異世界からの花嫁（異種族姦ハーレム）

40.この世界の成り立ち

創造神は一柱、宇宙の果てに在った。


創造神はいくつか生命と、それが住まう星を作った。


生命は数多くの種類に進化し、営みを作った。


生命の営みを見た創造神は｢愛｣と、一柱であることへの｢寂しさ｣を知った。


ある日創造神は生命のいくつかを自身の姿になぞらえ、姿を保持するための魔力を与えた。


それが我々種族である。


更に創造神はひとつ、自身の姿を写した生命体だらけの星を作った。


地球と呼ばれる星である。


創造神は時たま寂しさを覚えると、地球から自身に似た生命体を我らの星に迎えてくれるようになった。


それは祝福の花嫁と呼ばれ、我らの種に潤いを与える創造神の｢愛｣である。





──『この世界の成り立ち』序章より──