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第一章
ハイルヴェルフェ城の浴室で ※
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服を脱がされた私は、ラファエルに胸を揉まれながら、ツンと上を向いた胸の頂を口に含まれ、舌の先で転がされて喘いだ。
あぁ……っんっ……いや……んっ
「待って……あぁっ」
「待てないよ。体を洗ってあげる」
私たちは互いに体を洗い合い、悶えて悶えて焦ったくてたまらない状態に陥った。湯の中でゆっくりと口づけをかわし、ラファエルは私を優しく愛撫した。
「古代語のレッスンをしよう」
ラファエルはまっすぐに私を見つめている。凛々しい顔を幸せそうに頬を染め上げて、私の体を愛撫して私が耐えられずによがる様子を、甘い視線で見つめている。
――あとで髪の毛をベアトリスとジュリアに洗ってもらわなければ……。
私はラファエルが古代語をささやくのを聞きながら、髪の毛を洗うのは後にしようと決めた。
「ガダア」
「ガダぁっ……んっあぁん……うぅ……あっんっ」
古代語で愛を囁かれ、私は言葉を覚えるレッスンをしてもらいながら、湯の中でラファエルの愛撫に身をよじって喘いだ。甘い喘ぎ声が出ると、ラファエルは「違うよ」とイタズラっぽく笑って古代語をまた囁き、私に繰り返すように求め、同時に後ろから私を抱き抱えて、胸を揉み、太ももの間を優しく愛撫し続けた。
いやぁっん……っん……っ
外の景色は刻々と夕暮れの赤い空から星が煌めく夜空に変わり、ぽつぽつと川の向こうの街の明かりが見えていたけれども、私はその景色をあまり見れないほど愛撫に溺れて甘い声をあげていた。
体の向きを変えられて、ラファエルに正面から胸を舐められながら、太ももの間の敏感な部分に指を入れられて私は思わずイヤイヤと首を振りながらも、すぐに高みに達してしまった。ラファエルの逞しい胸板を目の前に、これほど凛々しい顔で愛を囁かれると、もう何がなんだかわからないほど私は濡れており、快感に溺れてしまった。
あぁっあぁっんっ
私はラファエルにしがみついてびくびくと体を震わせた。
「入れるよ……」
ラファエルが私にささやき、私は抱き上げられて、浴室にあった休むためのカウチの上にタオルを重ねて寝かされた。そのままラファエルに組み敷かれて、聳り立つ大きなラファエル自身を入れられて、思わずのけぞった。
あぁっんっ
足りないピースがぴたりとハマったような、とても満ち足りた状態に陥り、私は甘く喘いだ。
「可愛いいよ。愛しているよ、ロザーラ」
「私も、ラファエル愛している……あぁっんっあぁっんっあぁっあぁっああぁっあぁっ……」
小刻みに腰を動かして深く入ってきたラファエルは、やがて激しく腰を振り出した。私はあまりの快感に夢中で胸を揺らして喘いだ。唇にキスをされ、また胸の先をつままれ、私は一気に高みに達してびくびくと体を震わせ、ラファエルも切なそうな表情をしたと思うと、高みに達した。
私たちは敵に襲われ続けている。死の恐怖が強くなると、生への衝動で互いを余計に求めたくなるのかもしれない。
とても満ち足りた幸せな温かさの中で、私たちはしばらく抱き合ったままだった。心地が良すぎて眠ってしまいそうだった。
「さあて、第6の宝石探しに戻ろうか」
「その前に美味しい夕食をいただきましょう。お腹が空きましたわ」
私とラファエルは満足して洗濯された清潔な服に着替えて、急いで浴室を後にしたのだった。
私が前回の旅でヴィエナヒトで敵に襲われて死に至ったまで時まであと2日だ。今回は必ず敵をかわすのだ。
――レティシアはもう夕食の席で待っているかしら?と
私はレティシアはケネス王子とどうなったのかしらと思いながら、夕食の席に急いだ。
あぁ……っんっ……いや……んっ
「待って……あぁっ」
「待てないよ。体を洗ってあげる」
私たちは互いに体を洗い合い、悶えて悶えて焦ったくてたまらない状態に陥った。湯の中でゆっくりと口づけをかわし、ラファエルは私を優しく愛撫した。
「古代語のレッスンをしよう」
ラファエルはまっすぐに私を見つめている。凛々しい顔を幸せそうに頬を染め上げて、私の体を愛撫して私が耐えられずによがる様子を、甘い視線で見つめている。
――あとで髪の毛をベアトリスとジュリアに洗ってもらわなければ……。
私はラファエルが古代語をささやくのを聞きながら、髪の毛を洗うのは後にしようと決めた。
「ガダア」
「ガダぁっ……んっあぁん……うぅ……あっんっ」
古代語で愛を囁かれ、私は言葉を覚えるレッスンをしてもらいながら、湯の中でラファエルの愛撫に身をよじって喘いだ。甘い喘ぎ声が出ると、ラファエルは「違うよ」とイタズラっぽく笑って古代語をまた囁き、私に繰り返すように求め、同時に後ろから私を抱き抱えて、胸を揉み、太ももの間を優しく愛撫し続けた。
いやぁっん……っん……っ
外の景色は刻々と夕暮れの赤い空から星が煌めく夜空に変わり、ぽつぽつと川の向こうの街の明かりが見えていたけれども、私はその景色をあまり見れないほど愛撫に溺れて甘い声をあげていた。
体の向きを変えられて、ラファエルに正面から胸を舐められながら、太ももの間の敏感な部分に指を入れられて私は思わずイヤイヤと首を振りながらも、すぐに高みに達してしまった。ラファエルの逞しい胸板を目の前に、これほど凛々しい顔で愛を囁かれると、もう何がなんだかわからないほど私は濡れており、快感に溺れてしまった。
あぁっあぁっんっ
私はラファエルにしがみついてびくびくと体を震わせた。
「入れるよ……」
ラファエルが私にささやき、私は抱き上げられて、浴室にあった休むためのカウチの上にタオルを重ねて寝かされた。そのままラファエルに組み敷かれて、聳り立つ大きなラファエル自身を入れられて、思わずのけぞった。
あぁっんっ
足りないピースがぴたりとハマったような、とても満ち足りた状態に陥り、私は甘く喘いだ。
「可愛いいよ。愛しているよ、ロザーラ」
「私も、ラファエル愛している……あぁっんっあぁっんっあぁっあぁっああぁっあぁっ……」
小刻みに腰を動かして深く入ってきたラファエルは、やがて激しく腰を振り出した。私はあまりの快感に夢中で胸を揺らして喘いだ。唇にキスをされ、また胸の先をつままれ、私は一気に高みに達してびくびくと体を震わせ、ラファエルも切なそうな表情をしたと思うと、高みに達した。
私たちは敵に襲われ続けている。死の恐怖が強くなると、生への衝動で互いを余計に求めたくなるのかもしれない。
とても満ち足りた幸せな温かさの中で、私たちはしばらく抱き合ったままだった。心地が良すぎて眠ってしまいそうだった。
「さあて、第6の宝石探しに戻ろうか」
「その前に美味しい夕食をいただきましょう。お腹が空きましたわ」
私とラファエルは満足して洗濯された清潔な服に着替えて、急いで浴室を後にしたのだった。
私が前回の旅でヴィエナヒトで敵に襲われて死に至ったまで時まであと2日だ。今回は必ず敵をかわすのだ。
――レティシアはもう夕食の席で待っているかしら?と
私はレティシアはケネス王子とどうなったのかしらと思いながら、夕食の席に急いだ。
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