴを見つけたのも、金がなくて 飢死しそうなときに居酒屋で偶然バイトの張り紙が目についたのも、この幸運のおかげってわけか」
「その通りです......」
は~ん。
「おめえは一々、俺を窮地に追いやんねえと気が済まねえのか!!? ああん!!??」
「すいませんっ! すいませんっ!」
メディアは額がすり減る勢いでゴンゴンと頭を打ち付けている。
「まあ生きているからいいだろう。よくないけど。それは置いといて、なんでスキルを偽装する必要がある」
「ボロスに感づかれないためです。レベルが上がったら解除する仕組みにしておいたんです」
だからレベルアップと同時に解除されたと。あと、もう目も合わさないなこいつ。
「普通はファンタジー世界にきたらワクワクで冒険者になって魔物を倒すと思って。でもエイトさんがなかなか外に出ないから......」
「ああん!!? 俺のせいだってのか!? んな危険なことするわけないだろ! 脳みそ詰まってんのか!? いっぺん死ぬか!?」
怒りによって相手が神様なことを完全に忘れているエイト。
「申し訳ございません! 申し訳ございません!」
創造神メディアはエイトよりも気が小さい性格だった。
「じゃあ俺が柄にもなくギルドに行き、柄にもなくダンジョンの案件を受けたのはーー」
「私が誘導したからです......」
あの夢はお前が見せてたのかっ!!
「なんでもっと早くにそうしなかったんだ」
「それすらできないほどに力を失っていたためです」
「あっ! もしかしてダンジョンで二階層にボスが突っ込んできたのもお前の仕業か?」
「はい?? それは私ではありません」
じゃあただの偶然だったのか......?
そしてエイトは大事なことに気づく。
「いや待て、そもそもなぜボロスからスキルを偽装する必要がある? まさかーー」
そのまさかだった。
「あなたにボロスを倒していただこうと......」
なんでよりによって気弱な俺なんだ! もっと他にいっぱいいただろ!
「どうかお願いです。ボロスも徐々に力を取り戻してきているはずです。私は力の大半を失いましたし、あなたしかいないんです! 彼女の助けになっていただけませんか?」
あなたしかいないんです、じゃねえ! 俺がやらないと世界が滅びるとか言われたら断りづらいだろうが!!
くそっ、どうする? やるか? いや、でも神相手にどう戦えと......。絶対、死ぬって。死ぬ死ぬ。
でもやらないと世界が滅びる。ってことはどっちみち俺も死ぬよな? シェルターでも作って俺だけ避難とか......でもイルンやみんなは......くそっ! くそくそ!
「ま、まあ。手伝うくらいなら......」
なんでこんなことに巻き込まれているんだ俺は。
「あっ、ありがとうございます!!!」
「最後に一つ聞かせてくれ。どうして俺を選んだ」
「そっ、それはですねー、えーまあなんというか、あの~間違えちゃいました! 別のことに集中してて! それではっ!」
てへぺろ! みたいな顔をしてそそくさと逃げていくメディア。
ーーパァァァッ!!
再び光が俺を包み始める。
......は? 間違えただと? ......! だから土下座してたのか! あいつ今度、会ったらタダじゃおかないからな。絶対、ぶっ○してやる! 覚えてろよおぉぉーー
「エイトさん? どうかされたんですか?」
こっちでは時間が進んでないらしい。エリシアがキョトンとしている。
「いや......あの......手伝います。ボロス倒すの......」
エリシアはパアッと満面の笑みになった。
「本当ですかっ、心強いです! これからよろしくお願いしますね! エイトさん」
両手を握られて本来ならドキドキする場面のはずなのに、脅迫されている感じしかしない。身体中から変な汗が湧き出る。
「はい......」
こうしてエイトは、ほぼ強制的に神殺しを手伝わされる羽目になったーー。
「ふふふっ。私のためにせいぜい頑張ってね、エイト」
メディアは不敵な黒い笑みを浮かべていた。
せっかくこの世界でも生活基盤を整えて、いい感じにうまく進んでいたのに世界が滅びるだって? 冗談じゃないぞ。
いや待て。ボロスはなぜすぐに滅ぼさなかったんだ。
「ボロスが力を失っているのはわかりました。ただ、それなら今まで滅ぼさなかった理由があるはずです」
「創造神メディア様がおられるからでしょう。彼女が均衡を保っていました」
おおかた、二人の仲が悪いとかそういう話だろうな。
「それなら心配ないのでは?」
「いいえ、近い将来必ず滅びます。メディア様が夢という形で私に神託をくださったんです」
俺もなんか夢みたような。
「彼女はボロスを止める手段がないのでしょうか」
「ボロスを倒すために強大な力を使ったそうで、メディア様自身がかなり弱っておられるようなのです」
強大な力か......なにか策がありそうだ。
聞いてみたはいいけど、話が壮大すぎて俺にどうこうできるとは思えん。うん、ここは丁寧にお断りしよう。
「実は俺にそこまでの力はありません、申し訳ないですがお断りーー」
ーーピカァァッ!
突然、辺りが白い光に包まれて、俺は目をギュッと瞑った。
とっさに覆った手をゆっくり退けると、そこはさっきまでいた神殿らしき場所ではなく、エリシアもいない。
真っ白で何もない空間がただ広がっているだけ。果ては見えない。
ただ、とても温かい感覚に包まれている。例えるなら、お風呂に浸かっているような。
「一体何が......さっきの一瞬で爆発でも起きて死んでしまったのだろうか......まさかボロスの仕業!?」
「いいえ、違います」
ゆっくりとした優しい女性の話し方。キョロキョロと周りを見渡しても誰もいなーーあ、いた。
視線を下に向けると、そこには純白の薄いワンピースを着た金髪女性が深々と土下座していた。
「何をしているんですか?」
なぜ土下座しているんだ、なんなんだ。新手の罠か?
「これは当たり前の行いなのです」
どういうことか全然わからん。
「とにかく頭をあげてください」
「ありがとうございます。では、お言葉に甘えて」
スッと顔を上げた女性は少女のようにも大人のようにも見えた。
よく見ると髪はブロンズに近い金髪で身体の線は細く、手首には彫刻の入った黄金の腕輪をしている。
「あなたはどちら様でしょうか」
「私は創造神メディアです」
......!?
見た感じ神様っぽいなーって思ってたけど本物だったか。
ハッ、すぐにゴマスリ笑顔に切り替えなければ。だって消される可能性とかあるからね!
「これはこれは、メディア様でしたか。なぜ俺に土下座なんか」
メディアは立ち上がって、申し訳なさそうに頭を下げた。
「あなたに謝罪しなければならないからです」
ふむ、いきなりこんなところに呼び出したからかな。
「いえいえ、メディア様が謝ることなんてないですよ。大したことないですし」
俺は寛容な人間だ。そのくらいのことで怒るわけがない。
というか何をされてもさすがに神様相手に怒れるやつなんていないだろう。
メディアはおずおずと衝撃の発言を口にする。
「この世界にあなたを転移させたのは私です」
......
数秒の沈黙。
「お前かあぁぁぁ!!! 俺をこのクソみたいな世界に呼んだのはあああ!!」
「ひっ......!」
「何度、死にかけたと思ってるんだ!! スポーン地点くらいちゃんとしろ!! あのクソみたいなスキルはなんだ!?? なあに頭上げてんだ、土下座しろ!! バカなのか?!」
はあっ、はあっ、怒りが爆発してしまった。
「ほんっっとぉぉに申し訳ございません!」
「ちゃんと説明しろ、まずあのスポーン地点はなんだ。殺す気か?」
一度、落ち着こう。まずは冷静に話を聞くんだ。
「強力なスキルを与えたことにより私の力が弱くなってしまい、あのような場所になってしまいました。ですが幸運も一緒に与えたので、大丈夫かと......」
じゃあ何か? 幸運のおかげで洞窟の行き止まりにスポーンしたって? だからゴブリンに見つからずに済んだと。ふーん。
「幸運の効果が小さすぎんだろ!! ダイエットしてるやつでも喜ばねえミニサイズだな!? ええ!?」
「申し訳ございません......」
「じゃあハッパの毒で死なないように耐性リンゴを見つけたのも、金がなくて 飢死しそうなときに居酒屋で偶然バイトの張り紙が目についたのも、この幸運のおかげってわけか」
「その通りです......」
は~ん。
「おめえは一々、俺を窮地に追いやんねえと気が済まねえのか!!? ああん!!??」
「すいませんっ! すいませんっ!」
メディアは額がすり減る勢いでゴンゴンと頭を打ち付けている。
「まあ生きているからいいだろう。よくないけど。それは置いといて、なんでスキルを偽装する必要がある」
「ボロスに感づかれないためです。レベルが上がったら解除する仕組みにしておいたんです」
だからレベルアップと同時に解除されたと。あと、もう目も合わさないなこいつ。
「普通はファンタジー世界にきたらワクワクで冒険者になって魔物を倒すと思って。でもエイトさんがなかなか外に出ないから......」
「ああん!!? 俺のせいだってのか!? んな危険なことするわけないだろ! 脳みそ詰まってんのか!? いっぺん死ぬか!?」
怒りによって相手が神様なことを完全に忘れているエイト。
「申し訳ございません! 申し訳ございません!」
創造神メディアはエイトよりも気が小さい性格だった。
「じゃあ俺が柄にもなくギルドに行き、柄にもなくダンジョンの案件を受けたのはーー」
「私が誘導したからです......」
あの夢はお前が見せてたのかっ!!
「なんでもっと早くにそうしなかったんだ」
「それすらできないほどに力を失っていたためです」
「あっ! もしかしてダンジョンで二階層にボスが突っ込んできたのもお前の仕業か?」
「はい?? それは私ではありません」
じゃあただの偶然だったのか......?
そしてエイトは大事なことに気づく。
「いや待て、そもそもなぜボロスからスキルを偽装する必要がある? まさかーー」
そのまさかだった。
「あなたにボロスを倒していただこうと......」
なんでよりによって気弱な俺なんだ! もっと他にいっぱいいただろ!
「どうかお願いです。ボロスも徐々に力を取り戻してきているはずです。私は力の大半を失いましたし、あなたしかいないんです! 彼女の助けになっていただけませんか?」
あなたしかいないんです、じゃねえ! 俺がやらないと世界が滅びるとか言われたら断りづらいだろうが!!
くそっ、どうする? やるか? いや、でも神相手にどう戦えと......。絶対、死ぬって。死ぬ死ぬ。
でもやらないと世界が滅びる。ってことはどっちみち俺も死ぬよな? シェルターでも作って俺だけ避難とか......でもイルンやみんなは......くそっ! くそくそ!
「ま、まあ。手伝うくらいなら......」
なんでこんなことに巻き込まれているんだ俺は。
「あっ、ありがとうございます!!!」
「最後に一つ聞かせてくれ。どうして俺を選んだ」
「そっ、それはですねー、えーまあなんというか、あの~間違えちゃいました! 別のことに集中してて! それではっ!」
てへぺろ! みたいな顔をしてそそくさと逃げていくメディア。
ーーパァァァッ!!
再び光が俺を包み始める。
......は? 間違えただと? ......! だから土下座してたのか! あいつ今度、会ったらタダじゃおかないからな。絶対、ぶっ○してやる! 覚えてろよおぉぉーー
「エイトさん? どうかされたんですか?」
こっちでは時間が進んでないらしい。エリシアがキョトンとしている。
「いや......あの......手伝います。ボロス倒すの......」
エリシアはパアッと満面の笑みになった。
「本当ですかっ、心強いです! これからよろしくお願いしますね! エイトさん」
両手を握られて本来ならドキドキする場面のはずなのに、脅迫されている感じしかしない。身体中から変な汗が湧き出る。
「はい......」
こうしてエイトは、ほぼ強制的に神殺しを手伝わされる羽目になったーー。
「ふふふっ。私のためにせいぜい頑張ってね、エイト」
メディアは不敵な黒い笑みを浮かべていた。
0
お気に入りに追加
63
あなたにおすすめの小説
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。

~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。
破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。
小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。
本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。
お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。
その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。
次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。
本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる