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初夜 ミラの場合 ※
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スイートルームのベッドは今まで寝たどのベッドよりも素敵だった。第三皇女の私はそもそも牧場で生活していたのだ。姉の第一皇女エレノアの邪魔をしないようにひっそりとのんびり生活していたつもりだった。
私はため息をついて目を開けた。今までのホテルの部屋とは比べ物にならないほどの広さだ。贅沢な作りになっている。メロンのせっかくの好意を私は初夜に活かせていないのではないかと私はため息が出た。
確かに美味しいワインと食事をいただいた。でも私は十八歳だ。明日には戴冠式も控えた立派な大人のつもりでいる。結婚式を挙げたら、初夜というこのがあるのを知ってしまっている。
私の隣に寝ている人は私が恋してやまないお方。彼は私に触れなかった。
もしや、私にはそっちの方の魅力がないのかしら?
グレースとジョシュアの輝くような瞳を思い出した。二人は夜も一緒に過ごしていて幸せそうだ。二人がただ一緒に寝ているだけではないのは、十八歳になった私には分かる。手を繋いでアイスを買いに行くデートをしたり、見つめ合ったり………
――違うわ、違うわっ!ぜっんぜっん違う。私が初夜に期待しているのはそういうものではなくてもっとこう……。結婚式をあげなくてはできないことの色々の方よ。
せっかくのスイートルームなるものを満喫せずにどうするのかしら。この1年苦労し続けて、雑草にマヨネーズの朝食すら耐えてきた私には、高額であろうスイートルームの夜をただぐっすり眠って過ごすというのがどうしても勿体無さ過ぎて寝ていられない。
――いや、そういうことではなくて。せっかくお膳立てされたのにここで何もしない選択をする新婚夫婦がだめなのよ。私と円深帝よ。
――私に魅力がないのか確かめて、魅力がないならどうやったら魅力が増すのかを考えなくてはならないわ。
私の目は爛々と覚めてきた。そっとバスローブを脱ぐ。下はもちろん何も身につけていない。準備万端だったのに。円深帝は手を出さなかった。
そのまま裸のまま、円深帝の方に抱きついた。そして、おおいかぶさって唇を奪った。
うぅっ……!
円深帝は突然の私の唇にうめいた。私は唇を離して、ベッドサイドの電気をつけた。素敵な灯りだ。私の何も身につけていない体が肩から先は丸見えのはず。
「抱いていただけますか……?」
私は真っ赤に顔を染めながら、小さな声でささやいた。
「え……今日は睡眠を取るだけでは……?」
「初夜はそうではないと思いますけれど……私にもしかして魅力がないでしょうか?」
円深帝はむむっとうめいて、視線が私の胸先ギリギリのあたりに流れてハッと息を飲んで頬を真っ赤にした。
「脱いでいますね……」
「えぇ、初夜は脱ぐのだと教わりました」
ふーっと息を吐くと、円深帝は「あなたって人は」と言いながら「着てください。私に脱がさせてください」と横を向いてぼそっと言った。
え……?
円深帝が脱がしたいの!?
私は慌てて脱いだバスローブを着た。
むくっと起き上がった円深帝は金髪のふわふわの髪をサッとまとめあげた。
「あなたは、本当に初夜がやりたいとおっしゃるのですね?」
私の瞳を見つめながら、真剣な表情で円深帝は聞いてきた。
「えぇ。今夜愛するあなたに抱かれたいのです」
私は正直に答えた。もう恥ずかしくて恥ずかしくて消え入りたい程だったけれども、起こしてしまったのだから正直に言うしかない。
「わかりました」
円深帝はそういうと私を抱き寄せた。私の心臓はいきなりのことでドクンっ!と音を立てて激しく胸を打ち始めた。
そのまま口づけをされて舌を入れられた。初めての経験で私は体の力が抜けた。
うぅっ……んっ
とろんとなった私の体をそっと横たわらせて、円深帝はおおいかぶさってきて首筋にキスをした。私は思わぬ感覚に身悶えした。バスローブのまえが開けられて、丸見えになった胸に手を添えられて揉まれた。そして揉まれながら胸の先を舐められて吸われて刺激を与えられた。
あぁっんっ
私は思わず体をぴくんとさせてみじろぎをした。両胸を揉まれて、交互に胸の先を刺激されて私は腰のあたりがむずむずとしてきて、思わず腰をくねらせた。
そのまますっとお腹を撫でられて下まで手がいき、太ももの間にそっと手が入り込んできた。
いやっんっあぁ
「閉じちゃだめ。あなたがこうして欲しいと言ったのでしょう。もう止められませんから」
円深帝は色っぽい目つきで私を眺め、指先で私の股の間を愛撫し始めた。胸も揉まれて胸の先も指や舌で刺激され、私はとんでもない快感に甘く喘ぎ声を漏れ出した。
――いやっなんでこんな声が出るの?
猫のような聞いたこともない声が私から漏れ出て私は動揺した。でも、円深帝はやめてくれない。体中が熱くなり、私は顔を真っ赤にして喘いだ。
――これが大人になるということなの?
大好きな円深帝に触られて私の体はとろけにとろけそうで、円深帝は悩ましそうな表情で私を見つめている。
私は喘ぎながら円深帝のバスローブを引っ張った。前を開けて、円深帝の引き締まって逞しい胸があらわになり、私は息を呑んだ。そのまま引き寄せて、胸先に指を伸ばして触った。
あぁ……っ
円深帝は聞いたこともないような色っぽい声を出して悶えた。
――そうなのね。触られると気持ちが良いのは円深帝も同じなんだわ。
私は愛する人を喜ばせようと夢中で円深帝のバスローブを全部脱がして円深帝を押し倒した。円深帝は驚いた表情だったが私のなすがままだった。
そのまま円深帝におおいかぶさり、私も円深帝の胸の先を舐め上げた。身悶えて美形のお顔を艶っぽく歪めた円深帝を下に、私は何かに火がついたような新境地を開いたような感覚に陥った。
そのまま私がされたように股の間に手を伸ばして……
えぇ……っ?
この聳え立つものは何?
これを体に入れる!?
私はそのまま手にしてそっと撫で上げた。
あぁ……んっ
円深帝はたまらないといった表情で唇を歪めて喘いだ。
――あぁ……っ私まで下半身が疼くのはなぜかしら?
私は新たな快感に目覚めて円深帝の猛々しいそれをなん度も撫で上げた。その度に私の太ももの間から蜜のようなものが溢れ出る感じがして、円深帝が喘ぎながら私の胸を揉み、私の太ももの間を触って「ミラ、濡れてますね……」と言った時は、私も甘い喘ぎ声をあげてしまった。
くるんと体を捕まえられて、私は円深帝によってベッドに寝かせられた。股の間をさっと広げられた。
あぁっ!
恥ずかしいっ!
私は慌てて閉じようとしたけれども、円深帝に指をすっと入れられた。
あぁ……っんっ
――なんなのこの快感は!
表現できない気持ちよさに私は乱れた。
相変わらず胸の先を舌で舐められ揉まれながら、股の間の円深帝の指が私の体を刺激して私は猫のような喘ぎ声をあげ続けた。
あぁんあぁんっあぁっん
私が動くと胸が揺れる。その揺れる胸を円深帝は悩ましげに見つめて微笑み、たまらないといった表情で口に含んだ。
「きついですが……ミラ、もう1本入れますね」
そう言われて、二本目の指が私の体に入った。
「き……もぉっちぃぃっんっ……あぁっん」
私はわけもわからなくなっておかしくなりそうだった。
入れられた指とは別に、私の太ももの間を片方の手が包み込んで愛撫され、私は凄まじい波が押し寄せて高まっていくのを感じて喘いだ。
あぁっんっ!!
私は嬌声をあげて、体を痙攣させた。とてつもない快感の波に満たされた。
そのまま唇を奪われて、抱きしめられた。
私は円深帝に抱きついて、「もっとあなたを感じたい」とささやいた。私の知っている限り、円深帝の聳え立つものを私の体に包み込むはずだ。
「今日はやめましょうか。ミラは初めてですし、入らないと思います」
「入れてみないとわからないから……怖いけど、大好きな人と一つになりたいの」
私はイヤイヤと首を振って円深帝に食い下がった。私は黙る円深帝の胸の先を舐め、円深帝自身を撫で続けた。
あぁっん
円深帝はついに三本の指を一本ずつ私に入れて様子を見た。私は十分に蜜が溢れ出た状態で、体を揺らして快感に胸を弾ませて声を上げた。
「あなた、入れてみて……」
私は円深帝に懇願した。大好きな人を感じたい。
円深帝は私の瞳を見つめて、頬を赤らめて、そっと私を組み敷いた。
円深帝がいよいよ中に入ってこようとした時、円深帝は私の胸を揉んでやめた。
あぁ……っん
「ミラ、明日にしましょう。初めては痛いかもしれないし、明日の方が楽しめますよ」
あぁーっ!
どうして?と思ったけれど、私はじゃあと円深帝を組みしいた。
「あなた、覚悟してね……」
悶える円深帝におおいかぶさり、胸をなめあげて、円深帝の聳り立つそのものを口に含んだ。
あぁっ……んっ!
切なそうな苦悶の表情を浮かべる美形の円深帝の艶っぽさに私は心をときめかせて、私もお腹の奥がキュンっとなるのを感じた。その表情に私も感じてしまう。
「ミラ、なんてことをっ……んんっ」
悶える円深帝をたっぷりと堪能しながら私は円深帝の大きく聳り立つそれを口と手で愛撫し続けた。
「あぁっ!ミラ……いくっ……!」
びくんびくんと体を震わせる円深帝のそれをスイートルームの贅沢なティッシューというものでしっかりと受け止めて処理をしてあげた。終わった後、私は円深帝に抱きしめられた。
大好きな夫を喜ばせることができて、私も幸せな夜だった。私は夫の特別な人なのだと心から思うことができたのだ。
私はため息をついて目を開けた。今までのホテルの部屋とは比べ物にならないほどの広さだ。贅沢な作りになっている。メロンのせっかくの好意を私は初夜に活かせていないのではないかと私はため息が出た。
確かに美味しいワインと食事をいただいた。でも私は十八歳だ。明日には戴冠式も控えた立派な大人のつもりでいる。結婚式を挙げたら、初夜というこのがあるのを知ってしまっている。
私の隣に寝ている人は私が恋してやまないお方。彼は私に触れなかった。
もしや、私にはそっちの方の魅力がないのかしら?
グレースとジョシュアの輝くような瞳を思い出した。二人は夜も一緒に過ごしていて幸せそうだ。二人がただ一緒に寝ているだけではないのは、十八歳になった私には分かる。手を繋いでアイスを買いに行くデートをしたり、見つめ合ったり………
――違うわ、違うわっ!ぜっんぜっん違う。私が初夜に期待しているのはそういうものではなくてもっとこう……。結婚式をあげなくてはできないことの色々の方よ。
せっかくのスイートルームなるものを満喫せずにどうするのかしら。この1年苦労し続けて、雑草にマヨネーズの朝食すら耐えてきた私には、高額であろうスイートルームの夜をただぐっすり眠って過ごすというのがどうしても勿体無さ過ぎて寝ていられない。
――いや、そういうことではなくて。せっかくお膳立てされたのにここで何もしない選択をする新婚夫婦がだめなのよ。私と円深帝よ。
――私に魅力がないのか確かめて、魅力がないならどうやったら魅力が増すのかを考えなくてはならないわ。
私の目は爛々と覚めてきた。そっとバスローブを脱ぐ。下はもちろん何も身につけていない。準備万端だったのに。円深帝は手を出さなかった。
そのまま裸のまま、円深帝の方に抱きついた。そして、おおいかぶさって唇を奪った。
うぅっ……!
円深帝は突然の私の唇にうめいた。私は唇を離して、ベッドサイドの電気をつけた。素敵な灯りだ。私の何も身につけていない体が肩から先は丸見えのはず。
「抱いていただけますか……?」
私は真っ赤に顔を染めながら、小さな声でささやいた。
「え……今日は睡眠を取るだけでは……?」
「初夜はそうではないと思いますけれど……私にもしかして魅力がないでしょうか?」
円深帝はむむっとうめいて、視線が私の胸先ギリギリのあたりに流れてハッと息を飲んで頬を真っ赤にした。
「脱いでいますね……」
「えぇ、初夜は脱ぐのだと教わりました」
ふーっと息を吐くと、円深帝は「あなたって人は」と言いながら「着てください。私に脱がさせてください」と横を向いてぼそっと言った。
え……?
円深帝が脱がしたいの!?
私は慌てて脱いだバスローブを着た。
むくっと起き上がった円深帝は金髪のふわふわの髪をサッとまとめあげた。
「あなたは、本当に初夜がやりたいとおっしゃるのですね?」
私の瞳を見つめながら、真剣な表情で円深帝は聞いてきた。
「えぇ。今夜愛するあなたに抱かれたいのです」
私は正直に答えた。もう恥ずかしくて恥ずかしくて消え入りたい程だったけれども、起こしてしまったのだから正直に言うしかない。
「わかりました」
円深帝はそういうと私を抱き寄せた。私の心臓はいきなりのことでドクンっ!と音を立てて激しく胸を打ち始めた。
そのまま口づけをされて舌を入れられた。初めての経験で私は体の力が抜けた。
うぅっ……んっ
とろんとなった私の体をそっと横たわらせて、円深帝はおおいかぶさってきて首筋にキスをした。私は思わぬ感覚に身悶えした。バスローブのまえが開けられて、丸見えになった胸に手を添えられて揉まれた。そして揉まれながら胸の先を舐められて吸われて刺激を与えられた。
あぁっんっ
私は思わず体をぴくんとさせてみじろぎをした。両胸を揉まれて、交互に胸の先を刺激されて私は腰のあたりがむずむずとしてきて、思わず腰をくねらせた。
そのまますっとお腹を撫でられて下まで手がいき、太ももの間にそっと手が入り込んできた。
いやっんっあぁ
「閉じちゃだめ。あなたがこうして欲しいと言ったのでしょう。もう止められませんから」
円深帝は色っぽい目つきで私を眺め、指先で私の股の間を愛撫し始めた。胸も揉まれて胸の先も指や舌で刺激され、私はとんでもない快感に甘く喘ぎ声を漏れ出した。
――いやっなんでこんな声が出るの?
猫のような聞いたこともない声が私から漏れ出て私は動揺した。でも、円深帝はやめてくれない。体中が熱くなり、私は顔を真っ赤にして喘いだ。
――これが大人になるということなの?
大好きな円深帝に触られて私の体はとろけにとろけそうで、円深帝は悩ましそうな表情で私を見つめている。
私は喘ぎながら円深帝のバスローブを引っ張った。前を開けて、円深帝の引き締まって逞しい胸があらわになり、私は息を呑んだ。そのまま引き寄せて、胸先に指を伸ばして触った。
あぁ……っ
円深帝は聞いたこともないような色っぽい声を出して悶えた。
――そうなのね。触られると気持ちが良いのは円深帝も同じなんだわ。
私は愛する人を喜ばせようと夢中で円深帝のバスローブを全部脱がして円深帝を押し倒した。円深帝は驚いた表情だったが私のなすがままだった。
そのまま円深帝におおいかぶさり、私も円深帝の胸の先を舐め上げた。身悶えて美形のお顔を艶っぽく歪めた円深帝を下に、私は何かに火がついたような新境地を開いたような感覚に陥った。
そのまま私がされたように股の間に手を伸ばして……
えぇ……っ?
この聳え立つものは何?
これを体に入れる!?
私はそのまま手にしてそっと撫で上げた。
あぁ……んっ
円深帝はたまらないといった表情で唇を歪めて喘いだ。
――あぁ……っ私まで下半身が疼くのはなぜかしら?
私は新たな快感に目覚めて円深帝の猛々しいそれをなん度も撫で上げた。その度に私の太ももの間から蜜のようなものが溢れ出る感じがして、円深帝が喘ぎながら私の胸を揉み、私の太ももの間を触って「ミラ、濡れてますね……」と言った時は、私も甘い喘ぎ声をあげてしまった。
くるんと体を捕まえられて、私は円深帝によってベッドに寝かせられた。股の間をさっと広げられた。
あぁっ!
恥ずかしいっ!
私は慌てて閉じようとしたけれども、円深帝に指をすっと入れられた。
あぁ……っんっ
――なんなのこの快感は!
表現できない気持ちよさに私は乱れた。
相変わらず胸の先を舌で舐められ揉まれながら、股の間の円深帝の指が私の体を刺激して私は猫のような喘ぎ声をあげ続けた。
あぁんあぁんっあぁっん
私が動くと胸が揺れる。その揺れる胸を円深帝は悩ましげに見つめて微笑み、たまらないといった表情で口に含んだ。
「きついですが……ミラ、もう1本入れますね」
そう言われて、二本目の指が私の体に入った。
「き……もぉっちぃぃっんっ……あぁっん」
私はわけもわからなくなっておかしくなりそうだった。
入れられた指とは別に、私の太ももの間を片方の手が包み込んで愛撫され、私は凄まじい波が押し寄せて高まっていくのを感じて喘いだ。
あぁっんっ!!
私は嬌声をあげて、体を痙攣させた。とてつもない快感の波に満たされた。
そのまま唇を奪われて、抱きしめられた。
私は円深帝に抱きついて、「もっとあなたを感じたい」とささやいた。私の知っている限り、円深帝の聳え立つものを私の体に包み込むはずだ。
「今日はやめましょうか。ミラは初めてですし、入らないと思います」
「入れてみないとわからないから……怖いけど、大好きな人と一つになりたいの」
私はイヤイヤと首を振って円深帝に食い下がった。私は黙る円深帝の胸の先を舐め、円深帝自身を撫で続けた。
あぁっん
円深帝はついに三本の指を一本ずつ私に入れて様子を見た。私は十分に蜜が溢れ出た状態で、体を揺らして快感に胸を弾ませて声を上げた。
「あなた、入れてみて……」
私は円深帝に懇願した。大好きな人を感じたい。
円深帝は私の瞳を見つめて、頬を赤らめて、そっと私を組み敷いた。
円深帝がいよいよ中に入ってこようとした時、円深帝は私の胸を揉んでやめた。
あぁ……っん
「ミラ、明日にしましょう。初めては痛いかもしれないし、明日の方が楽しめますよ」
あぁーっ!
どうして?と思ったけれど、私はじゃあと円深帝を組みしいた。
「あなた、覚悟してね……」
悶える円深帝におおいかぶさり、胸をなめあげて、円深帝の聳り立つそのものを口に含んだ。
あぁっ……んっ!
切なそうな苦悶の表情を浮かべる美形の円深帝の艶っぽさに私は心をときめかせて、私もお腹の奥がキュンっとなるのを感じた。その表情に私も感じてしまう。
「ミラ、なんてことをっ……んんっ」
悶える円深帝をたっぷりと堪能しながら私は円深帝の大きく聳り立つそれを口と手で愛撫し続けた。
「あぁっ!ミラ……いくっ……!」
びくんびくんと体を震わせる円深帝のそれをスイートルームの贅沢なティッシューというものでしっかりと受け止めて処理をしてあげた。終わった後、私は円深帝に抱きしめられた。
大好きな夫を喜ばせることができて、私も幸せな夜だった。私は夫の特別な人なのだと心から思うことができたのだ。
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