最愛の恋人は仕事と共に。フラれてもあなたのことなど気にしていません。王子はまだ独身で、御愁傷様。子爵夫人より貧乏メイドの方がよろしくってよ!

初恋拗らせ男子と、初恋引きずり令嬢の、身分差、歳の差の恋の行方は?ちょっと変わったラブストーリー。

38歳の王子と、18歳の貧しいメイドの恋が始まる。

ジーン・ハット子爵令嬢に仕えるメイドのエミリーと、大金持ちの令嬢だったクラリッサ・ハット子爵夫人が、ある日偶然入れ替わった。

片方の時は、19歳ジーン・ハット子爵令嬢が結婚を控えるとき。
片方の時は、22歳クラリッサ・ハット子爵夫人が結婚して数年足らずの若かりし頃。

18歳の貧しいエミリー・ノースは大金持ちの22歳のクラリッサ・ハット子爵夫人になり、大金持ちのクラリッサ・ハット子爵夫人は、19歳に成長した愛娘のジーンに仕える、18歳貧しいメイドのエミリーになる。

クラリッサは嫁ぐ前の17歳の頃に18歳のカイル王子に初恋をして、フラれた過去がある。数年経ってクラリッサに再会した王子は、クラリッサと入れ替わったエミリーの魅力に心惹かれて、逆にクラリッサに失恋状態となる。

そのまま時が経過していまだに独身だった王子は、貧乏孤児メイドエミリーと入れ替わったクラリッサに遭遇して心惹かれる。


王子側は処刑された記憶を持つ。王子は3年前にループしている状況で、18歳のエミリーに初遭遇している。(この時点で既にエミリーとクラリッサは入れ替わっている)

それぞれの視線で物語が進む。
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