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「いつ撮ったのこんな写真!!」
「昼休みに河田くんたちが体育館でバスケして遊んでたから、どさくさに紛れて撮ってきた
かなり観客集まってたけど、私はアリーナ席取れたの、もう至近距離であれみれるのは最高」
「いいなあ…
僕も見たかった…」
平岡さんのアリーナ席へのツッコミも忘れて、素直に羨ましさを感じてしまう。
僕の河田センサーがもっと働いてくれれば、迅速に体育館に向かえたのに。
「この写真ほしい??」
「え?くれるの?!?!」
「まだ何も言ってないんだけど」
平岡さんは眉を寄せて、僕の額にデコピンをした。か弱そうな小さい体をしているのに意外と力が強い。
「え?くれないの?」
「そ、そんな顔で見ないでよ」
平岡さんに近づきねだるような目を向けたものの、顔に手のひら当てられて押しのけられる。
あまりの気持ち悪さに、平岡さんは見ていられなかったのか後ろへ顔を向けた。
「ごめん、近すぎたよね」
「別にそんなこと言ってないでしょ
しょうがないから後で送ってあげる」
僕から視線を逸らしたまま、平岡さんは投げ捨てるように言った
あまりの嬉しさに僕は平岡さんの両手を握る。
「ありがとう!!うれしい!!
待ち受け画面にするかも!!」
「わかったから手離してよ
他の人に勘違いされたらどうするの?」
平岡さんは怒りで血が上っているのか、ほんのり頬が赤くなっている。
「昼休みに河田くんたちが体育館でバスケして遊んでたから、どさくさに紛れて撮ってきた
かなり観客集まってたけど、私はアリーナ席取れたの、もう至近距離であれみれるのは最高」
「いいなあ…
僕も見たかった…」
平岡さんのアリーナ席へのツッコミも忘れて、素直に羨ましさを感じてしまう。
僕の河田センサーがもっと働いてくれれば、迅速に体育館に向かえたのに。
「この写真ほしい??」
「え?くれるの?!?!」
「まだ何も言ってないんだけど」
平岡さんは眉を寄せて、僕の額にデコピンをした。か弱そうな小さい体をしているのに意外と力が強い。
「え?くれないの?」
「そ、そんな顔で見ないでよ」
平岡さんに近づきねだるような目を向けたものの、顔に手のひら当てられて押しのけられる。
あまりの気持ち悪さに、平岡さんは見ていられなかったのか後ろへ顔を向けた。
「ごめん、近すぎたよね」
「別にそんなこと言ってないでしょ
しょうがないから後で送ってあげる」
僕から視線を逸らしたまま、平岡さんは投げ捨てるように言った
あまりの嬉しさに僕は平岡さんの両手を握る。
「ありがとう!!うれしい!!
待ち受け画面にするかも!!」
「わかったから手離してよ
他の人に勘違いされたらどうするの?」
平岡さんは怒りで血が上っているのか、ほんのり頬が赤くなっている。
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