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2章.学園
1話.学園入学
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「ねえねえ、リア
やっぱり貴族って美形が多いね?」
「そうだね、リリー
ていうか、さっきから視線かんじるね?」
「そうだね、そんなに双子って珍しいかな?」
「うーん?私達が髪の色以外が一緒だからじゃない?」
「あー、そうかも
でも気にしても仕方ないし無視しとこっか?リア」
「うん、そうしようリリー」
「えー、ただ今から第百六十回フェアリル魔法学園入学式を行います。生徒会長リュシアン・フォン・モルターナさん!」
「はい」
キャー
「(小声)ねえリリー、何か騒がしくない?」
「(小声)たぶん王太子様が壇上にあがったからじゃない?」
「(小声)キャーキャーいうほどかっこいいっていうこと?」
「(小声)そうじゃない?」
「静粛に、新入生の皆、入学おめでとう…………………」
ふあー眠い、ちょっとくらい寝てもいいよね?
おやすみ~💤
ユサユサ
「リア起きて、起きてってば」
「ウニュッ起きたよリリー
あれっもう入学式終わったの?」
「うん、さっきね
今から入学試験の結果を見に行くんだよ」
「そうなんだ、じゃあ行こ?
そういえばリリー、試験の問題どうだった?
何か簡単じゃなかった?」
「確かに、簡単だったね
まあこっちの世界には科学が無いからその分簡単なのかもね」
「あー、そうかもね(苦笑)リリー着いたよ!名前さがそ?」
うーん、私の名前はどこだろう?
「あっ!リア、名前あったよ」
「えっ!どこにあった?」
「ほら、1位の所に
私も1位だったよ!しかも満点だ!お揃いだね」
「そうだね!1位ってことはSクラスだね!
やったー!一緒のクラスだー!じゃあSクラスの教室に行こ?」
「うん、行こ行こ!」
この時リアとリリーは知らなかった。入学試験で満点をとれる人が三十年に一人いるかどうかということを。
やっぱり貴族って美形が多いね?」
「そうだね、リリー
ていうか、さっきから視線かんじるね?」
「そうだね、そんなに双子って珍しいかな?」
「うーん?私達が髪の色以外が一緒だからじゃない?」
「あー、そうかも
でも気にしても仕方ないし無視しとこっか?リア」
「うん、そうしようリリー」
「えー、ただ今から第百六十回フェアリル魔法学園入学式を行います。生徒会長リュシアン・フォン・モルターナさん!」
「はい」
キャー
「(小声)ねえリリー、何か騒がしくない?」
「(小声)たぶん王太子様が壇上にあがったからじゃない?」
「(小声)キャーキャーいうほどかっこいいっていうこと?」
「(小声)そうじゃない?」
「静粛に、新入生の皆、入学おめでとう…………………」
ふあー眠い、ちょっとくらい寝てもいいよね?
おやすみ~💤
ユサユサ
「リア起きて、起きてってば」
「ウニュッ起きたよリリー
あれっもう入学式終わったの?」
「うん、さっきね
今から入学試験の結果を見に行くんだよ」
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何か簡単じゃなかった?」
「確かに、簡単だったね
まあこっちの世界には科学が無いからその分簡単なのかもね」
「あー、そうかもね(苦笑)リリー着いたよ!名前さがそ?」
うーん、私の名前はどこだろう?
「あっ!リア、名前あったよ」
「えっ!どこにあった?」
「ほら、1位の所に
私も1位だったよ!しかも満点だ!お揃いだね」
「そうだね!1位ってことはSクラスだね!
やったー!一緒のクラスだー!じゃあSクラスの教室に行こ?」
「うん、行こ行こ!」
この時リアとリリーは知らなかった。入学試験で満点をとれる人が三十年に一人いるかどうかということを。
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