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-はじまりの陰謀-編
すでに帰りたいんだけど
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朝の広場はまだ人がまばらで、小さな鳥が所々に地面を突いている。
噴水の前に冒険者っぽい格好をした三人が集まっていることにはすぐ気がついた。
「じゃあ、今回もその作戦で行くぞ。くれぐれもミスだけはするな」
「あぁ」
「わかってるって」
なにやら作戦会議してるらしいが、それは俺が来てからでもいいのでは? と思いつつ、声をかける。
「あの~、すいません。もしかしてダンジョン付き添い案件の......?」
ここでもゴマスリ笑顔は忘れない。
年は俺の少し上くらいだろうが、案件を出しているのはこいつら。つまり関係性でいうなら俺より上の立場だ。
冒険者としての経験も含めると、ダンジョン内で何かあったときに助けてもらうためにも、ここで気に入られなければ。『疑わしきはゴマをすれ』とも言うからな、うん。
「ああ! あなたが今回、同行してくださる自動マッピング持ちのエイトさん......ですよね?」
真っ先に返事をしたのは、糸目で 顎の下まである長髪、センター分けの男。シンプルな長剣を腰に携えている。
爽やかだな。さっきの会話しかり、こいつがリーダーか?
「そうです、今日はよろしくお願いします」
「いえいえ、こちらこそ案件を受けてくださってありがとうございます。実は罠察知持ちも魔力感知持ちも全然、見つからなくて困ってたんですよ~」
それは 暗に仕方なくマッピングも募集したみたいな言い方だが。
「はは、お役に立てるか分かりませんが」
片手で頭を掻いて、申し訳なさそうな仕草をしておく。
「あ! 自己紹介がまだでしたね。私はこのパーティのリーダー、サックと言います。左にいるのがハッパ、右がイーシュです」
ハッパはいかにもな陰気くさい雰囲気で(お前が言うな)顔の左半分が髪で隠れている吊り目の男。
とくに武器は持っていないように見えるが、全身を覆うマントと複数のポーチをつけている。
斜め下を見たままこちらには反応しない。まったく、暗いやつだな(お前が言うな)
イーシュは金の短髪で切れ長の目。ハッパと同じく武器は持っていないが茶色い革の手袋とブーツを履いている。他の冒険者の特徴と照らし合わせると魔法使いか......?
うっす、と顎だけで会釈をするだけハッパよりは印象がいい。
ちなみにこの世界の魔法使いは、いかにもな杖を持たない。
この前、居酒屋に来ていた魔法使いの客に「杖は使わないのか?」って聞いたら「なんで?」と言われた。あれってご都合主義なんだな。
その代わりブーツや革手袋をしているのは火を使うと熱いし、氷を使うと寒いからという理由らしい。まあ、そりゃそうだよな。
「それでは、ダンジョンに向かう道すがら詳細な話を詰めましょうか」
サックが門の方を指差して、にっこりと微笑んだ。
まだ開いている店も少ない静かな大通りを歩きながら、確認をする。
「今回、俺がすることって付き添いだけなんですよね?」
「ええ、そうです。戦闘は私たちで対応します。ただ、マッピング持ちのエイトさんに探していただきたいものがありまして」
「探しもの、ですか?」
あの高額な報酬と関係しているんだろうか。
「はい。今ファストダンジョンで噂になっている話をご存知ですか? なんでもダンジョン内に隠し部屋があるらしく、そこにはとんでもない宝が隠されているそうですーー世界が変わるほどの」
ここ数日、冒険者の数が多かったのはそれが理由か!
「なるほど、でもファストダンジョンって確か発見されてから百年ほど経ってるんですよね? 今まで見つからなかったんですか?」
「その通りです、私もそう思ったんですが信憑性の高い事実が二つあります。一つは、ボス部屋が未だに発見されていないこと、もう一つは出現する魔物の数が増えだしたこと」
それは妙だ。
「ファストダンジョンは初心者向けのはずですよね? なぜ見つからないんでしょうか」
「出現する魔物が弱いためボス部屋がないのだろう、と言われていました。あとはマップが知り尽くされているためです。これ以上探しても意味はないと」
だからそもそも察知、探知スキル持ちが探そうとしなかったのか。だとしても試したことくらいありそうなものだが。
頭を捻らせながら歩いていると、気づけば門のところまで来ていた。
「ん? おお、坊主じゃねえか! どうしたんだ、そんな格好してーーまさか案件を受けたのか!?」
「どうも、カセレスさん。いろいろあって受けてしまいまして、と言っても一般案件ですけどね。何かアドバイスとかないですか?」
カセレスは顎に手を置いて言葉を選ぶ。
「そうだなあ。ファストダンジョンの魔物は弱いが、気を抜くとやられることも十分にありえる。警戒を怠るな、ってくらいか」
まあ頑張れよ、と言って肩をバンバンされた。
「はは、ありがとうございます。では行ってきます」
「おう!」
ダンジョンまでは整備されている歩道を進む。俺が森から抜けてきたときに見つけた道だ。あれを反対方向にしばらく行った先にあるとのこと。
相変わらず魔物の気配を一つも感じないが、これはどういうわけなのかサックなら知ってるか?
「それはですね、魔除の石が埋められているためです」
「魔除けの石、ですか」
これまた、いかにもな魔道具だな。
サックによると、歩道には等間隔で魔除の石が使われていて、これが発する匂い、結界によって魔物が近寄らないらしい。街の周囲にもこれの大きいバージョンが埋められている。
確かに冒険者ならともかく、一般人が街を行き来するために毎度、魔物に襲われてちゃ敵わんからな。
「なるほど!」
......再び沈黙。ザッザッ、という足音だけが辺りに響く。
誰も喋らない。
もうやめて! 出会ったばかりの人との沈黙が一番きついんだから!
おい、イーシュ。お前いかにも盛り上げ役みたいな見た目してんだから、なんか喋れよ(理不尽)
「そういえば......」
沈黙を破ったのはやはりサックだった。
「ファストダンジョンは元々、違う名前だったって知っていますか?」
「え、そうなんですか?」
聞いたことがない。みな口を揃えてファストダンジョンと言っているから。
「ええ、もうだいぶ昔の話です。そもそもダンジョンが出現するのはその昔、街があった場所とされています。ファストダンジョンのある場所も例外はなく、アルメリアという街だったことからアルメリアダンジョンと呼ばれていました」
アルメリアねぇ。
「なぜ名前が変わったんでしょうか」
「さあ。私もそこまでは分かりませんが、滅んだ街の名前をつけるというのは些か、罰当たりなような気もしますから。そういうことではないですか?ーーおっと、着きましたよ」
目の前に現れたのはとても巨大な岩壁。洞窟のように見えるが、明らかに人の手が加えられた形跡がある。とても気持ち悪い雰囲気だ。
ダンジョン内からは、ゴォオゥゥーーという音が聞こえるがこれは一体、なぜ! どこから鳴ってるんだ! 怖い! 帰りたい!
入り口は三人並んで入れるほどの横幅で、その脇には間違えて入らないためか注意喚起の看板が建てられている。
「さて、では準備ができたら入りましょうか。エイトさん、スキルの発動をお願いします」
サックが腰の剣を抜いて構える。ハッパは相変わらず微動だにせず、イーシュは口角を上げて拳をパンッ、と握りしめた。
「あっ、はい! わかりました。スキルーー自動マッピング」
あー、恥ず。口に出すの恥ずすぎる、マジで。
試したことは以前にあった。自分のスキルを把握して、口に出すことで使用ができる。
俺の自動マッピングのイメージとしては、頭の中にグー○ルマップが展開される感じ。自分の現在地が青い点で表示されていて、その周りに道が広がるみたいな。
まあ半径一メートルだから、知っている場所でまず使うことはないよね。おまけに俺、街から出ないしね。
そんなわけでブルブル震えながらダンジョンに入ったわけだが。この案件を受けたことをエイトは心底、後悔することになるーー。
噴水の前に冒険者っぽい格好をした三人が集まっていることにはすぐ気がついた。
「じゃあ、今回もその作戦で行くぞ。くれぐれもミスだけはするな」
「あぁ」
「わかってるって」
なにやら作戦会議してるらしいが、それは俺が来てからでもいいのでは? と思いつつ、声をかける。
「あの~、すいません。もしかしてダンジョン付き添い案件の......?」
ここでもゴマスリ笑顔は忘れない。
年は俺の少し上くらいだろうが、案件を出しているのはこいつら。つまり関係性でいうなら俺より上の立場だ。
冒険者としての経験も含めると、ダンジョン内で何かあったときに助けてもらうためにも、ここで気に入られなければ。『疑わしきはゴマをすれ』とも言うからな、うん。
「ああ! あなたが今回、同行してくださる自動マッピング持ちのエイトさん......ですよね?」
真っ先に返事をしたのは、糸目で 顎の下まである長髪、センター分けの男。シンプルな長剣を腰に携えている。
爽やかだな。さっきの会話しかり、こいつがリーダーか?
「そうです、今日はよろしくお願いします」
「いえいえ、こちらこそ案件を受けてくださってありがとうございます。実は罠察知持ちも魔力感知持ちも全然、見つからなくて困ってたんですよ~」
それは 暗に仕方なくマッピングも募集したみたいな言い方だが。
「はは、お役に立てるか分かりませんが」
片手で頭を掻いて、申し訳なさそうな仕草をしておく。
「あ! 自己紹介がまだでしたね。私はこのパーティのリーダー、サックと言います。左にいるのがハッパ、右がイーシュです」
ハッパはいかにもな陰気くさい雰囲気で(お前が言うな)顔の左半分が髪で隠れている吊り目の男。
とくに武器は持っていないように見えるが、全身を覆うマントと複数のポーチをつけている。
斜め下を見たままこちらには反応しない。まったく、暗いやつだな(お前が言うな)
イーシュは金の短髪で切れ長の目。ハッパと同じく武器は持っていないが茶色い革の手袋とブーツを履いている。他の冒険者の特徴と照らし合わせると魔法使いか......?
うっす、と顎だけで会釈をするだけハッパよりは印象がいい。
ちなみにこの世界の魔法使いは、いかにもな杖を持たない。
この前、居酒屋に来ていた魔法使いの客に「杖は使わないのか?」って聞いたら「なんで?」と言われた。あれってご都合主義なんだな。
その代わりブーツや革手袋をしているのは火を使うと熱いし、氷を使うと寒いからという理由らしい。まあ、そりゃそうだよな。
「それでは、ダンジョンに向かう道すがら詳細な話を詰めましょうか」
サックが門の方を指差して、にっこりと微笑んだ。
まだ開いている店も少ない静かな大通りを歩きながら、確認をする。
「今回、俺がすることって付き添いだけなんですよね?」
「ええ、そうです。戦闘は私たちで対応します。ただ、マッピング持ちのエイトさんに探していただきたいものがありまして」
「探しもの、ですか?」
あの高額な報酬と関係しているんだろうか。
「はい。今ファストダンジョンで噂になっている話をご存知ですか? なんでもダンジョン内に隠し部屋があるらしく、そこにはとんでもない宝が隠されているそうですーー世界が変わるほどの」
ここ数日、冒険者の数が多かったのはそれが理由か!
「なるほど、でもファストダンジョンって確か発見されてから百年ほど経ってるんですよね? 今まで見つからなかったんですか?」
「その通りです、私もそう思ったんですが信憑性の高い事実が二つあります。一つは、ボス部屋が未だに発見されていないこと、もう一つは出現する魔物の数が増えだしたこと」
それは妙だ。
「ファストダンジョンは初心者向けのはずですよね? なぜ見つからないんでしょうか」
「出現する魔物が弱いためボス部屋がないのだろう、と言われていました。あとはマップが知り尽くされているためです。これ以上探しても意味はないと」
だからそもそも察知、探知スキル持ちが探そうとしなかったのか。だとしても試したことくらいありそうなものだが。
頭を捻らせながら歩いていると、気づけば門のところまで来ていた。
「ん? おお、坊主じゃねえか! どうしたんだ、そんな格好してーーまさか案件を受けたのか!?」
「どうも、カセレスさん。いろいろあって受けてしまいまして、と言っても一般案件ですけどね。何かアドバイスとかないですか?」
カセレスは顎に手を置いて言葉を選ぶ。
「そうだなあ。ファストダンジョンの魔物は弱いが、気を抜くとやられることも十分にありえる。警戒を怠るな、ってくらいか」
まあ頑張れよ、と言って肩をバンバンされた。
「はは、ありがとうございます。では行ってきます」
「おう!」
ダンジョンまでは整備されている歩道を進む。俺が森から抜けてきたときに見つけた道だ。あれを反対方向にしばらく行った先にあるとのこと。
相変わらず魔物の気配を一つも感じないが、これはどういうわけなのかサックなら知ってるか?
「それはですね、魔除の石が埋められているためです」
「魔除けの石、ですか」
これまた、いかにもな魔道具だな。
サックによると、歩道には等間隔で魔除の石が使われていて、これが発する匂い、結界によって魔物が近寄らないらしい。街の周囲にもこれの大きいバージョンが埋められている。
確かに冒険者ならともかく、一般人が街を行き来するために毎度、魔物に襲われてちゃ敵わんからな。
「なるほど!」
......再び沈黙。ザッザッ、という足音だけが辺りに響く。
誰も喋らない。
もうやめて! 出会ったばかりの人との沈黙が一番きついんだから!
おい、イーシュ。お前いかにも盛り上げ役みたいな見た目してんだから、なんか喋れよ(理不尽)
「そういえば......」
沈黙を破ったのはやはりサックだった。
「ファストダンジョンは元々、違う名前だったって知っていますか?」
「え、そうなんですか?」
聞いたことがない。みな口を揃えてファストダンジョンと言っているから。
「ええ、もうだいぶ昔の話です。そもそもダンジョンが出現するのはその昔、街があった場所とされています。ファストダンジョンのある場所も例外はなく、アルメリアという街だったことからアルメリアダンジョンと呼ばれていました」
アルメリアねぇ。
「なぜ名前が変わったんでしょうか」
「さあ。私もそこまでは分かりませんが、滅んだ街の名前をつけるというのは些か、罰当たりなような気もしますから。そういうことではないですか?ーーおっと、着きましたよ」
目の前に現れたのはとても巨大な岩壁。洞窟のように見えるが、明らかに人の手が加えられた形跡がある。とても気持ち悪い雰囲気だ。
ダンジョン内からは、ゴォオゥゥーーという音が聞こえるがこれは一体、なぜ! どこから鳴ってるんだ! 怖い! 帰りたい!
入り口は三人並んで入れるほどの横幅で、その脇には間違えて入らないためか注意喚起の看板が建てられている。
「さて、では準備ができたら入りましょうか。エイトさん、スキルの発動をお願いします」
サックが腰の剣を抜いて構える。ハッパは相変わらず微動だにせず、イーシュは口角を上げて拳をパンッ、と握りしめた。
「あっ、はい! わかりました。スキルーー自動マッピング」
あー、恥ず。口に出すの恥ずすぎる、マジで。
試したことは以前にあった。自分のスキルを把握して、口に出すことで使用ができる。
俺の自動マッピングのイメージとしては、頭の中にグー○ルマップが展開される感じ。自分の現在地が青い点で表示されていて、その周りに道が広がるみたいな。
まあ半径一メートルだから、知っている場所でまず使うことはないよね。おまけに俺、街から出ないしね。
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