【R18】恋愛遊戯『異世界編』

へてぃと。

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〜幕間〜

告白されたら、フラグ回収して戦士様が倒れてとんでもないことになりました。

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 アシュランさんに毎日精を注がれて一週間。恥じらいを教わる事により、羞恥心を思い出し、少しだけ元の自分に戻れた気がする。
 リアスさんと子供を作るのが役目だとか。えっちすることが私の存在理由だとか、そのためだけに生きてるとか、この世界に来てすぐにリアスさんにそれを文字通り身体に叩き込まれて、それが間違いないことだと信じ切っていた。

 私の様子を見て、いけるだろうと判断したミリアさんは、元々の勇者様の目的である魔族討伐のために旅を再開した。私はそれに同行させてもらうことになったのだ。

 港町を出て夜になるまでになんとか目的地にたどりたき、森の中で焚き火を囲む。
 
「わー、こんなの久しぶりです。高校の時以来かも~キャンプみたいで楽しい」
「……キャンプであることには変わりないが……コウコウ?なんだそれは」

 木の枝に刺さったお肉は、アシュランさんがどこからか持ってきた。それを焚き火の周りに刺し、くるりと逆側にひっくり返してから、アシュランさんは私に不思議そうに聞いてきた。

「あ、私の世界の学校のことですよ」

 そうか。と頷くアシュランさんから、切り分けたパンを渡される。それにもワクワクしながらお肉が焼けるのを待つ。

「まったく、あんたって子は……。それにしても驚いたわよ。そんな明るい髪色してるからこっちの世界の人間だと思ってたら、まさかの異世界人だったなんて……」

 焚き火を挟んで向こう側から話しかけて来たミリアさん。最初は厳しくて苦手だと思っていた彼女も、今着ている服を選んで買って来てくれたり、なんだかんだで意外と親切だ。

「最初はどうなることかと思ったけど、随分顔色も良さそうだね。安心した」

 ミリアさんの隣で私に微笑みかけた勇者様。
 ミリアさんのガードが固いこともあって、最初に勇者様と喋った時、この人ちゃんと喋れるんだと驚いた。というか、アシュランさんとミリアさんのキャラが濃すぎて、セレストさんは勇者様なのに残念なことに影が薄い。

「はい、ありがとうございます」

 私が笑いかけると、照れてそっぽを向く。彼は、すぐに鼻血を出してしまうところとかを見ると、女性慣れしてないのかもしれない。でもそういう純粋そうなところが、男の人なのに可愛らしなあと思う。
 
「さあ、焼けたぞ」
「ありがとうございます」

 ほい、っと渡されたお肉、…‥正直なんのお肉だか考えたくないので、そこは聞かないでおくことにした。
 ふーふーっと息を吹きかけ、少し冷ましてからかぶりつく。胡椒は高いらしく、残念ながら塩のみだけど、それでもとてもおいしかった。

 そうして食べ終わりお腹も満たされて、一日中歩き回り疲れた身体を休める。




 夜中のこと、ふと目が覚めた。

「……んつ……」

 その時間は必ずと言っていいほど来てしまう。
 もじっと膝を擦り合わせて我慢すれば、今度はゾクゾクとした甘い痺れが腰を駆け抜け、びくんと身体が揺れた。

 ミリアさんとセレストさんは眠っている。

 私の異変に気づいたアシュランさんはそっと私の肩を抱いた。

 シたいという欲求が衝動的におこる。それは、普通の衝動ではなく、魔族であるリアスさんに長く抱かれ、新しい魔族を産み出す母体とされていたこと。
 快楽を引き起こす幻影の花と、特殊な石でつくられたビーズのショーツのせいで、ついこの前まで、それになんの疑問もいだかず、情欲のままに人前で自慰をすることも恥ずかしくなくなっていた。

 花の香りは忘れるほどにはなった。だけど未だに催淫効果があるビーズでてきたショーツは、強い魔法がかかっているとかで脱げないままだ。
 最初の時とは違い、羞恥心を取り戻した私は人前でそう言った行為をするのは不謹慎で恥ずかしいことだとちゃんと思える。
 それでも神様の恩恵をうける勇者のパーティの一員であるアシュランさんに、リアスさんにされたのと同じように1日に5回、膣内に射精してもらわないと、母体へと堕とされた身体は例えビーズを取り払ったとしても、完全には元には戻らない。

 普通はそんな手間をかけて母体を救うことなどしないらしい。こんなふうに母体につきっきりになるので、責任を持って一人の人間と添い遂げるくらいの覚悟がないと無理なことなのだそう。だから普通は誰もそんな責任など取れないと、母体となった人間はその場に捨て置かれるのだそうだ。

 だけどアシュランさんはそのリスクを取ってでも、私を魔界から連れ出してくれた。

「こっちへ」

 鎧を外したアシュランさんに連れられて森の深いところへとはいる。
 野営になるだろうと言われて、こうなることは分かっていた。なるべく外での回数を減らしたかった私は、アシュランさんに相談して、出かけるギリギリまで彼に抱かれていたから、今日は精液を膣内に受けるのは2回ですむ。

 大きな木を背に隠れるようにして、キスを交わす。
 ちゅ、くちゅ、っと静かな森に水音が響く。
 月の光が明るく周囲を照らしていて、松明やランタンがなくてもアシュランさんの姿がよく見える。

 唇は、私の首筋を滑り降り、服で隠れる部分にキスの痕を残した。上着の隙間から入り込んできた大きな手のひらに胸がつつまれる。
 荒い呼吸に舌を絡ませて、スカートの下から差し込まれた指に、花芽を擦られ、悲鳴をあげようにも、キスで塞がれて全て飲み込まれる。
 ビーズを避けて蜜壷の入り口をさすられる。

「もうこんなに濡れている……」

 指を引き抜き、粘度を確認するかのように指を擦り合わせ、アシュランさんは、どうしてだ?と私にみせてくる。
 彼の指の間で糸を引くソレが、自分のものかと思うとすごく恥ずかしい。

「ゃ、それ、は……」
「こんな開けた場所で、はしたなく蜜を垂らして……これなら俺のもすぐに挿入りそうだ」
「ぁ、あ」

 耳元で囁かれて、恥ずかしくて顔が熱くなる。
 アシュランさんはたまに意地悪だ。もう私が恥ずかしいとちゃんと分かっているのに、そんなことをいってくる。

 顔を赤くして下を向いた私をみて、ふっと笑い彼はまた私にキスをする。


🩷🩷🩷


 後ろを向かされ、木にしがみつくと、スカートを腰の上までたくしあげられ、お尻を突き出すように腰を持たれた。下穿きを緩めたアシュランさんのモノが、ビーズを避けて私のナカに挿入ってくる、

「あっ、あぁ!」

 ぐっぐっと膣を押し広げられ、蜜が馴染むまで、ゆっくりと出し入れが開始される。
 
「声をあげればあっちに聞こえるぞ?」

 そう告げられて、私は慌てて片手で口をふさぐ。
 アシュランさんと固い木の間に挟まれ、彼のいいように揺らされる。片手がクリトリスに伸びてきて、ビーズごしにクリクリとなでまわすと、ビリビリっと快楽が走り、新たに蜜が溢れる。滑りが良くなったところで、アシュランさんの律動が激しくなった。
 
 そんなに細い木でもないのに、木がアシュランさんの与えてくる振動に合わせて、ゆさゆさと揺れている。やがて、ぱちゅ、ぱちゅ、と肌と肌がぶつかる粘着質な音がまじり、そのことに、少し向こうで寝ているセレストさん達に、その音が聞こえるんじゃないかと思ったら、恥ずかしくて、ぶるりと身体が震える。最上まで押し上げられた快感に、膣がキュンキュンと締まり、頭のなかで気持ちいいが弾けた。

「っくっ!!」

 びゆるるる!と、同時にアシュランさんの熱も弾けて、私の恥ずかしい蜜壷は、潤いを増す。
 一度、アシュランさんのものが引き抜かれ、たらりと膣口から彼の精液が流れる。今度は正面をむかされ、両足を大きく割り開いて抱えあげられ、もう一度、ぬぷりと熱杭を挿入される。そのままお互いの陰部を擦り合わせて2度目の絶頂を迎えた。


♦︎♢♦︎


「随分、我慢が効くようになったな」

 終わった後、近くの木の根元に座ったアシュランさんに抱きしめられて、そう言われ、

「言わないでください、…‥思い出すと恥ずかしいんです」

 本当に恥ずかしくて、うつむく私を見て彼は鳶色の瞳を瞬いてから微笑んだ。そして私の手を取り、そのまま手の甲に口付ける。

「……好きだ、フーネ」

 真剣な瞳で見つめられて、突然そう告げられ、私は驚く。

「この戦いが終わって、お前が俺を選んでくれるのなら、どうかこのまま、俺と一生を添い遂げてほしい」

 一瞬、時が止まった気がした。

「返事は急がない」

 これってもしかして、結婚を申し込まれてる??

 あれ、

 でも確か……

「……そういえばアシュランさん。明日、危険なダンジョンに入らないといけないんですよね?」
「……依頼を引き受けているからな。だが、それがどうした?」
 
 嬉しいけどそれって……

 と、一瞬考えかけて、いやいや、それは現実で見るアニメとか、漫画とか小説とかである展開で、そんなはずはきっとないと………


「アシュランがセレスト庇ってやられた!!」
「……」

 --そう思ってた時期が、私にもありました……。
 
 やっぱ、フラグだった……。

 体格が立派でその分体重の重いアシュランさんを、ミリアさんが魔法術で軽くして、セレストさんが抱えて近くの街へと駆け込んだ。

「彼にかけられてるのは近代で使われている魔術でなく、古来からの魔法だからね。回復は難しいかもしれないよ」

 教会で神父さまにそう言われて、それでもと精一杯の処置はしてもらった。一応成功したらしいけど、いつ目覚めるのかは神父様にもわからないのだそう。

 持てる知識とありったけの技術を使い、薬草類をガンガンと容器のなかで潰しながら、

「ふざけんじゃないわよバカ戦士!さっさと起きろっての!!」
 
 と、ミリアさんは文句をたれる。

 というか、私の浄化をしてくれていたアシュランさんがダメとなると、今後私はどうしたらいたのだろう。
 焦る頭で考えてみるけどいい案なんて思いつかない。
 そうこうしているうちに、徐々に時間はすぎる。
 文句を言いながらも、必死でアシュランさんの治療に専念しているミリアさんの邪魔はしたくなかった。


 別に取った部屋でシーツを頭からかぶり、隅にうずくまる。
 せっかく自分の意思を取り戻せたのに……。このまま、アシュランさんが目覚めなかったら、彼らに会う前の淫乱で、オカシイ私に戻ってしまうのだろうか?
 嫌だとそう思っても、あの波は同じようにやってくる。

 少しでも熱を逃そうと、服を取り払う。自分で自分を慰めようと手伸ばして触ろうとした時だ。

 コンコンと扉がノックされ、急な事に驚いた私はクルクルとシーツを素肌に巻き付け扉を開いた。そこに佇んでいたのは--
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