【R18】平凡な男子が女好きのモテ男に告白したら…

7

「男どもは千夏ちゃんみたいな可愛い子がいると思っていってんだろうな
男は単純すぎるんだよ
哀れ哀れ」


「本当男は哀れですね！！」


「ここに男いること忘れてる…？？」


「さあ！クレープ食べに行きましょう！！」


僕の言葉は無視されて2人は僕の腕を引いて前に歩いていく


クレープの出店につき、僕はアイスや生クリームがたっぷり乗ったクレープを頼んだ

見た目も可愛くデコレーションされている


「千夏さん！可愛いです！可愛いです！
めちゃくちゃクレープ似合ってます！！」

後輩の女の子はクレープを持った僕の写真をいろんな角度から何枚も撮ってる


「その写真何かに使うの…？」


「秘密です！！」


「え！ちょっと待ってよ！！」


そう言って後輩を追いかけた時、何かにつまずいた


「あっ」


そのまま体が前に倒れていく
そして地面に倒れそうになり、恐怖で目をつむる


けど何故か転んだ時の衝撃は襲ってこない
逆に何かに支えられているような感覚


2人が助けてくれたんだと思いそっと目を開けたけど、それにしてもお腹には逞しい腕が腰に回ってる


でも助けてくれたしとりあえずお礼は言わないと


「あの、ありがとうございっ…」


「大丈夫ですか？
怪我とかしてないですか？」


「えっ…」


助けてくれた人の顔を見上げるとそこには見覚えのある顔