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第四章 幸せに
フォーチェスター城の庭で フランSide
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私は目をゆっくりと開けた。隣にはくしゃくしゃのブロンドヘアのジョージ王子が眠っていた。柔らかい唇もスッと通った鼻筋も、長いまつ毛も美しかった。こちらを向いて寝入っている夫の顔をずっと見つめていたかった。
――見つめていられる?見つめていられるわ!
私は息を殺して時が過ぎるのを待った。
可愛らしい1歳の赤ん坊は現れず、ジョージ王子が目を覚まして、私に微笑みかけた。くしゃくしゃの髪の奥で青い瞳が煌めいている。少し恥ずかしそうに彼ははにかんでいた。
昨晩のことを思い出すと少々二人とも照れるのだ。
私たちは抱き合った。
「どうやら、乗り越えたようだわ」
私は涙が込み上げてきたのを感じながら、涙声でつぶやいた。私の指にはシンプルなダイヤモンドがはめ込まれた結婚指輪が煌めいていた。ジョージ王子の指にもはめられている。
私たちはベッドの中で仰向けに寝転んだまま、二人でピッタリとくっついて手を天にかざして指輪のはまった二人の手を見つめた。
「ただのジョージが最愛の女性と結婚できた。馬番ジョージ、おめでとう」
ジョージ王子が感慨深げにつぶやいた。
「ワガママし放題と影口を叩かれていた公爵令嬢の私が、無能の汚名を返上して、最愛の人と結婚できたわ。フラン、おめでとう」
私も並ぶ二つの手を見つめてそっとつぶやいた。
私たちは微笑みあった。嬉しかった。とても嬉しかった。
扉の外では新米侍女のベスが眠りこけているだろう。可哀想なベスを早く部屋に戻してあげよう。
私は素早く身支度を自分で整えた。ジョージ王子も馬番ジョージのいつもの格好に着替えた。
二人でそっと扉を開けると、新米侍女ベスが眠りこけているのを発見して私は彼女を起こした。
「ベス、ありがとう。もう大丈夫よ。お部屋に戻って今日1日休んでいてね」
「あっ、フラン妃さまっ!申し訳ございません」
「いいのよ。休んでいて。私はこの通り最高の気分よ」
私はベスをぎゅっと抱きしめた。彼女は頬を赤らめて、モゴモゴと「ありがとうございます」と私にささやいて、部屋に戻って行った。従者にもジョージ王子がウィンクをして、「二人だけで庭を散歩したいからついてこないでくれ」と言った。
私たちは腕を組んでフォーチェスター城の廊下を歩いた。
ウォルター・ローダン卿が珍しく上着を着ないまま現れて、晴れやかな笑顔で私たち二人に「改めておめでとうございます!」と祝いの言葉を告げてくれた。
「リサとルイスは大丈夫かしら?」
私は素早くウォルター・ローダン卿に確認した。
「えぇ。今、様子を確認してきたところです。昨晩、フォーチェスター城に宿泊されたリサ、ミカエル、ルイスの親子も、ロベールベルク公爵家の皆さんも全員無事です」
私はウォルター・ローダン卿に飛び付かんばかりの勢いで駆け寄り、両手を握った。
「ありがとう!」
私の言葉にウォルター・ローダン卿はニッコリした。そしてキッパリと言った。
「お二人はこれからお二人だけで散歩と行きたいところだと思いますが、その前に私に詳しくご説明いただけますでしょうか」
濡れがらすのようないつもの漆黒の貴族衣装を着ていなくても、ウォルター・ローダン卿はウォルター・ローダン卿だった。一睡もしていないだろうに、ダークブロンドの髪はきっちりと撫でつけられている。
「わかりました。さあ、三人でライラックの花の木陰を歩きいましょう。三年目の春ですが、まだゆっくりとこの城の春を楽しんだことがなかったわ」
私たちは連れ立って、ロングウォークに向かった。この長い道は内緒話をするのにもってこいだ。誰にも聞かれずに、春の花を愛でながら話し合える。私がジョージ王子とウォルター・ローダン卿に何が起きたかの事の顛末を話していると、誰もいないはずのフォーチェスター城の庭に人影が見えた。
おや、向こうから歩いてくるのは、ジークベインリードハルトのラファエル殿下とロザーラ妃だ。未来のジークベインリードハルトの皇帝とその花嫁に偶然、私たちはこの朝に遭遇した。
私たちはしばし歓談した。
とても楽しく幸せに満ちた朝だった。誰の顔にも笑顔の光が宿り、フォーチェスター城の来賓客が目を覚まし、あちこちに散歩する皇族や王族が姿を現し、私とジョージ王子とウォルター・ローダン卿は諸外国の方々と和やかに会話にいそしんだ。
そうだ、私はここで私の本気を力を出して、未来のためにつくそう。
朝日がのぼり始める頃、りんごの木の下で私はそっとジョージ王子に口付けされた。
「大好きだよ、フラン。馬番ジョージは最高に幸せだ」
「私も幸せよ。愛しいジョージ」
私たちは抱き合って空を見上げた。木陰から太陽の光が煌めいていた。今日も良い天気になるのだろう。
私の初恋はこうして無事に3年目の幸せな春を迎えたのだ。薄紫色のライラックの花とりんごの木の花が咲き誇る春は、私の胸に幸せが広がる季節だ。
――完――
――見つめていられる?見つめていられるわ!
私は息を殺して時が過ぎるのを待った。
可愛らしい1歳の赤ん坊は現れず、ジョージ王子が目を覚まして、私に微笑みかけた。くしゃくしゃの髪の奥で青い瞳が煌めいている。少し恥ずかしそうに彼ははにかんでいた。
昨晩のことを思い出すと少々二人とも照れるのだ。
私たちは抱き合った。
「どうやら、乗り越えたようだわ」
私は涙が込み上げてきたのを感じながら、涙声でつぶやいた。私の指にはシンプルなダイヤモンドがはめ込まれた結婚指輪が煌めいていた。ジョージ王子の指にもはめられている。
私たちはベッドの中で仰向けに寝転んだまま、二人でピッタリとくっついて手を天にかざして指輪のはまった二人の手を見つめた。
「ただのジョージが最愛の女性と結婚できた。馬番ジョージ、おめでとう」
ジョージ王子が感慨深げにつぶやいた。
「ワガママし放題と影口を叩かれていた公爵令嬢の私が、無能の汚名を返上して、最愛の人と結婚できたわ。フラン、おめでとう」
私も並ぶ二つの手を見つめてそっとつぶやいた。
私たちは微笑みあった。嬉しかった。とても嬉しかった。
扉の外では新米侍女のベスが眠りこけているだろう。可哀想なベスを早く部屋に戻してあげよう。
私は素早く身支度を自分で整えた。ジョージ王子も馬番ジョージのいつもの格好に着替えた。
二人でそっと扉を開けると、新米侍女ベスが眠りこけているのを発見して私は彼女を起こした。
「ベス、ありがとう。もう大丈夫よ。お部屋に戻って今日1日休んでいてね」
「あっ、フラン妃さまっ!申し訳ございません」
「いいのよ。休んでいて。私はこの通り最高の気分よ」
私はベスをぎゅっと抱きしめた。彼女は頬を赤らめて、モゴモゴと「ありがとうございます」と私にささやいて、部屋に戻って行った。従者にもジョージ王子がウィンクをして、「二人だけで庭を散歩したいからついてこないでくれ」と言った。
私たちは腕を組んでフォーチェスター城の廊下を歩いた。
ウォルター・ローダン卿が珍しく上着を着ないまま現れて、晴れやかな笑顔で私たち二人に「改めておめでとうございます!」と祝いの言葉を告げてくれた。
「リサとルイスは大丈夫かしら?」
私は素早くウォルター・ローダン卿に確認した。
「えぇ。今、様子を確認してきたところです。昨晩、フォーチェスター城に宿泊されたリサ、ミカエル、ルイスの親子も、ロベールベルク公爵家の皆さんも全員無事です」
私はウォルター・ローダン卿に飛び付かんばかりの勢いで駆け寄り、両手を握った。
「ありがとう!」
私の言葉にウォルター・ローダン卿はニッコリした。そしてキッパリと言った。
「お二人はこれからお二人だけで散歩と行きたいところだと思いますが、その前に私に詳しくご説明いただけますでしょうか」
濡れがらすのようないつもの漆黒の貴族衣装を着ていなくても、ウォルター・ローダン卿はウォルター・ローダン卿だった。一睡もしていないだろうに、ダークブロンドの髪はきっちりと撫でつけられている。
「わかりました。さあ、三人でライラックの花の木陰を歩きいましょう。三年目の春ですが、まだゆっくりとこの城の春を楽しんだことがなかったわ」
私たちは連れ立って、ロングウォークに向かった。この長い道は内緒話をするのにもってこいだ。誰にも聞かれずに、春の花を愛でながら話し合える。私がジョージ王子とウォルター・ローダン卿に何が起きたかの事の顛末を話していると、誰もいないはずのフォーチェスター城の庭に人影が見えた。
おや、向こうから歩いてくるのは、ジークベインリードハルトのラファエル殿下とロザーラ妃だ。未来のジークベインリードハルトの皇帝とその花嫁に偶然、私たちはこの朝に遭遇した。
私たちはしばし歓談した。
とても楽しく幸せに満ちた朝だった。誰の顔にも笑顔の光が宿り、フォーチェスター城の来賓客が目を覚まし、あちこちに散歩する皇族や王族が姿を現し、私とジョージ王子とウォルター・ローダン卿は諸外国の方々と和やかに会話にいそしんだ。
そうだ、私はここで私の本気を力を出して、未来のためにつくそう。
朝日がのぼり始める頃、りんごの木の下で私はそっとジョージ王子に口付けされた。
「大好きだよ、フラン。馬番ジョージは最高に幸せだ」
「私も幸せよ。愛しいジョージ」
私たちは抱き合って空を見上げた。木陰から太陽の光が煌めいていた。今日も良い天気になるのだろう。
私の初恋はこうして無事に3年目の幸せな春を迎えたのだ。薄紫色のライラックの花とりんごの木の花が咲き誇る春は、私の胸に幸せが広がる季節だ。
――完――
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