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第88話 BUPG
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~織原朔真視点~
100人で生き残りをかけたTPSゲーム『BUPG』を僕と新界さん、ルブタンさん、『LIVER・A・LIVE』に所属する神楽坂さんと一緒にプレイしていた。
2017年よりサービスが開始され、今でも多くの人達にプレイされているこのBUPGは、僕がエドヴァルドになる前、ルブタンさんがよく配信していたのを思い出す。また新界さんはこの大会の日本代表として世界大会にも出場していた。そんなルブタンさんや新界さんとは以前大会で対戦したばかりだが、まさか一緒のパーティーを組んでプレイするなんて夢にも思わなかった。
『いやぁ、この前は本当にお疲れさんした』
僕ら4人は装備を整え、マップ南にある橋に向かって走っていた。
「お疲れ様です!」
『お疲れ様』
『お疲れ様でーす』
ルブタンさんの労をねぎらう言葉に僕と新界さん、神楽坂さんが返す。
『あの大会かなり盛り上がったけど、やっぱエドのチームが全部持ってたな』
『いや、ホントそれっすよ』
『あれは凄かった』
誉められることに慣れていない僕は照れることしかできなかった。
「いやぁ、マジで運がよかっただけと言うか、仲間に恵まれたというか」
『俺なんか何気にエドにキルされてたみたいだしな』
「セカンドゲームのやつっすか?」
そうそうと神楽坂さんが相槌を打った。今回のコラボ配信は神楽坂さんに誘われてかなったものだ。
『自分もエドさんと薙鬼流さんに殺られたから。でもシロナガックスさんも強かった。ふつーに1v3で2キルとられて焦ったな』
新界さんの言葉にルブタンさんが反応した。
『シロナガックス……』
やばっという神楽坂さんの声が聞こえた。どうやらルブタンさんにシロナガックスという言葉は禁句のようだ。
『アイツにまた殺られてよぉ、今日は本当はエドにアイツを誘ってもらってバルラントやりたかったんやけど、俺にビビって来られへんってことだからなぁ』
「普通にスケジュール合わなかっただけですよ」
『うるさっ!そういうことにしとこって!?』
橋に到着した僕らだが、橋の奥に敵の小さな黒い点のようなシルエットがチラチラと見えた。
『検問してるな』
新界さんの言葉に神楽坂さんが返した。
『ですね』
「下の海渡りますか?」
橋から少し離れた浜辺にボートが打ち上げられている。僕らはそこに向かって走った。
『てかさぁ、今度やるeスポーツの大会のコメンテーターに選ばれたんやけど、新界さんも出るでしょ?』
『出る』
えっ、と僕と神楽坂さんは驚く。
「新界さんはわかるけど……」
『ルブタンさんにそんなのできるんですか?』
『いや俺のことを何やと思ぉてるん?』
「荒くれ者?」
『最低のゴミ人間?』
『子供部屋おじさん』
『お前ら56すぞ?』
「そんな発言したらコメンテーター下ろされたりしないんですか?」
『俺も大人やし、向こうでは自重するって。てか主催者も俺がどういう奴か知ってて呼んでるはず……』
僕らがボートに到着すると、パァンと乾いた銃声が響いた。
『撃たれてる!撃たれてる!』
『ルブタンが騒ぐから』
『お前ら好き勝手言いやがって……』
僕が一番早くボートに到着した。
「早く乗ってください!」
まだぶつくさと呟いているルブタンさんに構わず神楽坂さんと新界さんはボートに乗り込んだ。
『早く早く!』
『出して!』
「はい!」
『待て!俺が乗ってない!!』
僕はルブタンさんが乗っていないことに気付かずボートを動かした。
「すみません!出発しちゃいました!!」
『待てコラ!!おい、エド!!』
後ろを追いかけてくるルブタンさんに神楽坂さんと新界さんは笑う。しかしボートに乗っている僕らにも鋭い銃弾が飛んできた。後ろから泳いでくるルブタンさんの為にもボートを止めて、僕らは海に飛び込んだ。
そして何事もなかったかのように新界さんは言った。
『そのeスポーツの大会ってのが高校生の大会でさ、聞いたことある?全国高校eスポーツ選手権大会って?』
「…いや、ないですね」
『…俺もないです』
即答すると印象が良くないと思ったので少し考えてから言った。僕らに合流したルブタンさんが返答する。
『それがさ去年に第3回が開催されて、今度ので4回目、しかもテレビ中継もあるくらい大々的にやるみたいでさ、そんで!その大会アンバサダーになんと椎名町45のかたりんが来るんやで!?』
僕はブッと吹き出しそうになるが、何とか思いとどまった。
新界さんが発言する。
『いやぁ、自分の時もルブタンの時もこんな大会なかったよね?』
『なかったなかった。だから今の高校生は良いなぁって』
『羨ましい気持ちもあるけど、ここから色々と変わってくるかもしれないって思うとなんだか、ワクワクするというか。てかこの歳になってもまだワクワクできることに驚いてる』
『新界さんもまだまだこれからでしょ?』
『確かに、やりたいことはたくさんあるかな』
僕らは泳いで向こう岸までたどり着き、近くにある家に全員で入室した。
「ちなみにその高校生の大会って普通の学校に通ってる人達が参加するんですか?県立とか私立とか」
僕の質問に「そう」と返すルブタンさん。
「その高校にeスポーツ部ってのがあるんですかね?」
『いや、生徒個人の判断で出れるみたい。あと同じ高校からは3チームしか出られないとか色々ルールがある』
「へぇ~」
『学校名とかでるから校則上必要であれば許可がいるみたいだし、決勝は親の許可が必要だったりするかな?……ってえ"!!!?はっ!!?』
新界さんが声を上げる。どこからか敵が迫ってきているのかと思ったが、新界さんの取り乱す声など今までに1度だって聞いたことがない。
『どうした!?』
ルブタンさんが尋ねると新界さんは震えた声で言った。
『かたりんがコメントしてくれた』
「え……」
『マジですか!?』
『それやばない?なんでかたりんが?』
コメントの文面を確認しながら、新界さんはえっと、と前口上を述べて言った。
『…初めまして、椎名町45の音咲華多莉です。全国高校eスポーツ選手権大会、一緒に盛り上げましょう!だって…ヤバい……本人じゃん……』
──────────────────────────────────────────────────
~一ノ瀬愛美視点~
──え?うそ……?
私はエドヴァルドさんこと織原君に誘われた新界さん達とのバルラントコラボを断り、フォートトゥナイトの練習をしていたのだが、ちょうど一区切りつけたところで、エドヴァルドさんの配信を見ていた。そして新界さんの問題発言を聞いた。
『決勝は親の許可が必要だったりするかな?』
心臓が止まりかけた。かと思えば勢いよく脈打つ。
私は直ぐに全国高校eスポーツ選手権大会のホームページを確認する。ホームページの一番下、Q&Aにそのことが記載されていた。
──はわわわわ、どうしよぉ……
私は目を回し、お母さんに許可を取ろうとする自分を想像した。
◇ ◇ ◇ ◇
「お母さん!これに出たいんだけど」
「ダメ」
◇ ◇ ◇ ◇
秒で想像が終わった。
──はぁ……いや、下を向いてちゃダメだ!!何のために今まで勉強してきた?どうすれば最も許可を得られる確率が高いか考えるんだ!!
お母さんのご機嫌をとる私。買い物を手伝う私。掃除を手伝う私。大会に向けてプレゼンテーションする私。
どの私にもお母さんは、そんなことしてないで勉強しなさいって言うに決まってる。
幸い、テストで学年1位を獲ったのだから最低限のアドバンテージはある筈だ。それにまだ、決勝にいけるなんて決まったわけではない。あっけなく予選で敗退してしまうかもしれない。
だとしたら今は余計なことを考えずに、決勝にいけるよう練習すべきだ。私は最大の難関、お母さんの許可を取るという問題を先送りにした。
100人で生き残りをかけたTPSゲーム『BUPG』を僕と新界さん、ルブタンさん、『LIVER・A・LIVE』に所属する神楽坂さんと一緒にプレイしていた。
2017年よりサービスが開始され、今でも多くの人達にプレイされているこのBUPGは、僕がエドヴァルドになる前、ルブタンさんがよく配信していたのを思い出す。また新界さんはこの大会の日本代表として世界大会にも出場していた。そんなルブタンさんや新界さんとは以前大会で対戦したばかりだが、まさか一緒のパーティーを組んでプレイするなんて夢にも思わなかった。
『いやぁ、この前は本当にお疲れさんした』
僕ら4人は装備を整え、マップ南にある橋に向かって走っていた。
「お疲れ様です!」
『お疲れ様』
『お疲れ様でーす』
ルブタンさんの労をねぎらう言葉に僕と新界さん、神楽坂さんが返す。
『あの大会かなり盛り上がったけど、やっぱエドのチームが全部持ってたな』
『いや、ホントそれっすよ』
『あれは凄かった』
誉められることに慣れていない僕は照れることしかできなかった。
「いやぁ、マジで運がよかっただけと言うか、仲間に恵まれたというか」
『俺なんか何気にエドにキルされてたみたいだしな』
「セカンドゲームのやつっすか?」
そうそうと神楽坂さんが相槌を打った。今回のコラボ配信は神楽坂さんに誘われてかなったものだ。
『自分もエドさんと薙鬼流さんに殺られたから。でもシロナガックスさんも強かった。ふつーに1v3で2キルとられて焦ったな』
新界さんの言葉にルブタンさんが反応した。
『シロナガックス……』
やばっという神楽坂さんの声が聞こえた。どうやらルブタンさんにシロナガックスという言葉は禁句のようだ。
『アイツにまた殺られてよぉ、今日は本当はエドにアイツを誘ってもらってバルラントやりたかったんやけど、俺にビビって来られへんってことだからなぁ』
「普通にスケジュール合わなかっただけですよ」
『うるさっ!そういうことにしとこって!?』
橋に到着した僕らだが、橋の奥に敵の小さな黒い点のようなシルエットがチラチラと見えた。
『検問してるな』
新界さんの言葉に神楽坂さんが返した。
『ですね』
「下の海渡りますか?」
橋から少し離れた浜辺にボートが打ち上げられている。僕らはそこに向かって走った。
『てかさぁ、今度やるeスポーツの大会のコメンテーターに選ばれたんやけど、新界さんも出るでしょ?』
『出る』
えっ、と僕と神楽坂さんは驚く。
「新界さんはわかるけど……」
『ルブタンさんにそんなのできるんですか?』
『いや俺のことを何やと思ぉてるん?』
「荒くれ者?」
『最低のゴミ人間?』
『子供部屋おじさん』
『お前ら56すぞ?』
「そんな発言したらコメンテーター下ろされたりしないんですか?」
『俺も大人やし、向こうでは自重するって。てか主催者も俺がどういう奴か知ってて呼んでるはず……』
僕らがボートに到着すると、パァンと乾いた銃声が響いた。
『撃たれてる!撃たれてる!』
『ルブタンが騒ぐから』
『お前ら好き勝手言いやがって……』
僕が一番早くボートに到着した。
「早く乗ってください!」
まだぶつくさと呟いているルブタンさんに構わず神楽坂さんと新界さんはボートに乗り込んだ。
『早く早く!』
『出して!』
「はい!」
『待て!俺が乗ってない!!』
僕はルブタンさんが乗っていないことに気付かずボートを動かした。
「すみません!出発しちゃいました!!」
『待てコラ!!おい、エド!!』
後ろを追いかけてくるルブタンさんに神楽坂さんと新界さんは笑う。しかしボートに乗っている僕らにも鋭い銃弾が飛んできた。後ろから泳いでくるルブタンさんの為にもボートを止めて、僕らは海に飛び込んだ。
そして何事もなかったかのように新界さんは言った。
『そのeスポーツの大会ってのが高校生の大会でさ、聞いたことある?全国高校eスポーツ選手権大会って?』
「…いや、ないですね」
『…俺もないです』
即答すると印象が良くないと思ったので少し考えてから言った。僕らに合流したルブタンさんが返答する。
『それがさ去年に第3回が開催されて、今度ので4回目、しかもテレビ中継もあるくらい大々的にやるみたいでさ、そんで!その大会アンバサダーになんと椎名町45のかたりんが来るんやで!?』
僕はブッと吹き出しそうになるが、何とか思いとどまった。
新界さんが発言する。
『いやぁ、自分の時もルブタンの時もこんな大会なかったよね?』
『なかったなかった。だから今の高校生は良いなぁって』
『羨ましい気持ちもあるけど、ここから色々と変わってくるかもしれないって思うとなんだか、ワクワクするというか。てかこの歳になってもまだワクワクできることに驚いてる』
『新界さんもまだまだこれからでしょ?』
『確かに、やりたいことはたくさんあるかな』
僕らは泳いで向こう岸までたどり着き、近くにある家に全員で入室した。
「ちなみにその高校生の大会って普通の学校に通ってる人達が参加するんですか?県立とか私立とか」
僕の質問に「そう」と返すルブタンさん。
「その高校にeスポーツ部ってのがあるんですかね?」
『いや、生徒個人の判断で出れるみたい。あと同じ高校からは3チームしか出られないとか色々ルールがある』
「へぇ~」
『学校名とかでるから校則上必要であれば許可がいるみたいだし、決勝は親の許可が必要だったりするかな?……ってえ"!!!?はっ!!?』
新界さんが声を上げる。どこからか敵が迫ってきているのかと思ったが、新界さんの取り乱す声など今までに1度だって聞いたことがない。
『どうした!?』
ルブタンさんが尋ねると新界さんは震えた声で言った。
『かたりんがコメントしてくれた』
「え……」
『マジですか!?』
『それやばない?なんでかたりんが?』
コメントの文面を確認しながら、新界さんはえっと、と前口上を述べて言った。
『…初めまして、椎名町45の音咲華多莉です。全国高校eスポーツ選手権大会、一緒に盛り上げましょう!だって…ヤバい……本人じゃん……』
──────────────────────────────────────────────────
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私はエドヴァルドさんこと織原君に誘われた新界さん達とのバルラントコラボを断り、フォートトゥナイトの練習をしていたのだが、ちょうど一区切りつけたところで、エドヴァルドさんの配信を見ていた。そして新界さんの問題発言を聞いた。
『決勝は親の許可が必要だったりするかな?』
心臓が止まりかけた。かと思えば勢いよく脈打つ。
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「ダメ」
◇ ◇ ◇ ◇
秒で想像が終わった。
──はぁ……いや、下を向いてちゃダメだ!!何のために今まで勉強してきた?どうすれば最も許可を得られる確率が高いか考えるんだ!!
お母さんのご機嫌をとる私。買い物を手伝う私。掃除を手伝う私。大会に向けてプレゼンテーションする私。
どの私にもお母さんは、そんなことしてないで勉強しなさいって言うに決まってる。
幸い、テストで学年1位を獲ったのだから最低限のアドバンテージはある筈だ。それにまだ、決勝にいけるなんて決まったわけではない。あっけなく予選で敗退してしまうかもしれない。
だとしたら今は余計なことを考えずに、決勝にいけるよう練習すべきだ。私は最大の難関、お母さんの許可を取るという問題を先送りにした。
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