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2章.学園
10話.新入生歓迎会2
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(リアの分身体side)
ダダダダダッ
「待てー!」
今私とリリーは目を自分の分身体に繋いでいる
だから分身体が見た景色が見える
〈残り時間十分です。〉
{リリー、そろそろわざと捕まっておどかそっか}
{そうだね!}
そこで一旦止まって!
ピタッ
「ん?何で急に止まったんだ?だが、チャンスだ」
「捕まえた!」
ポンッ
ヒラヒラ
「わっ、いきなり消えたぞ!なんだこの紙は?」
「“残念でしたそれは私達が魔力でつくった分身体です”だと!なんて規格外なんだ!」
{フフッ作戦成功!}
{やったね、これで混乱して判断力が鈍くなればいいんだ!}
{いや~さすがだねリリー!}
{ふふん、それほどでもあるかな~誰も私達がこんな所にいるとは思うまい}
そう、私達は分身体を走らせている隙に屋上まで付与した靴で飛んで来ていたのです!
{そろそろ終わりじゃない?}
{そうだね!フッハッハッハッ賞品は私達の物だ!}
{楽しみだな!どういう風に改造する?}
{やっぱり、日本風でしょ!}
{そうだよね!それで、私達が許可した人以外が入れない結界をはるでしょ?}
{もちろんだよ、そのための魔道具も作ったしね、リアが}
{そうそう、あとは設置して、魔力を流すだけ!}
〈ピータイムアップ、鬼ごっこは終了です。
逃げきった人と鬼に役の人は講堂に戻ってきてください〉
「やったね!逃げきったよ!」
「やったね!」
「「イエーイ」」
パーン
私とリリーは嬉しくてハイタッチをした
「よしっ、講堂に行こう!」
「行こう!リア!」
フワァ
「いや~屋上から講堂まで遠いね!」
「そうだね!もう、転移使っちゃう?」
「そうだね、使おっかリア!」
「「講堂の前に“転移”!」」
シュンッ
「「転移成功!」」
「じゃあ入ろっか、リリー」
「そうだね、入ろっリア!」
ガチャ
ワアー
〈逃げきったシルビオ姉妹が戻って来ました。
シルビオ姉妹がは壇上にあがってください。〉
「すっごく行きたくないけど行こっか、リリー」
「そうだね、行きたくないけど」
〈ただいまから、表彰式を行います。逃げきった生徒は前に出てください。では、一人ずつ欲しい賞品を言ってください。〉
「はい、私は魔の森の最深部にある砦の所有権が欲しいです」
「はい、私は魔の森の最深部にある砦の半径百メートルまでの土地の所有権が欲しいです」
〈魔の森のですか?〉
「「はい!無理ですか?」」
「いや、大丈夫だ!父上に頼んでみる」
「やったね、リリー!」ニコニコ
「やったね、リア!」ニコニコ
〈ところで、なぜ魔の森の最深部にある砦と砦の半径百メートルまでの土地の所有権なのですか?〉
「はい!それは砦が欲しかったからと、一度見てこれだって思ったからです」
〈な、なるほど。どうやって逃げたか聞いてもよろしいですか?〉
「いいですよ~
まず、付与魔法で靴に“飛行”を付与します
次に、光魔法で自分の周辺の光の屈折を変えて相手から見えないようにします」
「そして、風魔法で自分の声を周りに聞こえないように遮断します
最後に魔力を押さえてから靴で飛んで木の上に隠れていました」
シーン
「「あれっなにか変なこと言いました?」」
〈イエ、ソンナコトアリマセンヨ。それよりも凄いですね、もうそんなに魔法が使えるなんて。〉
「「ありがとうございます!小さい頃から練習してきましたので」」
〈そうなんですね。では、質問はこれで終了させていただきます。これで新入生歓迎会鬼ごっこを終わります。〉
「(小声)いや~やっと終わったね!」
「(小声)そうだね!やっぱり楽しみだよね、砦をリフォームするの」
「(小声)どんな風にリフォームする?やっぱりさっき考えていたみたいにする?あとさ、ちょっと魔法でいじらせて欲しいな~ダメ?リリー」
「おーい」
「(小声)ダメじゃないよ!どんな風にいじるの?」
「おーい」
「(小声)それはあとのお楽しみだよ♪」
「おーい」
「(小声)そっかー、楽しみにしてるね!」
「おーい」
「「何ですか?会長さん」」
「はあ、やっと気づいてくれた」
「「あはは、それで、どうしたんですか?」」
「賞品、あれでよかったの?」
「「はい!あれがいいんです!」」
「そ、そうなんだ、わかった数日で用意するね」
「「本当ですか!ありがとうございます!」」ニコニコ
「(うぐっ笑顔の破壊力が凄い、誰にも見せたくないな)じゃあ、お疲れ様」
「「お疲れ様でした」」
「今日はもう終わりだよね、家に帰ろ?」
「そうだね!久しぶりに二人でお風呂に入る?」
「いいね!背中の流しあいとかする?」
「するする!速く帰りたいから転移で帰ろっか」
「そうだね!」
「「家に“転移”!」」
シュンッ
「ふわぁ疲れちゃったな~今日はお風呂に入ってからすぐに寝ようかな~」
「私もそうする~」
「じゃあ早速お風呂に行こっか、リリー」
「そうだね!リア」
二人はお風呂に入った後自室ですぐに寝た。
ダダダダダッ
「待てー!」
今私とリリーは目を自分の分身体に繋いでいる
だから分身体が見た景色が見える
〈残り時間十分です。〉
{リリー、そろそろわざと捕まっておどかそっか}
{そうだね!}
そこで一旦止まって!
ピタッ
「ん?何で急に止まったんだ?だが、チャンスだ」
「捕まえた!」
ポンッ
ヒラヒラ
「わっ、いきなり消えたぞ!なんだこの紙は?」
「“残念でしたそれは私達が魔力でつくった分身体です”だと!なんて規格外なんだ!」
{フフッ作戦成功!}
{やったね、これで混乱して判断力が鈍くなればいいんだ!}
{いや~さすがだねリリー!}
{ふふん、それほどでもあるかな~誰も私達がこんな所にいるとは思うまい}
そう、私達は分身体を走らせている隙に屋上まで付与した靴で飛んで来ていたのです!
{そろそろ終わりじゃない?}
{そうだね!フッハッハッハッ賞品は私達の物だ!}
{楽しみだな!どういう風に改造する?}
{やっぱり、日本風でしょ!}
{そうだよね!それで、私達が許可した人以外が入れない結界をはるでしょ?}
{もちろんだよ、そのための魔道具も作ったしね、リアが}
{そうそう、あとは設置して、魔力を流すだけ!}
〈ピータイムアップ、鬼ごっこは終了です。
逃げきった人と鬼に役の人は講堂に戻ってきてください〉
「やったね!逃げきったよ!」
「やったね!」
「「イエーイ」」
パーン
私とリリーは嬉しくてハイタッチをした
「よしっ、講堂に行こう!」
「行こう!リア!」
フワァ
「いや~屋上から講堂まで遠いね!」
「そうだね!もう、転移使っちゃう?」
「そうだね、使おっかリア!」
「「講堂の前に“転移”!」」
シュンッ
「「転移成功!」」
「じゃあ入ろっか、リリー」
「そうだね、入ろっリア!」
ガチャ
ワアー
〈逃げきったシルビオ姉妹が戻って来ました。
シルビオ姉妹がは壇上にあがってください。〉
「すっごく行きたくないけど行こっか、リリー」
「そうだね、行きたくないけど」
〈ただいまから、表彰式を行います。逃げきった生徒は前に出てください。では、一人ずつ欲しい賞品を言ってください。〉
「はい、私は魔の森の最深部にある砦の所有権が欲しいです」
「はい、私は魔の森の最深部にある砦の半径百メートルまでの土地の所有権が欲しいです」
〈魔の森のですか?〉
「「はい!無理ですか?」」
「いや、大丈夫だ!父上に頼んでみる」
「やったね、リリー!」ニコニコ
「やったね、リア!」ニコニコ
〈ところで、なぜ魔の森の最深部にある砦と砦の半径百メートルまでの土地の所有権なのですか?〉
「はい!それは砦が欲しかったからと、一度見てこれだって思ったからです」
〈な、なるほど。どうやって逃げたか聞いてもよろしいですか?〉
「いいですよ~
まず、付与魔法で靴に“飛行”を付与します
次に、光魔法で自分の周辺の光の屈折を変えて相手から見えないようにします」
「そして、風魔法で自分の声を周りに聞こえないように遮断します
最後に魔力を押さえてから靴で飛んで木の上に隠れていました」
シーン
「「あれっなにか変なこと言いました?」」
〈イエ、ソンナコトアリマセンヨ。それよりも凄いですね、もうそんなに魔法が使えるなんて。〉
「「ありがとうございます!小さい頃から練習してきましたので」」
〈そうなんですね。では、質問はこれで終了させていただきます。これで新入生歓迎会鬼ごっこを終わります。〉
「(小声)いや~やっと終わったね!」
「(小声)そうだね!やっぱり楽しみだよね、砦をリフォームするの」
「(小声)どんな風にリフォームする?やっぱりさっき考えていたみたいにする?あとさ、ちょっと魔法でいじらせて欲しいな~ダメ?リリー」
「おーい」
「(小声)ダメじゃないよ!どんな風にいじるの?」
「おーい」
「(小声)それはあとのお楽しみだよ♪」
「おーい」
「(小声)そっかー、楽しみにしてるね!」
「おーい」
「「何ですか?会長さん」」
「はあ、やっと気づいてくれた」
「「あはは、それで、どうしたんですか?」」
「賞品、あれでよかったの?」
「「はい!あれがいいんです!」」
「そ、そうなんだ、わかった数日で用意するね」
「「本当ですか!ありがとうございます!」」ニコニコ
「(うぐっ笑顔の破壊力が凄い、誰にも見せたくないな)じゃあ、お疲れ様」
「「お疲れ様でした」」
「今日はもう終わりだよね、家に帰ろ?」
「そうだね!久しぶりに二人でお風呂に入る?」
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「そうだね!」
「「家に“転移”!」」
シュンッ
「ふわぁ疲れちゃったな~今日はお風呂に入ってからすぐに寝ようかな~」
「私もそうする~」
「じゃあ早速お風呂に行こっか、リリー」
「そうだね!リア」
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