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2章.学園
3話.生徒会
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{リアー、おーきーてー!}
{え~もうすぐ私の番?}
{今4位の人だからもうすぐだよ}
{わかった}
「ボクは3位のニコラス・フォン・モルターナです
第二王子だとか気にしないで接していただけると嬉しいです、よろしくお願いします」
「1位のリリアーナ・シルビオです」
「それだけか?」
「はい、特に話すことなどないので」
「次は私だね!
同じく1位のミリアーナ・シルビオです
リリーとは双子です!リリーに手を出したら容赦なく叩き潰して差し上げます!」
「リア、そんなこと言ったらだめだよ!
せめて社会的に殺すにしないと!」
「うん、そうだね!」ニコッ
「だそうだ、これから三年間このメンバーで過ごす
じゃあ、今日はこれで終わりだ!解散
あ、シルビオ姉妹は今から一緒に生徒会室に来てくれ」
「「わかりました」」
{うげー、めんどくさそう}
{そんなこと言ったらだめだよ、リア}
{そういえばさ、生徒会に入るってストーリーにあったっけ?}
{あったかも、生徒会長の挨拶の時に興味無さそうにしていたのに興味を持たれるって、まさか}
{あー、私達バッチリフラグ回収しちゃってるね
私なんて寝てたし}
{やっちゃったなー、ま、しょうがないか}
{うん、そうだね!気にしても仕方ない!}
コンコン
ガチャ
「シルビオ姉妹をつれてきました」
生徒会室に入るととても良い笑顔でソファーに座っている生徒会長と、とても不機嫌そうな義兄と、腹黒そうな笑顔を浮かべた副生徒会長がいた。
「ありがとうございます、ジルベール先生
では、ミリアーナ嬢とリリアーナ嬢はそこのソファーに座ってください」
「「わかりました」」
「では、単刀直入に言います
貴女方二人には生徒会に入ってもらいます」
「すみません、それって私達に拒否権ってありますか?」
「いえ、ありませんよ」
「(小声)拒否権無いみたいだよ、どうする?リリー」
「(小声)あー、何かそういう設定あったような気がする」
「(小声)ええー、どうするの?生徒会に入ったら学園生活エンジョイできないじゃん!
もしかしたらいじめられるかもしれないよ?」
「(小声)学園生活をエンジョイできないのは辛いね
でも、いじめくらいなら二人で協力して加害者側に倍で仕返しすれば問題ないよ」
「(小声)そうだね、リリー!やっぱり私達は二人で最強だしね!」
「ゴホンッそろそろ良いかな?」
「あ、すみません、大丈夫です」
「では、生徒会に入ってもらうためにこの書類にサインしてもらっても構わないだろうか?」
「「わかりました」」
カキカキ
「これで今日から君たちは生徒会役員だ、よろしくね」
「あの、話が終わったのなら帰ってもよろしいですか?」
「ああ、別に構いませんよ」
「そうですか、失礼いたします、行こっリリー」
「私も失礼いたします」
ガチャ
{はぁ、生徒会に入ることになっちゃったね}
{やっぱり、強制力には逆らえないのかな?
たしか、生徒会に入ってから嫉妬でいじめられるのだったよね、リリー}
{うーん、でもゲームでは生徒会に入るのは私だけだったよ}
{つまり、ここは乙女ゲームの世界ではないっていう可能性があるってこと?}
{そうかもしれないけど、まだわからないね}
{そっか~ま、とりあえず恋愛フラグを立てないようにしないとね}
{そうだね~頑張ろうね?}
{{えい、えい、お~}}
と、腕を上に突き上げて言った。
{え~もうすぐ私の番?}
{今4位の人だからもうすぐだよ}
{わかった}
「ボクは3位のニコラス・フォン・モルターナです
第二王子だとか気にしないで接していただけると嬉しいです、よろしくお願いします」
「1位のリリアーナ・シルビオです」
「それだけか?」
「はい、特に話すことなどないので」
「次は私だね!
同じく1位のミリアーナ・シルビオです
リリーとは双子です!リリーに手を出したら容赦なく叩き潰して差し上げます!」
「リア、そんなこと言ったらだめだよ!
せめて社会的に殺すにしないと!」
「うん、そうだね!」ニコッ
「だそうだ、これから三年間このメンバーで過ごす
じゃあ、今日はこれで終わりだ!解散
あ、シルビオ姉妹は今から一緒に生徒会室に来てくれ」
「「わかりました」」
{うげー、めんどくさそう}
{そんなこと言ったらだめだよ、リア}
{そういえばさ、生徒会に入るってストーリーにあったっけ?}
{あったかも、生徒会長の挨拶の時に興味無さそうにしていたのに興味を持たれるって、まさか}
{あー、私達バッチリフラグ回収しちゃってるね
私なんて寝てたし}
{やっちゃったなー、ま、しょうがないか}
{うん、そうだね!気にしても仕方ない!}
コンコン
ガチャ
「シルビオ姉妹をつれてきました」
生徒会室に入るととても良い笑顔でソファーに座っている生徒会長と、とても不機嫌そうな義兄と、腹黒そうな笑顔を浮かべた副生徒会長がいた。
「ありがとうございます、ジルベール先生
では、ミリアーナ嬢とリリアーナ嬢はそこのソファーに座ってください」
「「わかりました」」
「では、単刀直入に言います
貴女方二人には生徒会に入ってもらいます」
「すみません、それって私達に拒否権ってありますか?」
「いえ、ありませんよ」
「(小声)拒否権無いみたいだよ、どうする?リリー」
「(小声)あー、何かそういう設定あったような気がする」
「(小声)ええー、どうするの?生徒会に入ったら学園生活エンジョイできないじゃん!
もしかしたらいじめられるかもしれないよ?」
「(小声)学園生活をエンジョイできないのは辛いね
でも、いじめくらいなら二人で協力して加害者側に倍で仕返しすれば問題ないよ」
「(小声)そうだね、リリー!やっぱり私達は二人で最強だしね!」
「ゴホンッそろそろ良いかな?」
「あ、すみません、大丈夫です」
「では、生徒会に入ってもらうためにこの書類にサインしてもらっても構わないだろうか?」
「「わかりました」」
カキカキ
「これで今日から君たちは生徒会役員だ、よろしくね」
「あの、話が終わったのなら帰ってもよろしいですか?」
「ああ、別に構いませんよ」
「そうですか、失礼いたします、行こっリリー」
「私も失礼いたします」
ガチャ
{はぁ、生徒会に入ることになっちゃったね}
{やっぱり、強制力には逆らえないのかな?
たしか、生徒会に入ってから嫉妬でいじめられるのだったよね、リリー}
{うーん、でもゲームでは生徒会に入るのは私だけだったよ}
{つまり、ここは乙女ゲームの世界ではないっていう可能性があるってこと?}
{そうかもしれないけど、まだわからないね}
{そっか~ま、とりあえず恋愛フラグを立てないようにしないとね}
{そうだね~頑張ろうね?}
{{えい、えい、お~}}
と、腕を上に突き上げて言った。
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