ヒロインの双子の姉に転生したので妹と一緒に自由を目指します!

星崎 杏

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2章.学園

2話.Sクラス

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「あっ、そうだ!ねえリリー私さ、“念話”っていうスキルつくろうと思うんだけど、リリーもいる?」

「えっ!いいの?ならほしい!」

「オッケー!じゃあつくるね」


創造魔法スキル作成“念話”


「よしっ、つくれたね、次は
スキル付与“念話”っと、ちょっと試そっか」

{テステス、こちらリア聞こえますか?}

{はい、こちらリリー聞こえますよ}

「これでいいね!いざとなったら念話を使えばいいしね!」

「ああーなるほどね、それで念話をつくったんだねリア」

「そういうこと!これで離れていても話が出来るしね!安心でしょ?」


それから私達は念話をしながら教室へ向かった。


「よーしっ教室に着いたね、覚悟はいいリリー?」

「うん大丈夫だよ、そっちこそ大丈夫?」

「ふふっ大丈夫だよ、じゃあいっせーのーでで開けるよ!」

{{いっせーのーで!}}


ガラガラ


{うわー、視線がびしびし刺さるよ、リリー}

{そうだね、ポーカーフェイスでいかないとね}

{席は自由でいいみたいだし窓側に行こ?}

{そうだね、窓側に行こっか}


そして窓側の席に座った。


{ねえ、リリー暇だし念話でリーチェ達としゃべらない?}

{いいね!でもウィル達は念話もってないよ?}

{ふっふっふ、お任せあれ!離れていてもスキル付与はできるのだ!}

{わぁー、リアすごい!}

{早速付与するね
リーチェとウィルにスキル付与“念話”
よしっ出来たよ!では早速、リーチェ聞こえる?}

{聞こえるよミーア、やっぱりミーアは凄いね!}

{えへへ、そうかな(*´∀`)♪リーチェにそう言ってもらえて嬉しいな
でも、もうスキルを使いこなしているリーチェも凄いよ}

{そうかな?ありがと、ミーア}

{はいはい、二人の世界に入らない!もうっまた私とウィルのこと忘れてたでしょ}

{うにゅーごめんねリリー}

{私もごめんなさいリリー、ついついミーアと話をしちゃって}

{まあまあ、もう諦めなってリーナ、いつものことででしょ?}

{まあそうだけどさー}


ガラガラ


「ほら、席に着け」


{{ごめんねリーチェ(ウィル)、先生が来たから一回念話切るね}}

{{別にいいよ、ミーア(リーナ)}}


「俺はSクラス担当の教師のジルベール・ランドリックだ
定期試験で落ちない限りクラスは変わらない、三年間よろしくな
この学園は実力が第一だ、爵位を振りかざした場合はそれ相当の処罰が下される
その事をよく覚えておくように」



「では始めに、自己紹介してもらう
入学試験20位から始めてくれ」


「はい、私は20位の…………………………」


{ふわぁ眠いからちょっと寝るね
私の番が近づいたらリリー起こしてね}

{わかったよ、しょうがないな}


やっぱり眠い、まあしょうがないよねヾ(o≧∀≦o)ノ゙


{おやすみー}


こうして私は夢へと旅立った。















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