ヒロインの双子の姉に転生したので妹と一緒に自由を目指します!

星崎 杏

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2章.学園

12話.リフォーム

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「ふう、早速リフォームしていこーおー!」

「おー!」




トンテンカンテン


カンカンカンカン


ギュイーン


ポワワワァー




「やったー完成だ!あとは、リア!お願い!」

「オッケー!“結界”!」


パアッ


「「完成ー!私達が本気をだせばできないことなど無い!」」フッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ


ゴホゴホ


ゼーハーゼーハー


「リフォームがうまくいってテンションが可笑しくなっちゃったみたいだね」

「そうだね、リア」

「完成したし、今度ヴィンスお兄様をここに招待しよっか」

「そうだね~あっ、そうだ!」

「どうしたの?リリー」

「ウィルとリーチェにここに住んでもらうのはどうかな?」

「いいと思う!早速聞いてみよ~」

{{リーチェ(ウィル)、今こっちに来れる?}}

{{大丈夫よ(大丈夫だよ)、リーア(リーナ)}}

{{ありがとう!}}



『それでどうしたの、リーア』

「やっとね、ここの所有権をもらえたからリフォームしたんだけど、いつもリーチェ達が私のつくった異空間にいるのもな~って思って、こっちだと一緒にいられるから、ダメかな?」

『ううん!嬉しい、ありがとうリーア!』


ギュッ


『「おーい!二人とも私達(僕達)のこと、忘れてないよね?」』

『「はっ、忘れてた!ごめんね」』

「はぁ、二人が自分達の世界に入るのは今に始まったことじゃないけど、気を付けてね!」

「はーい、わかった」『ええ、わかったわ』

「じゃあ気を取り直して、ウィル達にこの砦の説明をするね
この砦には空間拡張と破壊不能を付与しています
部屋は私、リア、ウィル、リーチェの私室と談話室や娯楽室、鍛練場、鍛冶部屋、錬金部屋などがあります
他にもキッチン、リビング、書庫、お風呂場には露天風呂もあります
大体はそんな感じ、なにか質問はある?」

『『無いです』』

「じゃあ最後に、なにか欲しいものがあったら言ってください、用意するので!主にリアが」

『『はーい!』』

「ねえねえ、早速娯楽室で映画見よ?」

「いいね!リーチェ達も行く?」

『行きたいわ!』

「ウィルは?」

『僕も行ってみたい!』

「「じゃあ、レッツゴー!」」



そして、しばらくリア、リリー、リーチェ、ウィルの四人?は娯楽室でひたすら遊びました。



「はっ、リア!そろそろ時間がヤバイよ!」

「あっ、本当だ!もう外は真っ暗だね
リーチェ、ウィル私達はそろそろ帰るね」

「帰る前にこれを渡しておくね」

『『これ、何?』』

「これはね、いつでも私達のところか、ここに来れる魔道具だよ!リアがつくってくれたの」

『『そうなんだ!』』

「ここにはいつも来れないから、寂しくなったらそれ、使ってね!」

『『ありがとう!リーア(リーナ)』』

「「じゃあ、またね!家まで“転移”!」」


シュンッ


リアとリリーが転移した後のリーチェとウィル


『帰っちゃったわね』

『そうだね』

『やっぱり、リーア達は凄いわね』

『そうだね、きっと色んな人達に狙われる、だからこの魔道具にリーナ達が危険になったときに知らせる機能を追加してっと、これでいいね』

『そうね、これでリーア達が危険になったら助けに行けるわね』











    
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