君と出逢ったあの時から

其の七

辞書

錯覚 というひとつの言葉だけで、同じことを考えていたの？？君と私？





今日も予定外のスケジュール入ってバタバタ…思うことも考えることも必要ないの（笑）手足、身体を動かすのみ。




あれは君の言ではないのかもしれないけど、君のものだと信じることにするよ。私の心をとても暖かくするから。敢えてそう信じることにするんだ。





ひとひの終わりが見えてきた。明日からはようやく通常生活に戻れる。




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人には各々辞書があるのだと


私は思っている



あるひとつの言葉に対応する説明は


各々の辞書では異なるし


言葉の数も異なるのだろう





何処でも見かけ売っている程度の私の辞書



そして


国立国語研究所の漢字辞典のように


十冊以上もありどれもこれも分厚くて


両手でしっかり支えないと運べない君の辞書






ある言葉の、君固有の意味合いが


私の辞書にも記されているのだとしたら…





私にとって


これほど嬉しいことはない