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第05話 巫女
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村長
「また、この時期がきてしまったか。。。」
ジル(村長の娘)
「今年は、私もクジ引かないと。。。」
村長
「・・・」
村人男A
「奴らの声が…」
村人女B
「ほんとやだ…もうやだ…」
村人男C
「はやく巫女決めねぇと…」
村人女D
「アンタ!ほんとう他人事よねっ!自分は男だからって」
村人男E
「でも…決めねぇと村が…」
村人女D
「っ…」
1年前のあの事件の後、
村長がロッキの経済的面倒を見る事になった、ロッキは自分の家にこもった。
ロッキは行方不明の母と妹を失った悲しみで無気力だった。
村長の娘ジルは、ロッキの家に毎日通い辛抱強く励ました。
その甲斐あってロッキは少しずつ気力を取り戻した。
この1年でロッキは様子が変わった。目付きも鋭くなり体格も少し大きくなった。
肉体労働を進んでやる様になり、密かに毎日、我流で剣術も行った。
村の子供の中では一番力持ちと噂される様になった。
全ては妹フェイの仇を討つ為に…
ロッキ
「必ず…いつか…殺す…」
ドンッドンッ
ジル
「ロッキ起きてる?」
ロッキ
「あぁ起きてるよっ」
ロッキがドアを開ける。
ジル
「奴らが叫んでるね…」
ロッキ
「あぁ…」
ジル
「私、怖いな…」
ロッキ
「こんな事、馬鹿げてるんだっ!」
ジル
「…」
そして…その夜、巫女を決める抽選が行われた。
村人女
「よかった…私じゃない…」
村長
「次…ジル…引きなさい…」
ジル
「はい…」
引いた紙には、巫女の文字が書かれていた。
ジル
「私が巫女です…」
村長
「…そうか…あぁ…」
ジル
「お父様、今までありがとう…ロッキの事お願いします…」
ジルは目に涙を浮かべていた。
村長
「すまん…ジル…ゆるしておくれ…」
村長はその場から立ち去った。
・・・
巫女を納める場所の近くの木にジルを縛りつけ村人は去った。
ジル
「あぁ…私、死ぬのね…」
「こんな事ならロッキに好きって伝えておけばよかった…」
「死にたくない…死にたくないよぉ…」
ジルの目から涙がこぼれる。
ロッキ
「ジル!!」
突如ジルの目の前にロッキが現れた。
ジル「えっロッキ!?」
ロッキ「とにかく逃げるぞ!」
ロッキは縛ってある紐を切る。
ジル「にっ逃げるってどこへ?」
ロッキ「今の俺じゃあいつらを倒せるか分からないんだ!だから…」
ロッキ「そんな事いいから早く!奴らが来るぞ!」
「ヴオォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーー」
ジル
「ひっ!」
ロッキ
「クソッ!」
ロッキとジルの前に数人の奴らが現れた。
ジル
「ひっ…」
奴らの醜い姿を見たジルは腰を抜かしてしまった。
ロッキ
「ばっ化け物め。。。」
奴らA
「おとこいらない。。。おんなよこせ。。。。」
奴らB
「おとこころす。。。おんなよこせ。。。」
奴らD
「おんな。。。おんな。。。。」
ロッキ
「ちくしょおおおおおおおおおおおお!!!」
ロッキは奴らの一人に突っ込んだ。
しかし、奴らは腕を横に払うだけでロッキはすっ飛ばされた。
ジル
「いやぁーーーーー!!ロッキ!!」
ロッキ
「ぢぐしょおおおおおおおお」
ロッキの腕は折れ普通では違う方向を向いている。
ボロボロになりながらも再度奴らに突っ込んだ。
奴らが今度は拳を振り上げる。
ジル
「誰か助けてーーーーー!」
「また、この時期がきてしまったか。。。」
ジル(村長の娘)
「今年は、私もクジ引かないと。。。」
村長
「・・・」
村人男A
「奴らの声が…」
村人女B
「ほんとやだ…もうやだ…」
村人男C
「はやく巫女決めねぇと…」
村人女D
「アンタ!ほんとう他人事よねっ!自分は男だからって」
村人男E
「でも…決めねぇと村が…」
村人女D
「っ…」
1年前のあの事件の後、
村長がロッキの経済的面倒を見る事になった、ロッキは自分の家にこもった。
ロッキは行方不明の母と妹を失った悲しみで無気力だった。
村長の娘ジルは、ロッキの家に毎日通い辛抱強く励ました。
その甲斐あってロッキは少しずつ気力を取り戻した。
この1年でロッキは様子が変わった。目付きも鋭くなり体格も少し大きくなった。
肉体労働を進んでやる様になり、密かに毎日、我流で剣術も行った。
村の子供の中では一番力持ちと噂される様になった。
全ては妹フェイの仇を討つ為に…
ロッキ
「必ず…いつか…殺す…」
ドンッドンッ
ジル
「ロッキ起きてる?」
ロッキ
「あぁ起きてるよっ」
ロッキがドアを開ける。
ジル
「奴らが叫んでるね…」
ロッキ
「あぁ…」
ジル
「私、怖いな…」
ロッキ
「こんな事、馬鹿げてるんだっ!」
ジル
「…」
そして…その夜、巫女を決める抽選が行われた。
村人女
「よかった…私じゃない…」
村長
「次…ジル…引きなさい…」
ジル
「はい…」
引いた紙には、巫女の文字が書かれていた。
ジル
「私が巫女です…」
村長
「…そうか…あぁ…」
ジル
「お父様、今までありがとう…ロッキの事お願いします…」
ジルは目に涙を浮かべていた。
村長
「すまん…ジル…ゆるしておくれ…」
村長はその場から立ち去った。
・・・
巫女を納める場所の近くの木にジルを縛りつけ村人は去った。
ジル
「あぁ…私、死ぬのね…」
「こんな事ならロッキに好きって伝えておけばよかった…」
「死にたくない…死にたくないよぉ…」
ジルの目から涙がこぼれる。
ロッキ
「ジル!!」
突如ジルの目の前にロッキが現れた。
ジル「えっロッキ!?」
ロッキ「とにかく逃げるぞ!」
ロッキは縛ってある紐を切る。
ジル「にっ逃げるってどこへ?」
ロッキ「今の俺じゃあいつらを倒せるか分からないんだ!だから…」
ロッキ「そんな事いいから早く!奴らが来るぞ!」
「ヴオォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーー」
ジル
「ひっ!」
ロッキ
「クソッ!」
ロッキとジルの前に数人の奴らが現れた。
ジル
「ひっ…」
奴らの醜い姿を見たジルは腰を抜かしてしまった。
ロッキ
「ばっ化け物め。。。」
奴らA
「おとこいらない。。。おんなよこせ。。。。」
奴らB
「おとこころす。。。おんなよこせ。。。」
奴らD
「おんな。。。おんな。。。。」
ロッキ
「ちくしょおおおおおおおおおおおお!!!」
ロッキは奴らの一人に突っ込んだ。
しかし、奴らは腕を横に払うだけでロッキはすっ飛ばされた。
ジル
「いやぁーーーーー!!ロッキ!!」
ロッキ
「ぢぐしょおおおおおおおお」
ロッキの腕は折れ普通では違う方向を向いている。
ボロボロになりながらも再度奴らに突っ込んだ。
奴らが今度は拳を振り上げる。
ジル
「誰か助けてーーーーー!」
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