超神曼陀羅REBOOT

石動天明

文字の大きさ
上 下
125 / 232
第九章 野獣の饗宴

第十一節 暴虐拷問室

しおりを挟む
 杏子には、苛烈な責め苦が負わされた。

 コンクリートブロックの台から降ろされた杏子は、先ず、五人の男たちに代わる代わる犯された。
 硬い地面に四つん這いにさせられ、獣の姿勢で凌辱されたのだ。

 性的な快感を求めての事ではなかった。男たちは暴力と性欲とを同時に満たすかのように、杏子の人格をすっかり無視した肉体の接触を目論んだ。

 顔や身体に、男たちの体液を塗り込まれた。
 後ろ手に縛られ、両足首にも縄が掛けられているので、どのような抵抗も出来ない。

 芋虫のように這って逃げようとすれば、顔を踏み付けられて動きを止められ、その間に下卑た笑みを浮かべる男に捕らえられる。

 杏子の腰が酷い疲労で動けなくなるのを見ると、男たちは彼女の足から縄を外した。男が二人、両脇から足首を掴んで頭の上まで引っ張り上げて、腫れ上がった陰部を天井に向けてしまう。

 はしたない姿にさせられた杏子の中心に、男の一人が靴を落とした。
 陰部を何度も踏み付けられて、杏子は猛烈な嘔吐感に襲われた。

 男の一人が金属バットを、杏子の女陰に突き付ける。まさか……と思ったが、その予想通り、男は杏子に、バットの先端をぐりぐりとねじ込んで来た。

 男たちは、股間からバットを生やした女を見て、げらげらと笑った。

 足首を掴んだ男二人が、更に杏子の身体を持ち上げる。背中を床に着いたまま、腰から尻に掛けてを宙に浮かせる形で、杏子の性器に突き立ったバットのグリップが、彼女の顔の横にこつんと落ちた。

 男が、細めの青竹を持って、杏子を見下ろした。
 それで何をするのかと思えば、バットが突き立った横から、蟻の門渡りを伝って肛門の入り口に触れさせた。

 ――無理だ……。

 男たちはそうは思わなかったらしい。
 ぐりぐりと青竹の先端を押し付けて、杏子の体内に潜り込ませようとした。

 杏子は叫んだ。

 絶叫の声が、何オクターブか跳ね上がって、打ちっ放しの監禁部屋にこだました。金属バットが微細に振動し、杏子の肉の内側に刺激を叩き込む。

「うるせぇ」

 男は言って、杏子の口に爪先を放り込んだ。

「お前が喋って良いのは、ディスクの隠し場所だけなんだよ」
「それか、気持ち良いです、イッちゃいますって事だけさ!」
「バットをあそこに入れられて感じるってか? 雌豚の才能あるぜ、あんた」

 男たちは、杏子の尊厳やプライドをひたすら貶めるような言葉を、次々と吐き出した。
 肛門の、出口付近を引き裂くように挿入された青竹を、排泄口を押し広げるように回してみると、肉壁越しにバットに触れさせて、杏子を痛みで苛んだ。

 自身の肉体を壊される恐怖と痛みに、杏子は失禁した。
 上を向けられた陰部から、小便が、自分の顔面に降り注いだ。

「汚ぇ!」
「おいおい、小便垂れてるぜ!」
「そんなに気持ち良かったのか?」
「うっ、ズボンが汚れちまったじゃねぇか!」

 男たちが杏子から離れると、持ち上げられていた下半身がぐったりと床に落ち、バットの表面を尿が流れ落ちて、尻の下に水溜りを作った。

「だらしねぇ女だなぁ」

 青竹を挿した男が、これを引き抜くと、挿し込んだ先端が褐色の腸液で濡れている。その青竹で男は杏子の頬をつつき、彼女自身の汚液を塗り込んだ。

 バットも取り出してみると、無残に散らされた杏子の花弁が、痛々しく拡張されている。その勢いで、膀胱に残っていた尿が搾り出されてしまった。

「そろそろ諦めて、喋る気になったかよ?」

 男の一人が、杏子の上体を起こしてやる。前に投げ出した脚の間に、金属バットを杖のように突いた男が、怯えて委縮し、赤くなった鼻を啜り上げる杏子を見下ろした。

「へへ、大した女だぜ」
「こんなにされても、まだ喋らないなんて、下手すりゃ極道以上だ!」
「なーに、まだまだこれからさ。本当の拷問ってやつを見せてやるぜ。おい、ペンチ持って来い! 足の指から一本ずつ、爪を剥いでやるんだ」

 男の一人が命じた。
しおりを挟む
感想 91

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

マッサージ

えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。 背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。 僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。

処理中です...