【R18】平凡な男子が女好きのモテ男に告白したら…

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「臣？」


戻ってきた臣の手元に握られていたのは、春也に買ってもらったいちごプリン。
何故いまそれを持ってきたのか。
呆気に取られたままでいると、臣はソファに座ってもう一度僕を膝の上に抱き上げてキスをする。


「なんでそれ持ってきたの？」

「さて、何ででしょう？
当てたらいかせてあげてもいいよ」

「んぅ、わかんない」


その甘い言葉に必死に正解を考えるもアルコールが回った頭では答えがなかなか出てこない。

ねだるように臣の首元に腕を回し、至近距離で見つめると顔を傾けて唇が重なり合う。
もう何度目のキスかわからないのに絶えず気持ちいいと感じるのは不思議だ。


「じゃあもう一回だけチャンスあげる」

「ヒントは？」


今度こそと思い、首元に腕を回しながら首元にキスをするとそれの仕返しと言わんばかりに背中をツーッと撫でられた。反射的に背中が反ってしまう。


「ヒントはなし」


後頭部に手を回してチュッと音をたててまたキスをされる。


「うーん、一緒に食べるため？」

「ほぼ正解かな
じゃあご褒美あげる」