俺以外みんな異世界にいっちゃった!~ぼっちですが、何か問題でも?~

むねじゅ

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寿命

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神様の爆弾発言にめまいがする。
「ちょ…ちょっとまて!廃墟になるって…どういう事なんだよ!!」
神様は目をつぶりながら答える。
「この地球はなもう寿命なのかもしれん…」
「わしゃもう疲れたんじゃ…」
「だからわしゃ持てる全てのチカラで人間を全て転送して永眠すると決めたんじゃ…」
俺は疑問に思う。
「なんで人間だけ救うんだ!?他の生物は見殺しなのか?」
神様はニタリと笑みを浮かべこう答えた
「救う?くっくっ何か勘違いしておるようじゃが人間と最後を迎えるだと?笑わされる!!」
「えっ!?人間を助ける為に転送したんじゃ…」
「そんな事よりぬしよ何か聞きたい事があったのでは?」
「あっ…え…と」
あまりにも衝突な話に質問するのすっかり忘れていた。
そうだ。聞きたい事があったんだ。
「俺が自殺した時に聞こえた声はお前なのか?」
「さぁな。わしゃ知らんぞ。」
「そうか…やっぱりお前の話方とは違ったしな…」
「あと…俺の寿命って人間のままなのか?」
神様はニタリと答えた。
「寿命はないぞ…」
寿命がないだと…
「でっでも自殺すれば死ぬよな?」
「くっくっちりになっても死なんわ」
地球ここが廃墟になっても不自由ない体にしてやったんじゃありがたく思え。」
俺は絶句して何も言えなかった。
「くっくっもう時間のようじゃ…」
「さらばじゃ人間…一生元気でな」
「そして…お前達には哀しく恨むぞ…」
そう言って神様を名乗る女の子は笑みを浮かべて消えた。
「消えちゃった…おいおい、俺はこの世界でどうなるんだ。」

うーんもう色々起り過ぎて訳わからんが、
あの神様?が言うには。
人間を救う為ではなくむしろ人間を恨んでいた…?
人間の所為で地球が環境破壊されてるみたいな事は知ってるが、
まさか地球(神様)が怒って人間を異世界に転生したとは。
普通怒るなら殺すんじゃないだろうか?
なんで転生なんだろう?

人間を全て転生するには地球のチカラ?を全て使うらしく
今まで出来なかったが怒ってチカラを全て使ったから廃墟になるのか?
それって地球が自殺したって事…?
で、人間とは一緒に死にたくないと…

俺の寿命はなくて、不死って事か…あと粉々になっても死なないらしい。
なんて体に…飯とは食わなくても生きてるって事か?
「もう人間じゃないな…」
まぁこんな状況じゃあ人間じゃなくても良いのだか。
そんなこんな色々考えていると…

神様が言った「廃墟になる」と言う時間がきた。
「一体何が起こるんだ怖えぇ…」
次の瞬間…!
地面が物凄い勢いで上下に揺れ始める。
「わあぁぁ!これは…震度6はあるんじゃ…」
揺れはさらに増してくる。自分で立っていられない。
「ちょ…マジかよ…これはヤバイ!」
揺れが酷く視界が歪んで見える。
建物や道路が崩壊していくのが見える。
「そんな…町が…」
ガゴッ!!!!!
俺の頭に崩壊した瓦礫がれきが飛んで当たったのだろう。
物凄く痛い。気絶するぐらい痛たかった。
「血でてないだろうな…」
フラフラしながら手を頭に当てると…
頭半分がなくなっていた。
「ぐごっ頭がにゃ。。い」
さらに無数の瓦礫が俺の体に降ってくる。
体が熱く何度も千切れる感覚があった。
「いだぃ もう助けて…」
俺は意識が消えていった。
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