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第八話 本当に良かった
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頭上から落下したネバネバを素早く飛び避け、目の前で開こうとした蕾を戦鎚で叩き潰す。
つるに足場を乱されながらも、アリスは順調に扉に近づいていた。その時。
「地震か!?」
地響きと共に部屋の入り口まで大きく揺れ、シディアは咄嗟に壁に手をついた。つるが覆っていない土壁の部分だ。
「まさか……」
手に伝わる感触は土壁そのものではあったが、それだけではなかった。
脈動している。この壁は───この部屋は、生きている。
敵は巨大植物だけじゃない、部屋そのものだ。
足元のつるが動く気配を感じた。まずい、気がする。
「アリス、戻れ!」
妹の背に向かって叫ぶ。
突然の地震でつるに座り込んでいたアリスだったが、兄の声に従い駆け出した。
動くつるに足をとられまいと、つるとつるの間を跳ねながら、シディアのいる入り口を目指す。
「……っ!」
それは一瞬だった。アリスの真横の壁で開いた花が、ネバネバを砲弾のごとく発射したのだ。
間一髪、戦鎚で防いだアリスだったが、バランスを崩しつるの上に倒れ込む。ネバネバが直撃した戦鎚からは、小さく煙が立ちのぼっている。やはり人間が触れて無事で済むような代物ではない。
「アリス!」
部屋の中ほどで倒れた妹に手を差し伸べるべく、シディアは走った。
───怖い。
つるがうねり、足元から壁から天井から、鞭のごとく襲ってくる。背中に食らい、痛みに涙目になる。止まりそうな足を、無理やり動かす。
先ほどまではただの歩きにくい場所だったのに、急に可動式になるなんて聞いていない。
前方から発射されたネバネバを、横に飛んでギリギリでかわす。顔の真横をネバネバが通過する。毛先が少し溶けたかもしれない。
これも先ほどまではただ垂れ流すだけだったのに、急に狙いを定めて射出してくるとか聞いてない。
怖い。怖い。ものすごく───怖い。
「大丈夫か!?」
命からがら辿り着き抱き起こすと、アリスは幼さの残る顔をゆがめた。
「う……っ、足、が」
ショートパンツから伸びる左足は傷だらけだ。右膝にはつるが巻き付いている。シディアが来るまで起き上がれないまま、腕と戦鎚だけで身を守っていたのだろう。両腕にも出血が見られる。
「くそっ、離せよ……っ」
アリスの右膝に巻き付くつるを掴み、力いっぱい引っ張った。ダメだ。素手では解けそうにない。
全力のアリスが戦鎚を振るえば対抗できるだろうが、アリスにその力は残っていそうになかった。
あからさまに弱っている。つるが魔力や生命力を吸収しているのかもしれない。そうだとしたら、時間がない。
「シディア、上……っ」
部屋の中心、その頭上。
壁や天井を這っていたつるが一所に集まり、絡み合い、塊になった。みるみる色づき出来上がったのは、他とは比べ物にならないほど巨大な、赤い蕾。
「あれが、本体か」
誰に言われずともなんとなくわかる。部屋全体を身体に例えるなら、あの巨大な蕾は心臓部もしくは頭脳部に違いない。
巨大な蕾は双子の真上までその首を伸ばすと、口を開くように巨大な花を咲かせた。
花の中には特大の、透明なネバネバの塊。───双子の身体を一息に吞み込めるほどの。
「ふっ、ふはは……」
「はは、やば、シディアがおかしくなっちゃった……」
「アリスだって笑ってるじゃねーか」
頬を引きつらせながら、双子は乾いた笑みを浮かべていた。
シディアは思う。絶体絶命とはこのことか。
───否。できることはもうひとつだけある。
もうやけくそだ。やれることはなんでもやろう。
効かなかったらその時は───終わりだけれど。
シディアはローブを脱ぎ、横たわるアリスの身体を覆うように被せた。
父ジョセフがこの日のために作ってくれた特別製のローブだ。着用者の魔力を利用し、防御力を上げてくれる。人より魔力量だけはふんだんにあるシディアにとって、うってつけの防具だ。これがなかったら先ほどの背中への打撃だけで、行動不能になっていただろう。
黒に近い色だが、光の具合で紫にも見える。シディアのイメージカラーだぞ、と楽しそうに目を細める父の顔が浮かんだ。
大きく息を吸い、深く、深く吐き出す。
「骨は拾ってくれよ、アリス」
「うん……ネバネバで溶けてなかったらね」
「縁起でもないこと言うなよ」
シディアはベルトに下げたポーチの中から、赤色の魔法石を取り出した。
左手に嵌めた黒手袋の甲、中心部分に魔法石を押し当てる。魔法石が手袋に吸い込まれ消えると、シディアの左手が淡く光を帯びた。
燃えるような、赤い光を。
「植物には、火だろ!」
魔力を手袋に込めていく。
まさか初めて使うのが、こんな切羽詰まった場面だなんて。
手袋に魔法石を吸収させ、魔力を充填し威力を増幅して、魔法を撃つ。
それだけのことだと言われても、シディアにとっては何もかもが初挑戦なのだ。
───怖い。
左手の指を広げ、巨大花に向かって突き上げる。
殺らなきゃ殺られる。こんな感覚も生まれて初めてだ。死ぬのは怖い。
それ以上に───妹を失うのは、もっと怖い。
「ああああああ!!!!!」
無意識に叫んでいた。
シディアの魔力をたらふく食った炎が、渦を描いて巨大花に向かっていく。
さらに魔力を込めると、炎の渦はその質量を増した。
体の中心で、魔力炉───魔力における心臓が、悲鳴をあげているのがわかる。
熱い。背中だけじゃなく、あちらこちらが痛い。激しく燃え盛る炎が眩しい。
耐えきれず、シディアは目を閉じたのだった。
「シディア、シディア起きてってば」
頬をペチペチと叩かれ、シディアはうっすらと目を開けた。
真上から覗き込むアリスの顔。背中に地面の感触。どうやら仰向けに倒れて気絶していたらしい。
「回復薬、ポーチから勝手にもらったよ」
「ああ、うん……」
回復薬とは、治癒の魔法を込めた魔法石が入っている水のことだ。
魔法石の効果が切れない限り、水を足すだけで回復薬を作り続けることができる。魔法石単体よりも素人に扱いやすいのがメリットだ。これももちろん父ジョセフの発明品だが、専用のボトルが特殊な材質らしく、量産には至っていない。
アリスが顔をどけると、眩い光がシディアの瞳に飛び込んで来た。
淡い月明かりではない。太陽の光だ。
驚いて上半身を起こす。全身の痛みに顔をゆがめるより先に、シディアの口がぽかんと開いた。
「…………へあ?」
自分史上一位かもしれない、間抜けな声がまろび出る。
天井が、無い。
何かの例えなどではなく、「無い」のである。
頭上には青空が広がっていて、陽の光が斜めに差し込んでいる。雲の色からして、夕方が近いだろうか。
部屋の中は怖いほど静かで、双子以外の息遣いは感じられない。遠く地上から、鳥のさえずりがかすかに聞こえてくるくらいだ。
壁はかたちを保ってはいるものの、焼け焦げてところどころ崩れ落ちている。
蕾とネバネバは跡形もなく、部屋の隅につるの一部らしき黒焦げの物体がいくつか見てとれた。
「これたぶん、一階の石像の通路も全部吹っ飛んでると思う」
そう言いながらこちらを見るアリスの表情で、シディアは察した。
これはあれだ。ドン引きされている。
呆然と、黒手袋を見る。
込める魔力量に応じて魔法を強化し繰り出すことができる魔法具だ、と父から説明を受けた。
手袋自体に、威力ブースト機能は備わっていないはずだ。ということは、単純にシディアが魔力を込めすぎた、ということになる。
自身の身体を意識してみれば、たしかに。魔力がすっからかんだ。
「シディアって、もしかしてさ」
「うん」
「魔力操作、下手なんじゃ……」
「…………うん、俺も、そんな気がする」
魔法石を起動するために、少しだけ魔力を込める。それくらいの日常的な魔力操作はできるが、それ以外に思いきり魔力を込める機会など、平和に生きてきたシディアには皆無だったのだ。
とはいえ、巨大花を燃やすだけのつもりで放った一撃だった。想定の十倍、いや、百倍に近い威力が出てしまったのは、初挑戦だということを加味しても大問題である。
「は……はははは……」
ああ、笑える。いや、笑えない。
それにしても、本当に───。
シディアはもう一度目を閉じる。今度は眩しさではなく、現実から目を逸らすために。
───自宅やバーゼルの敷地で練習しなくて、本当に良かった。
第八話 本当に良かった <終>
つるに足場を乱されながらも、アリスは順調に扉に近づいていた。その時。
「地震か!?」
地響きと共に部屋の入り口まで大きく揺れ、シディアは咄嗟に壁に手をついた。つるが覆っていない土壁の部分だ。
「まさか……」
手に伝わる感触は土壁そのものではあったが、それだけではなかった。
脈動している。この壁は───この部屋は、生きている。
敵は巨大植物だけじゃない、部屋そのものだ。
足元のつるが動く気配を感じた。まずい、気がする。
「アリス、戻れ!」
妹の背に向かって叫ぶ。
突然の地震でつるに座り込んでいたアリスだったが、兄の声に従い駆け出した。
動くつるに足をとられまいと、つるとつるの間を跳ねながら、シディアのいる入り口を目指す。
「……っ!」
それは一瞬だった。アリスの真横の壁で開いた花が、ネバネバを砲弾のごとく発射したのだ。
間一髪、戦鎚で防いだアリスだったが、バランスを崩しつるの上に倒れ込む。ネバネバが直撃した戦鎚からは、小さく煙が立ちのぼっている。やはり人間が触れて無事で済むような代物ではない。
「アリス!」
部屋の中ほどで倒れた妹に手を差し伸べるべく、シディアは走った。
───怖い。
つるがうねり、足元から壁から天井から、鞭のごとく襲ってくる。背中に食らい、痛みに涙目になる。止まりそうな足を、無理やり動かす。
先ほどまではただの歩きにくい場所だったのに、急に可動式になるなんて聞いていない。
前方から発射されたネバネバを、横に飛んでギリギリでかわす。顔の真横をネバネバが通過する。毛先が少し溶けたかもしれない。
これも先ほどまではただ垂れ流すだけだったのに、急に狙いを定めて射出してくるとか聞いてない。
怖い。怖い。ものすごく───怖い。
「大丈夫か!?」
命からがら辿り着き抱き起こすと、アリスは幼さの残る顔をゆがめた。
「う……っ、足、が」
ショートパンツから伸びる左足は傷だらけだ。右膝にはつるが巻き付いている。シディアが来るまで起き上がれないまま、腕と戦鎚だけで身を守っていたのだろう。両腕にも出血が見られる。
「くそっ、離せよ……っ」
アリスの右膝に巻き付くつるを掴み、力いっぱい引っ張った。ダメだ。素手では解けそうにない。
全力のアリスが戦鎚を振るえば対抗できるだろうが、アリスにその力は残っていそうになかった。
あからさまに弱っている。つるが魔力や生命力を吸収しているのかもしれない。そうだとしたら、時間がない。
「シディア、上……っ」
部屋の中心、その頭上。
壁や天井を這っていたつるが一所に集まり、絡み合い、塊になった。みるみる色づき出来上がったのは、他とは比べ物にならないほど巨大な、赤い蕾。
「あれが、本体か」
誰に言われずともなんとなくわかる。部屋全体を身体に例えるなら、あの巨大な蕾は心臓部もしくは頭脳部に違いない。
巨大な蕾は双子の真上までその首を伸ばすと、口を開くように巨大な花を咲かせた。
花の中には特大の、透明なネバネバの塊。───双子の身体を一息に吞み込めるほどの。
「ふっ、ふはは……」
「はは、やば、シディアがおかしくなっちゃった……」
「アリスだって笑ってるじゃねーか」
頬を引きつらせながら、双子は乾いた笑みを浮かべていた。
シディアは思う。絶体絶命とはこのことか。
───否。できることはもうひとつだけある。
もうやけくそだ。やれることはなんでもやろう。
効かなかったらその時は───終わりだけれど。
シディアはローブを脱ぎ、横たわるアリスの身体を覆うように被せた。
父ジョセフがこの日のために作ってくれた特別製のローブだ。着用者の魔力を利用し、防御力を上げてくれる。人より魔力量だけはふんだんにあるシディアにとって、うってつけの防具だ。これがなかったら先ほどの背中への打撃だけで、行動不能になっていただろう。
黒に近い色だが、光の具合で紫にも見える。シディアのイメージカラーだぞ、と楽しそうに目を細める父の顔が浮かんだ。
大きく息を吸い、深く、深く吐き出す。
「骨は拾ってくれよ、アリス」
「うん……ネバネバで溶けてなかったらね」
「縁起でもないこと言うなよ」
シディアはベルトに下げたポーチの中から、赤色の魔法石を取り出した。
左手に嵌めた黒手袋の甲、中心部分に魔法石を押し当てる。魔法石が手袋に吸い込まれ消えると、シディアの左手が淡く光を帯びた。
燃えるような、赤い光を。
「植物には、火だろ!」
魔力を手袋に込めていく。
まさか初めて使うのが、こんな切羽詰まった場面だなんて。
手袋に魔法石を吸収させ、魔力を充填し威力を増幅して、魔法を撃つ。
それだけのことだと言われても、シディアにとっては何もかもが初挑戦なのだ。
───怖い。
左手の指を広げ、巨大花に向かって突き上げる。
殺らなきゃ殺られる。こんな感覚も生まれて初めてだ。死ぬのは怖い。
それ以上に───妹を失うのは、もっと怖い。
「ああああああ!!!!!」
無意識に叫んでいた。
シディアの魔力をたらふく食った炎が、渦を描いて巨大花に向かっていく。
さらに魔力を込めると、炎の渦はその質量を増した。
体の中心で、魔力炉───魔力における心臓が、悲鳴をあげているのがわかる。
熱い。背中だけじゃなく、あちらこちらが痛い。激しく燃え盛る炎が眩しい。
耐えきれず、シディアは目を閉じたのだった。
「シディア、シディア起きてってば」
頬をペチペチと叩かれ、シディアはうっすらと目を開けた。
真上から覗き込むアリスの顔。背中に地面の感触。どうやら仰向けに倒れて気絶していたらしい。
「回復薬、ポーチから勝手にもらったよ」
「ああ、うん……」
回復薬とは、治癒の魔法を込めた魔法石が入っている水のことだ。
魔法石の効果が切れない限り、水を足すだけで回復薬を作り続けることができる。魔法石単体よりも素人に扱いやすいのがメリットだ。これももちろん父ジョセフの発明品だが、専用のボトルが特殊な材質らしく、量産には至っていない。
アリスが顔をどけると、眩い光がシディアの瞳に飛び込んで来た。
淡い月明かりではない。太陽の光だ。
驚いて上半身を起こす。全身の痛みに顔をゆがめるより先に、シディアの口がぽかんと開いた。
「…………へあ?」
自分史上一位かもしれない、間抜けな声がまろび出る。
天井が、無い。
何かの例えなどではなく、「無い」のである。
頭上には青空が広がっていて、陽の光が斜めに差し込んでいる。雲の色からして、夕方が近いだろうか。
部屋の中は怖いほど静かで、双子以外の息遣いは感じられない。遠く地上から、鳥のさえずりがかすかに聞こえてくるくらいだ。
壁はかたちを保ってはいるものの、焼け焦げてところどころ崩れ落ちている。
蕾とネバネバは跡形もなく、部屋の隅につるの一部らしき黒焦げの物体がいくつか見てとれた。
「これたぶん、一階の石像の通路も全部吹っ飛んでると思う」
そう言いながらこちらを見るアリスの表情で、シディアは察した。
これはあれだ。ドン引きされている。
呆然と、黒手袋を見る。
込める魔力量に応じて魔法を強化し繰り出すことができる魔法具だ、と父から説明を受けた。
手袋自体に、威力ブースト機能は備わっていないはずだ。ということは、単純にシディアが魔力を込めすぎた、ということになる。
自身の身体を意識してみれば、たしかに。魔力がすっからかんだ。
「シディアって、もしかしてさ」
「うん」
「魔力操作、下手なんじゃ……」
「…………うん、俺も、そんな気がする」
魔法石を起動するために、少しだけ魔力を込める。それくらいの日常的な魔力操作はできるが、それ以外に思いきり魔力を込める機会など、平和に生きてきたシディアには皆無だったのだ。
とはいえ、巨大花を燃やすだけのつもりで放った一撃だった。想定の十倍、いや、百倍に近い威力が出てしまったのは、初挑戦だということを加味しても大問題である。
「は……はははは……」
ああ、笑える。いや、笑えない。
それにしても、本当に───。
シディアはもう一度目を閉じる。今度は眩しさではなく、現実から目を逸らすために。
───自宅やバーゼルの敷地で練習しなくて、本当に良かった。
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