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相談(1)
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翌朝、朝食が終わると、私と王太子閣下は弁護士のマイロと騎士団隊長から報告を受けた。一昨日私が伯爵家でイーサン伯爵に契約書にサインをさせたことは王太子閣下もご存じだ。昨日は、早速、王太子閣下から伯爵家にお金が支払われ、弁護士のマイロと騎士団はそのお金を伯爵家のアーニャの元に納金したので、その報告を受けたのだ。
ウォルター・スコット隊長の隊は、昨日は私と一緒に村の候補地視察に出かけていたので、マイロに付き添ってくれた隊は別の隊だった。アンソニー・クーパー隊長の隊がマイロに付き添ってくれていた。
王太子閣下は二人を労った後に相談を始めた。
「買い取った森の中に1軒家がある。その取り壊しに着手したい」
「かしこまりました、王太子閣下。その件につきましては、王家御用達の材木屋に連絡して手配をいたします」
「ありがとう」
王太子閣下はマイロにうなずき、私もほっと一安心した。続けて騎士団隊長が報告を続けた。
「昨日から、王家の森として騎士団と衛兵の方で手分けして周辺警備を強化しております」
「ありがとう、アンソニー。これからも頼む。ブルーデネルと協力して森の整備を進めるつもりだが、まだしばらくは警備を強化して欲しいのだ」
「かしこまりました」
ウォルター・スコット隊長の隊は、昨日は私と一緒に村の候補地視察に出かけていたので、マイロに付き添ってくれた隊は別の隊だった。アンソニー・クーパー隊長の隊がマイロに付き添ってくれていた。
王太子閣下は二人を労った後に相談を始めた。
「買い取った森の中に1軒家がある。その取り壊しに着手したい」
「かしこまりました、王太子閣下。その件につきましては、王家御用達の材木屋に連絡して手配をいたします」
「ありがとう」
王太子閣下はマイロにうなずき、私もほっと一安心した。続けて騎士団隊長が報告を続けた。
「昨日から、王家の森として騎士団と衛兵の方で手分けして周辺警備を強化しております」
「ありがとう、アンソニー。これからも頼む。ブルーデネルと協力して森の整備を進めるつもりだが、まだしばらくは警備を強化して欲しいのだ」
「かしこまりました」
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