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2章.学園
4話.いじめ
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生徒会に入ってから一週間がたったある日、
「うわー、陰湿だねリリー(どうやってやり返す?)」ニコニコ
「そうだね~(とりあえず証拠でも集めよっか?)」フフフッ
二人がいつも使っている机に切り刻まれた二人の教科書がおいてあった。
「リア、とりあえずカメラで写真撮っておこ?」
「オッケー、ヴィンス兄さんにばれたらやばいよね
創造魔法で教科書出しておいた方がいいよね」
創造魔法物体作成“教科書×2”
ポンッ
「フフッ作成完了!はい、こっちがリリーの分ね」
「相変わらずすごい魔法だよね
あっ、そうだ!私達の持ち物に“破壊不能”を付与しない?」
「そうだね、壊すことができなかったら隠すだろうから“探知”も付与しておこ?」
「そうだね、とりあえず付与スキルを作るね」
創造魔法スキル作成“付与”
「作成できたから次は、スキル付与“付与”っと
リリーにも付与したよ」
「ありがとう、早速付与していこう!」
「「おー」」
そうしてすべての持ち物に“破壊不能”と“探知”を付与した。
翌日の早朝、Sクラスの教室に一人の令嬢の姿があった。
「ほんと、生徒会に入っていい気になって!あの阿婆擦れ姉妹が!また今日も教科書を使えないくらいビリビリにしてあげるわ」
令嬢はそう言って教科書をナイフで破ろうとするが破れなかった。
「あれっ?何でなのよ!これじゃあ、あの双子が困らないじゃない!~っもういいわ、ワタクシが持っておけばどうせあの双子は困るはずよ!」
「フフフッどうせリュシアン様に近づくために生徒会に入ったのでしょうけど、そうはいかないわ!あの方に相応しいのはワタクシよ!絶対に認めないんだから!」
そう言って令嬢は教室から出ていった。
令嬢は教室に誰もいないと思っていたようだが実はリアとリリーが魔法で姿を消して、じっとみていたのだ。
「ねえ、リリー今の様子バッチリ録画できた?」
「ええ、もちろんできているよ!しかも、笑っちゃうよね私達が王太子様に近づくために生徒会に入っただなんて」
「そうだよね、本当はお願い(拒否権無し)されたのにね」
「それに、私達は学園を卒業したら自由に生きるって決めてるんだから!自由の少なそうな王太子妃なんてなりたくないんだから!」
「ほーんと、偏見だよね!どうせ結婚するなら平凡が一番だよ!まあ、結婚なんてするきは無いけどね~」
「そうだよ!私はずっとリアと一緒にいるんだからね!」
「嬉しい!リリー、私もだよ!」
ガシッ
二人はそう言って抱きつきあった。
「ハッそうだった、話がそれたね
とりあえず今回の証拠は撮れたし結果は上々だね」
「そうだね~たぶん次は呼び出しか、悪意のこもった手紙だよね?呼び出しようにボイスレコーダー造っておくね?」
「うん、よろしくねリア」
「呼び出しが楽しみだね、リリー」
「そうだね、リア」
「「フフフフフッ」」
二人の不気味な笑い声が朝の教室に鳴り響いた。
「うわー、陰湿だねリリー(どうやってやり返す?)」ニコニコ
「そうだね~(とりあえず証拠でも集めよっか?)」フフフッ
二人がいつも使っている机に切り刻まれた二人の教科書がおいてあった。
「リア、とりあえずカメラで写真撮っておこ?」
「オッケー、ヴィンス兄さんにばれたらやばいよね
創造魔法で教科書出しておいた方がいいよね」
創造魔法物体作成“教科書×2”
ポンッ
「フフッ作成完了!はい、こっちがリリーの分ね」
「相変わらずすごい魔法だよね
あっ、そうだ!私達の持ち物に“破壊不能”を付与しない?」
「そうだね、壊すことができなかったら隠すだろうから“探知”も付与しておこ?」
「そうだね、とりあえず付与スキルを作るね」
創造魔法スキル作成“付与”
「作成できたから次は、スキル付与“付与”っと
リリーにも付与したよ」
「ありがとう、早速付与していこう!」
「「おー」」
そうしてすべての持ち物に“破壊不能”と“探知”を付与した。
翌日の早朝、Sクラスの教室に一人の令嬢の姿があった。
「ほんと、生徒会に入っていい気になって!あの阿婆擦れ姉妹が!また今日も教科書を使えないくらいビリビリにしてあげるわ」
令嬢はそう言って教科書をナイフで破ろうとするが破れなかった。
「あれっ?何でなのよ!これじゃあ、あの双子が困らないじゃない!~っもういいわ、ワタクシが持っておけばどうせあの双子は困るはずよ!」
「フフフッどうせリュシアン様に近づくために生徒会に入ったのでしょうけど、そうはいかないわ!あの方に相応しいのはワタクシよ!絶対に認めないんだから!」
そう言って令嬢は教室から出ていった。
令嬢は教室に誰もいないと思っていたようだが実はリアとリリーが魔法で姿を消して、じっとみていたのだ。
「ねえ、リリー今の様子バッチリ録画できた?」
「ええ、もちろんできているよ!しかも、笑っちゃうよね私達が王太子様に近づくために生徒会に入っただなんて」
「そうだよね、本当はお願い(拒否権無し)されたのにね」
「それに、私達は学園を卒業したら自由に生きるって決めてるんだから!自由の少なそうな王太子妃なんてなりたくないんだから!」
「ほーんと、偏見だよね!どうせ結婚するなら平凡が一番だよ!まあ、結婚なんてするきは無いけどね~」
「そうだよ!私はずっとリアと一緒にいるんだからね!」
「嬉しい!リリー、私もだよ!」
ガシッ
二人はそう言って抱きつきあった。
「ハッそうだった、話がそれたね
とりあえず今回の証拠は撮れたし結果は上々だね」
「そうだね~たぶん次は呼び出しか、悪意のこもった手紙だよね?呼び出しようにボイスレコーダー造っておくね?」
「うん、よろしくねリア」
「呼び出しが楽しみだね、リリー」
「そうだね、リア」
「「フフフフフッ」」
二人の不気味な笑い声が朝の教室に鳴り響いた。
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