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001話 魔王転生
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我は魔王、この世界の覇者、統べる者である。
しかし愚かにも反逆する者はいる。
どうやら、英雄、勇者と言われる愚かな人間が我の城に侵入してきた。
手下がどうやら苦戦しているみたいだが・・・
その人間が我までたどり着いた。
まったく、役立たずの奴らめ・・・さすが勇者と認めるところか。
「やるな・・・人間、だがここへ来た事を後悔するがいい!!!」
我の力を思い知るがいい。このブラックファイヤーウォールで消し炭にしてくれる!
ブラックファイヤーウォールとは黒い炎の壁を相手に叩き込む我だけが使える
究極魔法である。
どれ・・・これから消し炭になる、恐怖に満ちた人間の顔を見てやるか・・・
「へ・・・」
そこには絶世の美女。我のマジタイプの美女が立っていた。
「あっ おっお名 お前の・・・ なっ名前は?」
「お前に言う名前などあるか! 死ね!魔王!!!!!」
絶世の美女っ子は我の胸めがけて剣を突き立てた。
おっと油断した。しかし物理攻撃は我には効かない。
「我に剣が効くか!!!痛くもかゆ・・・いたっ」
えっ・・・もしかしてこれは・・・
「油断したな!エクスカリバーだ!!死ね魔王!!!」
「えぇエクスカリバーだと・・・ぐっはぁ!!!」
やばいっこれマジやばいやつじゃん普通の剣なら平気だけど
エクスカリバーはやばいって。死ぬから!
なんでこの子そんなもの持ってるん!!!あぶない子や!
そうか忘れていたが勇者だった・・・
薄れゆく意識の中
美女が何か言ってる。
「ま・う・・よわ・・・」
何を言ってるのか聞こえな・・・いや一番聞きたくない事言ってる気がする・・・
我は死ぬのか・・・
あぁ生まれ変わるなら今度は人間になるのもいいか・・・
それであんな美女とあんなことやこんなこと・・・
・
・・
・・・?
体が痛くない。
目を開けるとそこには人間の女の顔が見える。
「起きましたかぁ~ママですよ~」
ん?なんだこれは。上手く体が動かせない。
声も上手く出ない。
「おぎゃああああああああ」
しゃべれんクソっ
「おーよしよしおしっこでちゅか?」
ションベンなど漏らすか!!
「おしっこじゃないでしゅねー?」
そんな事どうでもいいわ!!!
どうしてこうなったぁぁ!!?
しかし愚かにも反逆する者はいる。
どうやら、英雄、勇者と言われる愚かな人間が我の城に侵入してきた。
手下がどうやら苦戦しているみたいだが・・・
その人間が我までたどり着いた。
まったく、役立たずの奴らめ・・・さすが勇者と認めるところか。
「やるな・・・人間、だがここへ来た事を後悔するがいい!!!」
我の力を思い知るがいい。このブラックファイヤーウォールで消し炭にしてくれる!
ブラックファイヤーウォールとは黒い炎の壁を相手に叩き込む我だけが使える
究極魔法である。
どれ・・・これから消し炭になる、恐怖に満ちた人間の顔を見てやるか・・・
「へ・・・」
そこには絶世の美女。我のマジタイプの美女が立っていた。
「あっ おっお名 お前の・・・ なっ名前は?」
「お前に言う名前などあるか! 死ね!魔王!!!!!」
絶世の美女っ子は我の胸めがけて剣を突き立てた。
おっと油断した。しかし物理攻撃は我には効かない。
「我に剣が効くか!!!痛くもかゆ・・・いたっ」
えっ・・・もしかしてこれは・・・
「油断したな!エクスカリバーだ!!死ね魔王!!!」
「えぇエクスカリバーだと・・・ぐっはぁ!!!」
やばいっこれマジやばいやつじゃん普通の剣なら平気だけど
エクスカリバーはやばいって。死ぬから!
なんでこの子そんなもの持ってるん!!!あぶない子や!
そうか忘れていたが勇者だった・・・
薄れゆく意識の中
美女が何か言ってる。
「ま・う・・よわ・・・」
何を言ってるのか聞こえな・・・いや一番聞きたくない事言ってる気がする・・・
我は死ぬのか・・・
あぁ生まれ変わるなら今度は人間になるのもいいか・・・
それであんな美女とあんなことやこんなこと・・・
・
・・
・・・?
体が痛くない。
目を開けるとそこには人間の女の顔が見える。
「起きましたかぁ~ママですよ~」
ん?なんだこれは。上手く体が動かせない。
声も上手く出ない。
「おぎゃああああああああ」
しゃべれんクソっ
「おーよしよしおしっこでちゅか?」
ションベンなど漏らすか!!
「おしっこじゃないでしゅねー?」
そんな事どうでもいいわ!!!
どうしてこうなったぁぁ!!?
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