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ひヾき 最終章
わらいなき
しおりを挟むこれまでも、今も、これからもこんなもんだったし、こんなもんで、こんなでしょう。
私は幼稚で、愚か者。
何度も大っぴらに転げ落ち、泣いてるのに馬鹿みたいな笑顔で起き上がっている。
幼稚で愚かで醜悪で薄弱、下等動物が如き私の姿を、吐き気がするほど君の何処かは軽蔑してる。
それでも私は生きてきたし、役目を終えるまでは生きていく。
闇も光も天国も地獄も認識しなければどこも同じ。
泣いてるのか笑ってるのかもわからず、私の泣き顔と笑顔はもう随分前からそんな感じ。
私はアメーバになりたい。
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