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1. 「兄ちゃん!俺もつれてって!」
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「兄ちゃん!俺もつれてって!」
今年から兄ちゃんが社会人になりちょうど家を出て行く所だった。
……………
俺は義弟だそうだ。両親から兄ちゃんが家を出る数十分前に聞かされた。
小さい頃に引き取られ、気づいた時にはもう兄ちゃんに恋愛感情を抱いていた。
両親から聞いた瞬間、俺は兄ちゃんについて行かないともう二度と会えないという思考が走った。何故だか分からないがとっさに思ったまま口に出してしまった。
その後…………
「なんでついてきたんだよ?お前、」
と渋々OKを出してくれた。
ある日、同居してしばらくすると兄ちゃんが酷く酔って帰ってきた。失恋したそうだ。
その日を境にしばらく眠れないのかクマが酷く心配になった。
「兄ちゃん、大丈夫かよ、」
「はぁ?何、お前?関係ないだろ!」
「関係ないってなんだよ!!」
普段あまり怒ることない兄ちゃんがかなり怒っていた。
「俺は兄ちゃんが好きだから心配してんのに関係無いって言うなよ!」
兄ちゃんがあまりにも俺を関係ないって言うからつい恋愛感情を伝えてしまった。
ただでさえ、義弟だと知らなかった頃は優しくしてくれたけど、最近はとてつもなく冷たい。俺のことが邪魔のように……。
「…あぁ"?だからなんだよ。」
「分かれよっ!家族の好きじゃなく、恋愛の好きだよっ!」
「……っえ? 冗談だ、ろ、、お前が好きとか……。」
「信じられないなら分からせてあげるよ!」
꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱
※
兄ちゃんの腕を無理やり掴み、寝室まで連れていった。
今年から兄ちゃんが社会人になりちょうど家を出て行く所だった。
……………
俺は義弟だそうだ。両親から兄ちゃんが家を出る数十分前に聞かされた。
小さい頃に引き取られ、気づいた時にはもう兄ちゃんに恋愛感情を抱いていた。
両親から聞いた瞬間、俺は兄ちゃんについて行かないともう二度と会えないという思考が走った。何故だか分からないがとっさに思ったまま口に出してしまった。
その後…………
「なんでついてきたんだよ?お前、」
と渋々OKを出してくれた。
ある日、同居してしばらくすると兄ちゃんが酷く酔って帰ってきた。失恋したそうだ。
その日を境にしばらく眠れないのかクマが酷く心配になった。
「兄ちゃん、大丈夫かよ、」
「はぁ?何、お前?関係ないだろ!」
「関係ないってなんだよ!!」
普段あまり怒ることない兄ちゃんがかなり怒っていた。
「俺は兄ちゃんが好きだから心配してんのに関係無いって言うなよ!」
兄ちゃんがあまりにも俺を関係ないって言うからつい恋愛感情を伝えてしまった。
ただでさえ、義弟だと知らなかった頃は優しくしてくれたけど、最近はとてつもなく冷たい。俺のことが邪魔のように……。
「…あぁ"?だからなんだよ。」
「分かれよっ!家族の好きじゃなく、恋愛の好きだよっ!」
「……っえ? 冗談だ、ろ、、お前が好きとか……。」
「信じられないなら分からせてあげるよ!」
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兄ちゃんの腕を無理やり掴み、寝室まで連れていった。
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