浮世絵の女

江戸時代の男と、生々しい女達の生き様を書いた、衝撃的な浮世絵の物語です。



この絵は著者が描いたものです。



24h.ポイント 0pt
0
小説 200,333 位 / 200,333件 歴史・時代 2,774 位 / 2,774件

あなたにおすすめの小説

玲瓏たる月の下、命懸けの恋を貴方と

暦海
歴史・時代
 時は江戸時代――15歳の少女、鈴珠は10歳を迎える間近に両親に売られ、現在は遊女として生計を立てている。階級こそ高くはないものの、可憐な容姿に明るい笑顔、そして人当たりの良い鈴珠には一定の人気があり、生きていくにあたり収入に困ることはなかった。それでも、何処か生きる理由を見出だせず日々を過ごしていた。  すると、そんなある日のこと。平時のように客からの指名を待つ彼女の前に現れたのは、この世のものとは思えないほどの端麗な男性で―― *追記 時折、*のマークにて注釈を入れることがあるかもしれません。

あやかし助太刀恋ノ膝栗毛~たぬきの乙女と孤高の剣客~

戯作屋喜兵衛※歴史・時代小説大賞応募中
歴史・時代
島原の乱を最後まで見届けた狸は、あやかし狸乙女『たぬ子』になった。 乱から三十年以上の歳月がすぎ、空き屋敷に棲んでいたたぬ子は武者修行をしていた桃次郎に敗北する。 その強さに惚れたたぬ子は桃次郎についていくことにし、ふたりは助太刀屋をしながら旅を続ける。 旅から旅への自由気ままな生活をしていたが、見目麗しい兎之助の助太刀を引き受けたことで、多くの剣客を敵に回し、さらには幕府からも睨まれることになってしまう。 ふたりの運命は――? 恋の行方は――? たぬ子と桃次郎の過去の接点は――? 笑いあり、涙あり、剣戟ありの歴史浪漫時代小説です。

船を建てた男 ~信長の鉄甲船 建造物語~

九條葉月
歴史・時代
戦国時代版、プロジェクトX ――かつて。織田信長は九鬼嘉隆に命じて『鉄ノ船』を6隻造らせたという。 後の世に言う、鉄甲船である。 歴史の中に消え失せたその船の詳細はまるで分からない。周り全てに鉄板が張られていたとも、いやそんなことはあり得ないとも言われている。 無論、その『鉄ノ船』を造った大工の名も、歴史に残ることなく消え失せた。 はたして。どんな男が『鉄ノ船』を建造したのだろうか……。

半蔵門の守護者

裏耕記
歴史・時代
半蔵門。 江戸城の搦手門に当たる門の名称である。 由来は服部半蔵の屋敷が門の側に配されていた事による。 それは蔑まれてきた忍びへの無上の褒美。 しかし、時を経て忍びは大手門の番守に落ちぶれる。 既に忍びが忍びである必要性を失っていた。 忍家の次男坊として生まれ育った本田修二郎は、心形刀流の道場に通いながらも、発散できないジレンマを抱える。 彼は武士らしく生きたいという青臭い信条に突き動かされ、行動を起こしていく。 武士らしさとは何なのか、当人さえ、それを理解出来ずに藻掻き続ける日々。 奇しくも時は八代将軍吉宗の時代。 時代が変革の兆しを見せる頃である。 そしてこの時代に高い次元で忍術を維持していた存在、御庭番。 修二郎は、その御庭番に見出され、半蔵門の守護者になるべく奮闘する物語。 《連作短編となります。一話四~五万文字程度になります》

蔦屋と写楽

坂本 光陽
歴史・時代
これは蔦屋重三郎と東洲斎写楽の出会いと別れ、創作の葛藤に関する物語。 そういえば、NHK大河ドラマ『べらぼう』の主人公が、蔦屋重三郎ですね。今後の放映で、写楽の人物像や経歴がどのように描かれるか、興味津々です。写楽は謎の浮世絵師というイメージが強いのですが、実は専門家によると揺るがない定説があるのです。

【完結】花魁流れ星

vllam40591
歴史・時代
満開の桜が舞い散る中、江戸の下町にある銭湯「星の湯」の日常を描く。女将の麗子は様々な客の悩みに耳を傾け、適切なアドバイスで信頼を集めている。質素な暮らしの中にも時折見せる気品に、周囲は「並の女将ではない」と感じていた。 麗子は12歳の娘・千星と二人暮らし。千星は聡明で美しく育っていたが、学問所では「母親の素性」をからかわれ、静かに耐えていた。麗子は気づきながらも、自分の過去を話せずにいた。

別れし夫婦の御定書(おさだめがき)

佐倉 蘭
歴史・時代
嫡男を産めぬがゆえに、姑の策略で南町奉行所の例繰方与力・進藤 又十蔵と離縁させられた与岐(よき)。 離縁後、生家の猛反対を押し切って生まれ育った八丁堀の組屋敷を出ると、小伝馬町の仕舞屋に居を定めて一人暮らしを始めた。 月日は流れ、姑の思惑どおり後妻が嫡男を産み、婚家に置いてきた娘は二人とも無事与力の御家に嫁いだ。 おのれに起こったことは綺麗さっぱり水に流した与岐は、今では女だてらに離縁を望む町家の女房たちの代わりに亭主どもから去り状(三行半)をもぎ取るなどをする「公事師(くじし)」の生業(なりわい)をして生計を立てていた。 されどもある日突然、与岐の仕舞屋にとっくの昔に離縁したはずの元夫・又十蔵が転がり込んできて—— ※「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」「大江戸の番人 〜吉原髪切り捕物帖〜」にうっすらと関連したお話ですが単独でお読みいただけます。

ふたつ星、輝いて 〜あやし兄弟と町娘の江戸捕物抄〜

上杉裕征
歴史・時代
おりんは江戸のとある武家屋敷で、下女として働く14歳の少女。ある日突然、屋敷で母の急死を告げられ、自分が花街へ売られることを知った彼女は急遽その場から逃げだした。 母は殺されたのかもしれない――そんな絶望のどん底にいたおりんに声をかけたのは、奉行所で同心として働く有島惣次郎だった。 今も刺客の手が迫る彼女を守るため、彼の屋敷で住み込みで働くことが決まる。そこで彼の兄――有島清之進とともに生活を始めるのだが、病弱という噂とかけ離れた腕っぷしのよさに、おりんは驚きを隠せない。 そうしてともに生活しながら少しづつ心を開いていった――その矢先のことだった。 母の命を奪った犯人が発覚すると同時に、何故か兄清之進に凶刃が迫り――。 とある秘密を抱えた兄弟と町娘おりんの紡ぐ江戸捕物抄です!お楽しみください! ※フィクションです。 ※周辺の歴史事件などは、史実を踏んでいく予定です。