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見えてくるもの
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しおりを挟むドアを開けるとその向こうにエルがいた。帽子のつばに手をやり辞儀をした。その指がまだ下り切らない間に「失礼」とリゼを下がらせた。
彼は彼女の前を通りその後ろに立つテリアに向き合い、いきなり胸ぐらをつかんだ。
「リゼに関わるなと言ったはずだ。痴れ者が!」
テリアはエルの剣幕に驚いたのかすぐに抗う様子もない。その彼の頬を目がけエルが拳を振りかざした。
(エルにそんなことをしてほしくない)
その思いで我に帰ったリゼはエルの上がった腕を両手でつかんだ。
「止めて。お願い、そんなことをしないで」
彼女の懇願の後でエルはつかんだテリアを突き放した。リゼが急いでドアを開けて促すと彼はそこから出て行った。衝撃を引きずった背中はうろたえて見えた。
ドアを閉じ振り返る。エルは帽子を取り髪をかき上げていた。リゼと目が合うとやや伏せ、
「申し訳ない。脅しだけで、あなたの家で殴るつもりはなかった」
と言う。
「この家の外なら殴るの?」
「そうされて当然の男だ」
そう断言した言葉にテリアへの凝り固まった不信感が現れている。リゼのために怒り拳を振り上げてくれた。その事実を眺めれば、婚約者をつなぎ留めるために嘘を繰り返したテリアの行為の軽薄さが浮き立つように思う。
リゼは彼を居間に招いた。椅子を勧め、自分も腰を下ろした。
「テリアはお詫びにいらしたの。これまでの事情をうかがったわ」
エルはやや身をかがめ膝に肘をついて彼女を見ている。カレンの名を明かさず、先ほどテリアから聞いたあらましを彼に伝えた。
彼はむっつりとした顔で言う。
「やはり殴ってやるべきだった」
「晴れての婚約期間に顔を腫らしていてはお気の毒よ」
「その面を晒してせいぜい恥をかけばいいのに」
そう毒づいた後で聞く。
「今朝の新聞を見て驚いた。あなたはどうなのです? 衝撃だったろうしひどくお辛いのかと……」
「テリアから聞いていたお話と違ったもの。あなたと同じように驚いたわ。でも、辛いなんて……」
リゼは首を振った。
彼がこう問うのは、リゼがテリアに恋をしていると信じるからだ。確かにそれに近い瞬間はあったように思う。しかし、恋には届かなかった。テリアからの踏み込んだアプローチがなかったためもあるだろうし、リゼにも彼に向き合おうとする気持ちが足りなかった……。
(何かが足を引っぱった)
今ならそんな風にも思う。その原因も本人を前にしわかる気がした。
「本当に違うの。彼のことは何ともないわ。事情を聞いて、素直にご婚約をお祝いできたもの」
言葉に偽りはない。
エルの視線を受けながら彼がここにいる理由を感じた。新聞でテリアの婚約を知ったリゼが、そのことで傷ついているだろうと思いやって来てくれた。それがしみじみと嬉しい。感情が広がって心の奥がくすぐったく疼くほどに。
同時に記憶が引き出されてくる。ブーケの慈善劇の場だった。そこで居合わせたテリアをエルは厳しく遠ざけた。「信用が置けない」と。実際、テリアはカレンとの仲を隠すためにリゼに嘘をついていたのだから、彼の勘はつくづく正しい。何も気づかずに彼女はエルにただ反発を覚えた。
(あれも、わたしを守ろうとしてくれていた……)
振り返れば、幾つも浮かぶ彼からの優しさがよみがえる。それらに無頓着に甘えていられた自分を恨めしくも、ちょっと懐かしくも思う。
悲しさでも切なさでもない。不意に訪れたこれまでと違った感情だった。それが涙を呼んだ。込み上げる感傷に揺さぶられてリゼは目を指で抑えた。膝に乗った猫のピッピが不思議そうに小さく鳴いた。
エルが立ち上がり、彼女にハンカチを差し出した。ピッピがすとんと膝から降りた。
「あんなほら吹き男爵のためにあなたが泣いてあげる必要はない」
その言いように、止まらない涙を指で抑えながらも吹き出してしまった。首を振り、差し出してくれたハンカチを受け取った。
「……違うの。テリアのことは、少しも悲しくないの……」
「なら、どうして?」
エルが彼女の側に片膝をついて屈んだ。うかがうように瞳を凝らして見つめている。リゼは目からハンカチを外し涙にぼやける彼を見た。
「あなたの優しさが嬉しいの」
「リゼ……」
エルは彼女の手をハンカチごと両手で包んで握った。その彼女の指に口づける。
「あなたにずっと夢中だった。時間がかかるのなら必要なだけ待つ。だから、愛していると言わせてほしい」
思いがけない告白でリゼは言葉を失った。見つめ合う瞳。その刹那、想いが重なるのを感じた。それは感覚的な気づきで心を躍らせて満たしていく。小鳥の囀りに幸せのサインを知り、それが確かに叶っていくように。
リゼはほっそりと吐息する。降るような喜びを全身に感じていた。
彼への思いを受け止めてしまえば、アグネスに抱いた感情は嫉妬が絡んでいたと認めるのは容易い。リゼの知らない彼の過去を密に共有するアグネスが妬ましかった。それがブーケの母親であるなら尚更だ。
「あなたがテリアと親しくするのが堪らなく嫌だった」
「わたしも、あなたがアグネスを家に入れるのが嫌だった」
その言葉が答えになった。エルが目を大きくしその後細まる。笑みになった。
「きっと知らないと思う。叔母を訪ねた際に、僕はあなたを幾度か見かけている。いつも急ぎ足で真っ直ぐに歩いていた。その後、そのご婦人の絵を新聞に見つけて驚いた」
工房の記事と一緒にリゼの絵も新聞に載ったことがある。評判だったとかで、その絵が勝手にハガキとして方々で売られることにもなった。そのことではリゼ自身が売り込んだかのように、彼から軽く皮肉られたこともある。
「僕はあのハガキを買って持っている」
「え」
「……手元に置いておきたくなった。物語の中の憧れた人を見るような気持ちだった」
その告白は瞬時リゼを過去に誘った。工房の経営に四苦八苦しながら日々を送っていた。家庭ではすれ違いが増えてきた頃でもある。懸命なのに思い遣っていたつもりなのに、空回りばかりだった……。振り返れば惨めな思い出も多い。そんな時期の自分の面影をエルは大切に思ってくれていた。その事実は彼女を堪らない思いにさせた。
「エル……、ねえ、あなたにお礼を言いそびれているの。あるレストランであなたに助けてもらったはず。あなたが声をかけてくれなかったら、あの嫌な支配人の前から逃げ出せなかったかもしれない。本当にありがとう」
「ああ、そんなことがあったっけ。あなたは猫みたいに逃げ足も早かった」
「だから猫を飼っているのかも」
リゼはちょっと笑った。その頬にエルは指を沿わせた。その甘い仕草は触れた場所に痺れるような余韻を残した。うっとりと彼女は瞳を伏せた。
「あなたを知るにつれ思いが強くなった。優しさも心の強さも僕にはとてもまぶしい」
「あなたにはみっともないところばかり見られているわ。きっと呆れられているとばかり……」
「まさか。あなたの涙を見て、どうにもできない自分を不甲斐なく思っていた」
感情のやり取りは気まずいシーンの答え合わせのようだった。見つめ合う瞳と同じく心も重なるように寄り添う。
「僕がぼやぼやしている間に、あなたは叔母にミス・ゼノンの件を告げてくれた」
「わたしが口を挟むべきことでないのに。お節介だったわ」
「過去に両親を脅迫した人とは、たとえブーケの生母であっても相容れない。彼女から兄の話をされて、僕は警戒する気持ちが緩んでいた。ブーケも彼女を受け入れようとし始めていたから。あなたが叔母を巻き込んでくれなければ、あの子をもっと傷つけることになっただろう。あなたの聡明さに助けられた」
リゼは緩く首を振る。アグネスへの嫉妬が大きく作用しての行動だった。それを噛みしめながら。
「あの件は僕にはとどめになった。忍んでいるのが堪らなくなった。……あなたはほら吹き男爵に気持ちが向いているようだったから、僕は分が悪い。でも、ブーケは大丈夫だと言う…」
「え。……ブーケに相談なさったの?」
「リゼに求婚することは先に打ち明けた。あの子の許可はどうしても要る。「ぜひそうして」と二つ返事だった。リゼなら歓迎だと喜んでくれた」
「求婚」に続きブーケの許可……。驚きの波が目の前に押し寄せた。リゼは唇を開けぽかんとエルを見つめる。その彼女を彼は目を細めて見返す。
「なぜ、そう驚くの? 僕はあなたを妻に迎えたい」
ふと心に湧いた幾つかの考えを口にしかけて、リゼはそれを止めた。それらは自分自身を卑下するものばかりだ。離婚歴があること、そのことを傷のように捉えていること、それらがエルへの引け目にも感じてしまっていること……。
しかし、彼女が離婚した身であるのは彼はとっくに承知だ。何ならその離婚劇の場に居合わせてさえいる。そうでありながら彼女を選び、愛してくれている。その自分を見くびることは、
(エルを見くびるのと同じ)
大きな誤りだ。
嬉しいのなら、望むなら、受け取ればいい。その自由も権利も必ずある。
リゼは目に涙をにじませながら微笑んだ。
「ええ、喜んで」
その返事を受けて彼は握った彼女のを手に口づけた。身を起こして彼女の肩に手を置いた。唇が重なる。
リゼは知る。この時を願っていたこと。
今、それが叶っている。
「ねえ、ブーケはなぜあなたに「大丈夫」と請け合ったの?」
もう一度口づけかけて、彼はちょっと笑う。
「女の勘、だそうだ」
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お見苦しい箇所があり、申し訳ありませんでした。