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初夜の始まり(2) ※

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 王太子閣下の優しく包み込むような手が私の太ももの付け根に触れ、ますます私は快感の波にのまれた。王太子閣下の舌は私の胸の先を甘噛みし、舐め上げ、私の腰は勝手に淫らにくねり、私はたまらず甘い嬌声をあげた。

 あぁっ……あぁっ……んっ

「可愛い……キャロル……ずっとこうしたかったんだ……」
「やぁ……恥ずかぁしぃぃぃぃっん……かぁん……らぁ……っ」

 抵抗しようとしても体がもっともっとと求めてしまい、どうしようもない。私はからだが体中が熱を持って身動きの取れない波に飲まれたようで、シーツをぎゅっと握りしめていた手を思わず、王太子閣下の体に伸ばした。

「キャロル、触って……」

 王太子閣下にささやかれて、私は聳え立つように太く逞しく膨張しきった王太子閣下のそれにそっと手を伸ばした。

「うっ……」
「エド……ぁっん……っ」

 私はそっとそれを撫であげた。

「うっ……気持ちい……もっとしてキャロル……」
「あぁっ……あぁっ……あぁっ……っこぉでぇすぅぅぅかぁっあぁっ……あぁっ……んっ」

 王太子閣下の愛撫が止まらない中で声にならない嬌声をあげながら、私は王太子閣下のそれを撫であげ続けた。淫らな音が私の太ももの付け根からし始めて、私は快感と羞恥心でどうにかなりそうだった。
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