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冬は総括
指向性と水鉄砲
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柚月が戻って、パンを食べたところで、作業開始となった。
柚月ご苦労さま、それじゃぁ、帰っていいよ~。
「待てよ~!」
さて、最初にやるのはボンネットを開けて、ライトのコネクターを外してからバルブを取り出す作業だね。
そして、取り出したバルブが入ってた場所にバーナーっていうバルブの代わりになるものを入れるんだね。
バルブの代わりって言っても、形も役割もバルブと同じにしか見えないんだけどね。
バーナーを固定したら、説明書では、バルブ裏の防塵ゴムの穴拡大が指示されてるんだけど、これは兄貴がやったようで最初からくっついてたよ。なので、バーナーの固定と、ライト裏の作業っていう第一の関門は、危なげなく終了したよ。
ちなみに、バーナーの固定をしたのは、万一、寸法の問題で入らないという事も考えられるため、先に入ることを確認するためなんだよ。
「後で、バーナーの空焚きがあるから、まだ外に出しておいてね」
優子から先もって注意があった。
次に第二の関門は、このバラストっていう物をどこに固定させるかって問題なんだよ。
ブラブラさせておくと、走行中の振動なんかで、配線が引っ張られて抜けちゃうことも考えられるし、更に言えば、バラストを落として無くしちゃうなんてことにもなりかねないから、ここはしっかりと固定できる位置を探さなきゃだよね。
でもって、配線の長さもしっかり見ておかないと、固定したのは良いけど、配線が届かなかったり、配線が引っ張られて断線しちゃう危険性もあるから、このバラストの固定が重要な意味を持つんだよ。
R32って、結構エンジンルームがぎっしり詰まってるけど、今の車と違って結構、隙間が空いてて、固定する場所は、幸いにも何ヶ所も候補が挙がったから、意外や意外に、2ヶ所の山場はあっさりと解決しちゃったよ。
そしたら、あとはサクッと作業を進めていっちゃうよ。
まずは配線を繋いだ後で、バーナーの空焚き作業をやっちゃおう。
ところで、なんで空焚きが必要なの?
まぁ、何事でも同じだけどさ、完成させちゃった後で壊れてて二度手間って可能性があるからなのかなぁ。
「それだけじゃないけどね~」
あれ柚月、何でいるんだよ。
もうパンは受け取ったから、早く帰りなよ。
「私を仲間外れにするな~!」
どうやら、HIDのバーナーのガラス表面についた油なんかを、空焚きして蒸発させるのが目的らしい。
取り付けた後で蒸発すると、密閉されたライトの中が蒸れて曇ったりするからなんだってさ。
なるほどね。
よし、早速配線を繋いで……と
「やめろ~!」
あれ? 結衣どうしたの? 柚月に目隠しなんかして、いいから、作業を続けててだって?
結衣ったら、柚月をHIDユニットの近くに無理矢理連れて行っちゃったぞ。
なんなんだろ?
よし、点灯……と
「うわぁーー!!」
あれ? 柚月が目を押さえてのたうち回ってるよ。
なるほどね、結衣に目隠しされて、真っ暗な所から急にこんな光の前に連れ出されたから、幻惑されたのか。
まぁ、柚月は放っておいて、点灯のチェックを……と、問題ないね。
取り敢えず、この状態で5分くらい放置しておくんだって……って、かすかに水蒸気みたいなものが上がってるから、やっぱり空焚きは必要なんだね。
いや、これって兄貴が使っていた物だったから、そういったものは飛んじゃってたのかと思ってたけど、そうじゃなかったんだね。
え? 逆に、保管場所の状態によっては結露したり、脂がついたりすることがあるから、やっておいた方が良い作業なんだって?
そういうものなんだね、優子。
よし、これで取り付けできるね……って、点灯後のユニットは高温だから、消灯後、5分くらいは冷ました方が良いって?
HIDを空焚きしようとして、ライトユニットの上に置いて空焚きしたら、熱でライトユニットの一部が溶けて変形しちゃった人が実際にいるんだって?
そうなの? だから、高温に晒されて、耐久性のあるエンジンの上に置いて空焚きしたんだね。
じゃぁ、その間にバラストの取り付け位置を決めて固定しちゃおう。
新品のキットには、固定の助けになるようにステーが付属してるみたいだけど、それが無くても結構穴の開いた場所があるから、R32の場合はタイラップで固定できそうだね。
え? 悠梨なに? それは結束バンドって、言うんじゃないのかって? あぁ、兄貴は昔からタイラップって呼んでて、ウチではそれが定着してるんだよ。
「車いじりやる人なんかは、一般に普及する前から使ってて、みんなその頃の呼び方で呼んでるよね」
え? タイラップは、世界で初めてこの手の商品を作った会社のつけた商品名だって? あぁ、シャワートイレの事を年配になればなるほど、ウォシュレットって呼ぶのと一緒か。
「ちなみに、年配になるとカイロの事を『ホカロン』と呼ぶか『ホッカイロ』と呼ぶかってのもあるよね」
この話によって、いつの間にか話は絆創膏と呼ぶか、バンドエイドと呼ぶか、カットバンと呼ぶかの話に飛躍してしまった。……優子め、話をかき回すんじゃないよ。
そのくだらない論争によって、ようやくバーナーも冷えたみたいだよ。
早速、作業を再開しよう……って、優子! 呼称の論争はもういいから、作業を早くやらないと日が暮れちゃうよ。
バラストも固定して、バーナーも取り付け、配線を繋げたら、遂に完成だね。
さっき、空焚きした時に点灯はさせてるんだけど、改めて点灯……って、おおっ! やっぱり自分の車に取り付けられると、同じ点灯したのでも、感動が違うねぇ……。
まだ明るい時間帯だからあまり分からないけど、ライトの光が明らかに真っ白で、強い光になったねぇ。
しかも、何故だろうね、あまり眩しさが感じられないよ。
「光に指向性があって、且つ上下への漏れが少ないからだよ」
どうやら、この上下への光の漏れの少なさこそが、プロジェクターライトの強みらしい。
通常のライトは、散光式と呼ばれている字の如く、光を散らしているため、バルブユニットが明るくなればなるほど、周囲へまき散らす光も強くなって、幻惑の原因になっているのだ。
しかし、プロジェクターライトは、光を一点に集中させて発射しているため、光が散らずに、元々指向性の強いHIDやLEDとの相性が良く、性能がより発揮できるらしい。
「プロジェクターライトは暗いっていう人が結構いるけど、それは錯覚の問題なんだよ」
優子が更に続けて言った。
その話によると、ある一定の距離の対象物に100のうち90くらいの光を届けているのがプロジェクターライトなら、同じ対象に対して45くらいの光しか届けていないにもかかわらず、ライト周辺に45くらいの光が散ってしまっているけど、より運転者に近いところが明るくなっているために、明るいと錯覚しているのが散光式ライトらしいよ。
「水鉄砲撃った時に、対象に、ほとんど水を当ててるのがプロジェクターライトで、半分以上、自分の周りでしぶきになってるのが散光式ライトだね」
なるほどね、柚月に、より水を当てられるのがプロジェクターライトなのか。
「なんで、私が水を当てられる役なんだよ~!」
え? 柚月以外考えられないでしょ。
どうせ柚月なんだからさ。
それにしても、これでまた1つ、私の車が現代の車に近づいてきたぞぉ~。なんか気分が良くなってきたぞ、ハイ柚月、外したバルブを特別にあげるよ。
「イイの~?」
柚月の表情がぱあっと明るくなった。
ウン、ただし、明日から、私が学校に来る前に私の椅子を温めておいてね。
「ふざけるなよ~!」
至って真面目だよ。
いつものように柚月をイジって喜んでいた私は、次の日に起こる事件の事など、知る由もなかったんだ。
柚月ご苦労さま、それじゃぁ、帰っていいよ~。
「待てよ~!」
さて、最初にやるのはボンネットを開けて、ライトのコネクターを外してからバルブを取り出す作業だね。
そして、取り出したバルブが入ってた場所にバーナーっていうバルブの代わりになるものを入れるんだね。
バルブの代わりって言っても、形も役割もバルブと同じにしか見えないんだけどね。
バーナーを固定したら、説明書では、バルブ裏の防塵ゴムの穴拡大が指示されてるんだけど、これは兄貴がやったようで最初からくっついてたよ。なので、バーナーの固定と、ライト裏の作業っていう第一の関門は、危なげなく終了したよ。
ちなみに、バーナーの固定をしたのは、万一、寸法の問題で入らないという事も考えられるため、先に入ることを確認するためなんだよ。
「後で、バーナーの空焚きがあるから、まだ外に出しておいてね」
優子から先もって注意があった。
次に第二の関門は、このバラストっていう物をどこに固定させるかって問題なんだよ。
ブラブラさせておくと、走行中の振動なんかで、配線が引っ張られて抜けちゃうことも考えられるし、更に言えば、バラストを落として無くしちゃうなんてことにもなりかねないから、ここはしっかりと固定できる位置を探さなきゃだよね。
でもって、配線の長さもしっかり見ておかないと、固定したのは良いけど、配線が届かなかったり、配線が引っ張られて断線しちゃう危険性もあるから、このバラストの固定が重要な意味を持つんだよ。
R32って、結構エンジンルームがぎっしり詰まってるけど、今の車と違って結構、隙間が空いてて、固定する場所は、幸いにも何ヶ所も候補が挙がったから、意外や意外に、2ヶ所の山場はあっさりと解決しちゃったよ。
そしたら、あとはサクッと作業を進めていっちゃうよ。
まずは配線を繋いだ後で、バーナーの空焚き作業をやっちゃおう。
ところで、なんで空焚きが必要なの?
まぁ、何事でも同じだけどさ、完成させちゃった後で壊れてて二度手間って可能性があるからなのかなぁ。
「それだけじゃないけどね~」
あれ柚月、何でいるんだよ。
もうパンは受け取ったから、早く帰りなよ。
「私を仲間外れにするな~!」
どうやら、HIDのバーナーのガラス表面についた油なんかを、空焚きして蒸発させるのが目的らしい。
取り付けた後で蒸発すると、密閉されたライトの中が蒸れて曇ったりするからなんだってさ。
なるほどね。
よし、早速配線を繋いで……と
「やめろ~!」
あれ? 結衣どうしたの? 柚月に目隠しなんかして、いいから、作業を続けててだって?
結衣ったら、柚月をHIDユニットの近くに無理矢理連れて行っちゃったぞ。
なんなんだろ?
よし、点灯……と
「うわぁーー!!」
あれ? 柚月が目を押さえてのたうち回ってるよ。
なるほどね、結衣に目隠しされて、真っ暗な所から急にこんな光の前に連れ出されたから、幻惑されたのか。
まぁ、柚月は放っておいて、点灯のチェックを……と、問題ないね。
取り敢えず、この状態で5分くらい放置しておくんだって……って、かすかに水蒸気みたいなものが上がってるから、やっぱり空焚きは必要なんだね。
いや、これって兄貴が使っていた物だったから、そういったものは飛んじゃってたのかと思ってたけど、そうじゃなかったんだね。
え? 逆に、保管場所の状態によっては結露したり、脂がついたりすることがあるから、やっておいた方が良い作業なんだって?
そういうものなんだね、優子。
よし、これで取り付けできるね……って、点灯後のユニットは高温だから、消灯後、5分くらいは冷ました方が良いって?
HIDを空焚きしようとして、ライトユニットの上に置いて空焚きしたら、熱でライトユニットの一部が溶けて変形しちゃった人が実際にいるんだって?
そうなの? だから、高温に晒されて、耐久性のあるエンジンの上に置いて空焚きしたんだね。
じゃぁ、その間にバラストの取り付け位置を決めて固定しちゃおう。
新品のキットには、固定の助けになるようにステーが付属してるみたいだけど、それが無くても結構穴の開いた場所があるから、R32の場合はタイラップで固定できそうだね。
え? 悠梨なに? それは結束バンドって、言うんじゃないのかって? あぁ、兄貴は昔からタイラップって呼んでて、ウチではそれが定着してるんだよ。
「車いじりやる人なんかは、一般に普及する前から使ってて、みんなその頃の呼び方で呼んでるよね」
え? タイラップは、世界で初めてこの手の商品を作った会社のつけた商品名だって? あぁ、シャワートイレの事を年配になればなるほど、ウォシュレットって呼ぶのと一緒か。
「ちなみに、年配になるとカイロの事を『ホカロン』と呼ぶか『ホッカイロ』と呼ぶかってのもあるよね」
この話によって、いつの間にか話は絆創膏と呼ぶか、バンドエイドと呼ぶか、カットバンと呼ぶかの話に飛躍してしまった。……優子め、話をかき回すんじゃないよ。
そのくだらない論争によって、ようやくバーナーも冷えたみたいだよ。
早速、作業を再開しよう……って、優子! 呼称の論争はもういいから、作業を早くやらないと日が暮れちゃうよ。
バラストも固定して、バーナーも取り付け、配線を繋げたら、遂に完成だね。
さっき、空焚きした時に点灯はさせてるんだけど、改めて点灯……って、おおっ! やっぱり自分の車に取り付けられると、同じ点灯したのでも、感動が違うねぇ……。
まだ明るい時間帯だからあまり分からないけど、ライトの光が明らかに真っ白で、強い光になったねぇ。
しかも、何故だろうね、あまり眩しさが感じられないよ。
「光に指向性があって、且つ上下への漏れが少ないからだよ」
どうやら、この上下への光の漏れの少なさこそが、プロジェクターライトの強みらしい。
通常のライトは、散光式と呼ばれている字の如く、光を散らしているため、バルブユニットが明るくなればなるほど、周囲へまき散らす光も強くなって、幻惑の原因になっているのだ。
しかし、プロジェクターライトは、光を一点に集中させて発射しているため、光が散らずに、元々指向性の強いHIDやLEDとの相性が良く、性能がより発揮できるらしい。
「プロジェクターライトは暗いっていう人が結構いるけど、それは錯覚の問題なんだよ」
優子が更に続けて言った。
その話によると、ある一定の距離の対象物に100のうち90くらいの光を届けているのがプロジェクターライトなら、同じ対象に対して45くらいの光しか届けていないにもかかわらず、ライト周辺に45くらいの光が散ってしまっているけど、より運転者に近いところが明るくなっているために、明るいと錯覚しているのが散光式ライトらしいよ。
「水鉄砲撃った時に、対象に、ほとんど水を当ててるのがプロジェクターライトで、半分以上、自分の周りでしぶきになってるのが散光式ライトだね」
なるほどね、柚月に、より水を当てられるのがプロジェクターライトなのか。
「なんで、私が水を当てられる役なんだよ~!」
え? 柚月以外考えられないでしょ。
どうせ柚月なんだからさ。
それにしても、これでまた1つ、私の車が現代の車に近づいてきたぞぉ~。なんか気分が良くなってきたぞ、ハイ柚月、外したバルブを特別にあげるよ。
「イイの~?」
柚月の表情がぱあっと明るくなった。
ウン、ただし、明日から、私が学校に来る前に私の椅子を温めておいてね。
「ふざけるなよ~!」
至って真面目だよ。
いつものように柚月をイジって喜んでいた私は、次の日に起こる事件の事など、知る由もなかったんだ。
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