吸血鬼に結婚を申し込まれたので幼なじみとの婚約を破棄したい。

幼いある日、薔薇屋敷と呼ばれるお屋敷の、人の寄り付かない開かずの間で、ダイアナは見ず知らずの青年に出会った。


ーその11年後、再会を果たす。


「ダイアナ?お前、本当にあのダイアナか?」
「そう、だけど」
「好きだ」
「え?」
「結婚してくれ」


見た目のまったく変わらない彼は実は、齢300歳の吸血鬼だった。


そしてなぜか今、求婚されています…。
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